• メメント・モリ -西洋美術の謎と闇-

    ダークサイドの西洋美術にまつわる絵画や展覧会、グッズ情報をご紹介。

    ネットショップ「めめんと・もり -美術と神話の不思議かいぶつ雑貨-」が名古屋のクリエーターズマーケットに初出店します!
    ブースNo.はM-183(2号館)です。2018年6月30日(土)、7月1日(日)の両日となるので、遊びに来てください^^

    トリスタンとイゾルデの絵画11選。妙薬を飲んだ二人は禁断の愛を交わし、絶命する

    1916 John William Waterhouse -

     「トリスタンとイゾルデ」、もしくは「トリスタン物語」は中世時代から語り継がれている、悲恋物語です。
     起源はケルト(イギリス辺り)とされ、12世紀頃にフランスで物語としてまとめられて、13世紀頃にドイツや他の場所へと伝えられていきました。物語によって内容の変化がありますが、大筋はマルク王に仕える騎士トリスタンと、その王の妃イゾルデが愛の妙薬を誤って飲んでしまい、互いに惹かれ合って命を落としてしまうという話です。禁断の愛や悲劇をふんだんに盛り込んだこの物語は、現代でも人気があり、オペラや映画、歌劇や劇団となっています。
     中世と象徴主義の絵画をミックスさせながら、トリスタンとイゾルデの作品11点をご覧ください。なお、作品の場面と説明文が一致していない部分があるので、ご了承ください。


    bottan_03_01

    禁断の果実を採るアダムとイブの絵画12選。蛇の悪魔に誘われ、二人は罪を背負う

    Mabuse-Jan Gossaert (1478-1532) -

     アダムとイブ(イヴ、エヴァ)は旧約聖書の「創世記」に登場する、世界最初の人間です。
     世界創造の後に唯一神はアダムを作り、彼をエデンの園に住まわせました。そこには様々な種類の木が置かれており、中心には命の木と知識の木の二本が植えられていました。唯一神はアダムに知識の木の実は食べてはならないと告げ、アダムのわき腹からイブが創造されます。
     二人はしばらく幸せに暮らしていましたが、ある日イブの元に蛇が現れ「善悪の知識の実を食べるがいい」とそそのかします。彼女は果実をかじってアダムに勧め、彼もそれを口にしました。二人はとうとつに自分達が裸であること恥じ、イチジクの葉で腰を覆いました。実を食したことが原因で二人は楽園を追い出されてしまいます。
     禁断の果実を採るアダムとイブの絵画、12選をご覧ください。


    bottan_03_01

    北欧神話の戦乙女ヴァルキリーの絵画12選。戦死した者をヴァルハラへ導く使者

    Hans Makart 1877 -

     ヴァルキリーは北欧神話に登場する半神の戦乙女たちで、ワルキューレとも呼ばれています。
     神々の最終戦争ラグナロクに向けて、主神オーディンは勇猛勇敢な人間を集めることにし、ヴァルキリーたちに戦死した英雄を連れてくるよう命じました。ヴァルキリーたちは天馬に乗って戦場へ赴き、勇猛な人物の魂を選んでエインヘリヤルとして、彼等を神々の国アースガルズにあるヴァルハラへ招きました。ヴァルハラへ来たエインヘリヤルたちはラグナロクの為に毎日戦争の修練をし、夜はヴァルキリーたちに蜜酒でもてなされるのです。
     英雄の魂を選定し、神々へと導く戦乙女の姿、12選をご覧ください。



    bottan_03_01

    底辺の地位で生きる物乞い。厳しい西洋の身分社会を生き抜く乞食の絵画 11選

    Giacomo CERUTI  1736 -

     西洋の中世時代は厳格な身分制社会でした。
     裕福層と貧民層が明確に分けられ、貧民の者が富を手に入れることはごくまれで、基本は産まれた地位のままで生を終えました。そして、身分社会の底辺で生き抜く人々が「物乞い(乞食)」です。物乞いとして生きる人々は病気や怪我の治療もままならずに道端で命を落とし、名も知られないまま葬られてしまいます。共同墓地にすら入れられない場合もあります。
     このテーマは難しい問題を含んでいる為、気を付けたつもりですが不快な表現がある場合があります。それでは、下層の人々の絵画11点をご覧ください。


