• メメント・モリ -西洋美術の謎と闇-

    ダークサイドの西洋美術にまつわる絵画や展覧会、グッズ情報をご紹介。

    名古屋のクリマの出展が無事に終了しました。ブースに来て頂いた方、ご購入された方、本当にありがとうございました!

    ボスで占う人生。ヒエロニムス・ボスの作品をモチーフにしたタロットカードをご紹介

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     数年前、「ボスタロット」を楽天市場で購入しました。
     大アルカナ22枚、小アルカナ56枚の合計78枚組で、イタリアのLo Scarabeoというメーカーが製造しています。ヒエロニムス・ボスの絵画そのままではなく、ボスの世界観や人物、怪物を元にして制作されており、絵柄は油絵ではなく水彩色鉛筆のような優しい質感になっています。それでも78枚すべてにイラストが描かれており、ボスファンにはたまらない、数々のモチーフがちりばめられています。
     早速中身を見ていきましょう!


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    2017年7月「怖い絵」展が開催!恐怖の絵画を紹介する、中野京子の名著の展覧会

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      「怖い絵」展は2017年の夏~冬の間、兵庫と東京の二か所の美術館で開催されます。兵庫県立美術館は7月22日~9月18日、上野の森美術館は10月7日~12月17日の間に展示があります。
     「恐怖の絵画」を題材とした大ベストセラー本「怖い絵」は、ドイツ文学者である中野京子氏によって書かれ、大きな反響を呼びました。本書を読んだ事がある方は多いのではないでしょうか。かくなる私も読んだ一人です。「怖い絵」第一巻が発売されたのが2007年で、今年で10年目となるので、その記念として展覧会が催されることになったそうです。概要を見ていきましょう!


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    【絵画13点】ルネサンスの画家ボッティチェリ。ヴィーナスの誕生の他も名作ばかり!

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     サンドロ・ボッティチェリ(1445年-1510年)は初期ルネサンス時代のイタリアの画家です。
     フィレンツェ派の代表的な画家で、知らない方はほとんどいないのではないでしょうか。ボッティチェリはあだ名で、本名はアレッサンドロ・ディ・マリアーノ・フィリペーピといいいます。フィリッポ・リッピを師匠にして学んだ後、メディチ家の保護を受けて様々な傑作を生みだしました。ボッティチェリの作品は、現代で言うと不透明水彩絵の具に近いテンペラで描かれています。テンペラは塗り重ねをすると下の層が見えなくなってしまうのですが、彼は巧みに細い線を用いてハッチングし、きめ細やかな立体感を生み出しています。
     ボッティチェリの代表作に「ヴィーナスの誕生」と「プリマヴェーラ(春)」がありますが、それだけではありません。彼は数多くの傑作を世に出しています。繊細で美しい作品の数々をご覧ください。


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    新アルバム購入!シンフォニックメタル Xandriaの「Theater of Dimentions」レビュー

    Xandria

     1月25日に、Xandriaの新アルバム「Theater of Dimentions」が自宅に届きました。発売日に来た嬉しい!
     Xandriaはドイツの5人組のシンフォニックメタルバンドで、現在オランダの歌手ディアネ・ファン・ヒアースベーヘンがヴォーカルになっております。超高音のオペラのような声音と古典的な音楽、疾走感のある激しいロックを合わせたような感じで、神秘さを備えた迫力のあるメタルバンドとなっております。
     早速中身を見ていきましょう!


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    【画像14点】ヨナと魚が一体化。旧約聖書のヨナの絵が魚に喰われすぎてシュール

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     ヨナは旧約聖書「ヨナ書」に登場するユダヤの預言者です。
     ヨナは強情張りの性格で、神に「町ニネヴェの人々の罪を悔い改めるよう言いなさい」と告げられても、無視して海へ出てしまいます。船に乗ったヨナは大嵐にあい、船員らに海中に放り投げられ、巨大魚(クジラともされる)に呑み込まれてしまいました。ヨナは反省し、魚の腹の中で神へ懺悔します。
     神は仕方がないな、と魚から彼を吐き出させました。ヨナはニネヴェへ行って、キリスト教へ帰依するよう町人へ言いました。すると、王も含めてあっさりと帰依し、罪を悔い改めたのです。神は町の人々の罪を許しました。ヨナはそれが信じられずに、どうして町に災いを起こさないのか問い詰めます。神はヨナに「たとえ罪があった所だとしても、人間や家畜を惜しまずにはいられぬ」と、説明しました。
     以上がヨナ書の大まかな概要ですが、中世の画家たちはヨナを表すために大魚に食われた場面ばかりを描きました。残っている挿絵は多く、そのほとんどが大魚=ヨナ状態になっています。
     魚の怪物の口から生えているように見えるシュールなヨナの姿をご覧ください。


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    凄まじい12連発!ドナルド・トランプ大統領の風刺画とカリカチュアの作品