    bottan_03_01

    きもかわいいねこ!中世ルネサンス時代のシュールな猫の絵画と挿絵 12点

    Book of Hours from France, 15th century -

     現在、日本は大変な猫ブームになっております。2015年に犬と猫の飼育数がほぼ同数となり、今では猫が上位に立つほどに。日本と世界から色々な猫ちゃんが紹介され、テレビや本で大いに取り上げられ、かわいい写真集や画集も出版されまくっています。
     一方、中世ルネサンス時代の西洋人も猫を描きました。猫をペットとして飼っている人が当時もいたものの、猫を「魔女の使い魔的存在」と考える人が多数おりました。それが原因かは定かではないですが、この時代の猫はかわいい姿もありますが、中には「どうしてこうなった」と思うシュールな猫の絵画も存在します。
     面白くきもかわいい猫の絵画と挿絵12点をご紹介します!


    bottan_03_01

    怪物のオンパレード。ルネサンス期の学者の著書に出てくるモンスターの挿絵11選

    Ulisse Aldrovandi 1 -

     中世ルネサンスにおいて、世界の果ては未知の領域でした。西洋にいる動物はほんの一部で、世界中には恐ろしい怪物が存在していると信じられていました。当時の人々の考えを代弁しているのが、アルドロヴァンディの著書の挿絵です。
     ウリッセ・アルドロヴァンディは博物学者で、ボローニャ大学で医学と哲学を教えていました。彼の興味は多岐に渡り、昆虫、動物、植物、科学などあらゆる分野に精通しており、彼はゲスナーという人の「動物誌」の文章を参考にして本を編纂していました。しかし、動物の実物を知らないままに弟子が挿絵を描いたようで、一部とんでもない怪物が描かれることになります。例えば、象という生物がいることは知っていても、実物は見たことがありません。文章で推測した象は怪物になってしまうのです。(中世の人作のとんでもない象はこちら) また、風の噂でしか聞いたことがない地の果ての怪物も、生物の枠に入れられてしまいます。
     そして、アルドロヴァンディの著書の中から怪物が描かれた挿絵を集め、弟子が一つの本に纏めたのが「怪物史(1621年)」となります。「怪物史」を主にして、奇妙なモンスターの姿11点をご紹介します。


    bottan_03_01

    絵画11点!フィンランド神話「カレワラ」は、爺さんと鍛冶屋と美形が旅する壮大物語

    Robert Wilhelm Ekman (1808–1873) -

     「カレワラ」はフィンランドで伝えられている民族叙事詩です。
     フィンランドには独特の伝説や伝承があったものの、内容は地域によってまちまちで一貫性がありませんでした。そこで、エリアス・リョンロットという医師は物語を集め、それを組み合わせて一つに纏め上げました。それが1835年に出版された旧カレワラとなり、更に話を増やして新版が創刊され、これが現在の「カレワラ」となります。
     物語は爺さんの英雄「ワイナミョイネン(ヴァイナモイネン)」、真面目な鍛冶屋「イルマリネン」、乱暴な美形「レンミンカイネン」の三名を筆頭に、織りなされる壮大なドタバタファンタジー。吟遊詩人、天空神、魔女、魔法具、精霊、戦争、愛憎といった要素が詰め込まれ、ファンタジーが好きな方にはたまらない内容になっております。
     フィンランドの画家たちが描いた、カレワラの絵画11点をご覧ください。


    bottan_03_01

    212点のシュールな彫像だらけ!ノルウェーの観光名所「ヴィーゲラン彫刻公園」

    Oeuvre de Gustav Vigeland Norwegians -

     ヴィーゲラン彫刻公園はノルウェーの首都オスロにある、観光名所の公園です。
     この彫刻公園はフログネル公園の一部ではあるものの、32万平方メートルもの敷地を有しており、ノルウェーの彫刻家グスタフ・ヴィーゲランの作品ばかりが展示してあります。作品テーマは「人生の様々なありよう」。全212作品、600体以上の彫刻が公園内に陳列されています。
     彫刻をイメージすると格好いいポーズをとった男性や女性が思い浮かぶのですが、ヴィーゲランの作品は一味違います。笑いあれば悲しみあり。怒りがあれば喜びあり。苦しみあれば静けさあり。人間味にあふれ、中には摩訶不思議なポーズをとっているものがいたりして、シュールで面白いです。
     人生の諸々を映し出した11作品を見ていきましょう!


    bottan_03_01

    伝説の迷惑下品!ドイツのトリックスター「ティル・オイレンシュピーゲル」の挿絵11選

    Konstantin Kalinovich -

     ティル・オイレンシュピーゲルは14世紀の北ドイツに実在したとされる、伝説のトリックスター的人物です。
     ティル・オイレンシュピーゲルと明記するのは長いので、ティルと書かせていただきます。彼はブラウンシュバイクのクナイトリンゲン村に生まれ、子供の頃から悪戯やひっかけが大好きで、人々に数々の迷惑行為や下品な行動を繰り返しました。1350年に病死する瀬戸際までそれは続けられました。
     ティルは数々の職人になりすまし、行く先々で人々をからかいました。彼の十八番は言葉を真っ向から受け取り、本当にそれをやってのけること。例えば暴言で「屋根から出ていけ!」と言われれば、実際に屋根を突き破って出ていくし、暴言で「糞でもしてな!」と言われれば、本当にその場でしちゃうという感じです。相手がびっくりして「やめろ!」というと「え、だってそう言ったでしょ?」という感じな反応をするので質が悪い。
     彼の伝説話は口頭で伝えられ、「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」という一冊の本に纏められました。創刊されるとその本は大人気となり、今でもドイツで愛読されています。
     トリックスター、ティルの挿絵11点を見ていきましょう。


    bottan_03_01

    残酷な拷問方法。魔女狩りの被害者はむごい拷問にかけられ、自白を強要される

    Charles Stanley Reinhart 19 -

     魔女狩りでは残虐すぎる拷問が行われていました。
     15~17世紀にかけて魔女狩りは激化していき、悪魔と結託したという容疑で逮捕された犠牲者は、いくら身の潔白を主張しても無駄に終わります。必ず有罪になる裁判が行われ、拷問部屋へ連れていかれました。そこでは非道すぎる様々な拷問が行われており、犠牲者はあまりの苦痛に「私は魔女です。悪魔と結託しました」と白状をするか、拷問によって死ぬしかなかったのです。そして、嘘の白状をして拷問室から逃れたとしても、魔女である罪で火あぶりにされて処刑されてしまいます。魔女の容疑にかけられたら、逃げ道はどこにもないのです。
     むごすぎる拷問の挿絵や絵画、11点をご紹介します。なお、作品の作者が不明なものが多いですが、パブリックドメインと判断して掲載させていただきます。以下閲覧注意です!


    bottan_03_01
    プロフィール
    aicon

    管理人:


    中世ルネサンスのシュールな絵画をこよなく愛する。
    師匠はヒエロニムス・ボス。
    神秘とダークな作品情報を皆様と共有していきたいと思います。

    button

    メメント・モリについて

    アーカイブ
    記事検索
    記事検索
      PR
    【異形の怪物LINEスタンプ】
    line logo2


    ブログランキング・にほんブログ村へ

    ―最新記事をお届け―

    buttons

    buttons - コピー (2)

    buttons - コピー

    PC用広告