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     2017年1月20日をもって、ドナルド・トランプ氏は45代アメリカ合衆国大統領となりました。
     過激な発言を連発し、女性軽視や数々のスキャンダルを起こしたものの、選挙において僅差でヒラリー・クリントンに勝利。しかし、テレビで報道されている通り、トランプ氏の支持率は40%(オバマ氏就任の時は82%)、大統領の就任式に至っては約10万人(オバマ氏就任の時は約20万人)しか集まりませんでした。しかも、トランプ氏が演説している最中に観客席から野次が飛ぶ始末・・・。歴代で最も人気のない大統領といっても過言ではありません。
     そして、ネットではトランプ氏の風刺画やカリカチュアが溢れかえっていました。カリカチュアは人物の性格を際立たせる為に、顔を誇張や歪曲して描く絵の事で、批判する手段の風刺画と少しニュアンスが違います。しかし、両者を混ぜて描いている作品もあります。
     面白いものから痛烈な批判を含んだものまで、12点の作品をご覧ください。


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    ヴァイキングの絵画11点。卓越した航海技術と、死を恐れぬ勇気を持つ荒くれ者達

    Peter Nicolai Arbo Stamford Bridge, 1066

     ヴァイキングは793年-1050年の間、約250年間に渡って西ヨーロッパを侵略した、北欧地域周辺の武装した船団のことを指します。
     彼等は高い航海技術を持ち、軍事力、工業力ともに西ヨーロッパより優れていました。この技術を駆使して、ヴァイキングは富を求め、または土地や名誉を求め、他国へ乗り出していきます。荒っぽい者たちは教会や村へ押し入って略奪し、火を放ちました。行く先々の戦争へ傭兵として参加し、武勲を立てる者もいました。貿易目的の者もいましたが、西ヨーロッパ諸国から見たらヴァイキングは恐ろしい、悪魔のような存在でした。
     絵画を観ながら、ヴァイキングについて学んでいきましょう。


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    【絵画13点】生首を持つ少年。巨人ゴリアテを倒したダヴィデは、未来のイスラエル王

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     ダヴィデは紀元前千年頃に在位していた古代イスラエルの王です。
     ダビデ、ダヴィドなどとも呼ばれます。彼が幼少だった頃、初代のイスラエル王はペリシテ人と戦争をしておりました。そんな時、ダヴィデは戦士ゴリアテを知ります。彼はペリシテ最強の男で、とんでもない巨人でした。イスラエル兵からも恐れられ、ゴリアテは調子に乗って兵を挑発していました。ダヴィデは巨人の前に立ち、勝負を挑みます。「小僧め。すぐに捻り潰してくれる!」とゴリアテは彼を侮りまくっていましたが、ダヴィデは神の力を借り、スリング(石投げ)で石をさっと投げました。石は額にめり込み、ゴリアテは一瞬で気絶してしまいました。ダヴィデは相手の大きな剣を使い、ゴリアテの首を斬り落としました。こうしてイスラエル軍に勝利をもたらしたダヴィデは、次々と戦争に参加して勝利をおさめ、イスラエル王の地位に就いたのでした。
     ダヴィデとゴリアテの物語は画家達に好まれ、大量の作品が残っています。その一部をご紹介いたします。生首だらけなので閲覧注意です。


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    【作品15点】中世の画家が情報だけを頼りに描いた象が、とんでもなくシュールに

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     現代を生きる私達の中で、象を見たことがないという人は殆どいないのではないでしょうか。実際に見たことがなくとも、テレビやネット、本で象の姿は溢れています。子供でも象の姿形を容易に思い描くことができると思います。
     しかし、中世時代の人々は実際に象を見たことがありません。テレビも写真もない。唯一頼りなのは、アフリカやアジアへ旅をしたことがある人の伝聞のみです。中世の人々は異国の話を聞いて胸を躍らせ、見たこともない象の姿を思い浮かべました。「山みたいなでかさで、鼻がこーんなに長かった!固くて太い四本足で、踏み潰されそうだった。恐ろしい怪物だったよ!」と旅人は言ったかもしれません。旅人が本を書いて画家が挿絵を付け、その著作を見た人々がまた違う人に恐ろしい象のことを伝えたかもしれません。
     伝言ゲーム形式に象の姿は広まっていき、尾ひれ背びれが付き、幻想の中で解釈する人も出てきました。そうして想像で描かれた象の姿はとんでもないことになってしまいました。そんな象さんをご覧ください。


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    【絵画10点】ギリシャ神話のイカロスは太陽に近付いて蠟の翼を溶かし、墜落する

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     イカロスはギリシャ神話に登場する少年で、発明家ダイダロスの息子です。
     ダイダロスは王の寵愛を失ってしまい、息子もろとも高い塔に幽閉されてしまいました。父は塔から脱出する為に、蠟で固めた翼を身につけることを思い付きました。彼は鳥の羽を集めて蠟で接着し、立派な翼をこしらえます。二人はそれを腕につけ、大空へ羽ばたきます。ダイダロスは口酸っぱく「私の後に続け、決して上へ行くな」と忠告していましたが、イカロスは飛んだ喜びのあまり、天高く飛んでいきました。父が気付いた時には遅く、イカロスの翼はばらばらになり、真っ逆さまに海へ墜落してしまいました。ダイダロスは自らの技術を深く嘆き、息子の遺体を埋めたと言われています。
     画家達はこの物語を様々なシーンで描きましたので、作品をご覧ください。


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    中世ルネサンスのシュールな絵画をこよなく愛する。
    師匠はヒエロニムス・ボス。
    神秘とダークな作品情報を皆様と共有していきたいと思います。

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