• メメント・モリ -西洋美術の謎と闇-

    ダークサイドの西洋美術にまつわる絵画や展覧会、グッズ情報をご紹介。

    2018年11月16日(金)まで「メメント・モリ二周年記念 プレゼント企画」を行っており、三名様に抽選でプレゼントが当たります!
    詳しくは11月5日の記事をご覧ください。

    伝説の宮廷道化師。ポーランドで最も有名なルネサンスの道化師、スタンチク

    Jan_Matejko,_Stańczyk 1862 - コピー

     スタンチクはポーランドの宮廷道化師の中で、一番有名な人物です。
     彼は1480年頃-1560年頃に生き、アレクサンデル、ジグムント1世老王、ジグムント2世アウグストという三代の王に仕えました。本名はスタニスワフ・ゴンスカと推定されています。宮廷道化師は様々な芸を行って王を楽しませる職業ですが、スタンチクはそれ以上の能力を持っていました。彼はポーランドの歴史、政治に精通し、非常に高い知性を有していました。王のアドバイザーとして活躍し、自らの職業を最大限に利用して、冗談を交えながら風刺や警告、批判を行いました。人々はそのたぐいまれな才能を賞讃したと言われています。
     そんな最強道化師スタンチクの姿を見ていきましょう。


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    【絵画12点】 愚かと賢さは紙一重の宮廷道化師。おどけながら進言する名役者の姿

     Eudrian - コピー

     宮廷道化師は中世~近代の西洋において、王や貴族などの支配者層に仕えるエンターテイナーです。
     彼等は主人を楽しませる為に、物語を語ったり、歌や音楽、ジャグリングやアクロバット、奇術など様々な芸を披露しました。また、そのパフォーマンスに風刺も織り交ぜ、当時のニュースや人物を笑いものにしました。
     地位が低く人々に小馬鹿にされる職業でしたが、相当の切れ者ではないと宮廷道化師は務まりません。時には国の状勢を見透かし、王に正しいアドバイスを与えることも必要とされていたからです。
     今回はおどけと真面目が交錯する、宮廷道化師の姿を見ていきましょう。


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    【絵画12点】 道化師は愚者と賢者であり、中世ルネサンスの真のエンターテイナー

    Renaissance du Nord - Éditions Diane de Selliers - コピー

     道化師は滑稽な格好、面白い行動、言動などにより人々を楽しませる者のことを指します。
     古代エジプトに起源があるとされており、中世では歌手、ダンサー、曲芸師、手品師、劇俳優、吟遊詩人、宮廷道化師などがひっくるめられて道化の役割を担っていました。また、奇形者、白痴、狂人など肉体的、精神的に特殊な人の多くが道化になりました。
     道化師は現代のお笑い芸人と類似する部分があり、パロディー、物まね、即興の才などが重視されました。彼等は愚か者のふりをして人々を楽しませ、時にはあっと驚くパフォーマンスを行いました。
     今回は滑稽者、愚者のイメージが強い道化師の絵画12点を集めてみました。


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    派手な仮装祭り!中世 ルネサンス時代のドイツのカーニバル衣装がシュール

    Radical Fashion from the Schembart Carnival (1590)1 - コピー

     Schembart Carnival (仮面仮装カーニバル) と呼ばれるお祭りは、1449年から1539年までドイツのニュルンベルクで行われていました。
     木製のヒゲ付き仮面を被るのが通例のようですが、人々はお構いなしに様々な派手衣装に身を包みます。街は音楽、歌、食べ物と飲み物で溢れかえり、人々は「地獄」と呼ばれる道を行進し、政治家、権力者、政府を大声でからかいました。今回紹介するのは1590年に創刊されたカーニバルに関する本の挿絵。
     派手でシュールなデザインの衣装をご覧ください。


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    ヒエロニムス・ボスの25種類の怪物フィギュア!きもかわ不思議なモンスターばかり!

    bosch creatures 9 - コピー

     ヒエロニムス・ボスの絵画に登場する怪物たちはどれも奇想に満ちており、なんとも言えない魅力があります。その不思議な世界観に虜になってしまい、「この怪物が立体になったらいいのになぁ・・・」と思われる方もいるでしょう。なんと、あるんです。オランダのParastone社が手掛けたボスの怪物フィギュアがあるんです!
     その数、実に25種類!早速見ていきましょう!


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    【絵画14点】 どうしてこうなった。清き聖母子像なのにどこか変。というか恐怖!

    Giotto-Madonna-and-Child-Detail - コピー

     聖母子像は、聖母マリアと幼児キリストを共に描いた図像のことを指します。
     中世から現代にかけて非常に人気のある主題で、親子愛を描いた神秘的な作品が多く残されています。しかし何を思ったのか、中には個性的で突っ込みどころがある聖母子像も存在します。当時と現代の感覚が違うから生じることかもしれませんが、「どうしてこうなった?」と思わずにはいられない作品14点をご覧ください。下に行くにつれてレベルアップしていきます。


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    神秘的で美しい聖母子像の絵画9点。母マリアと子キリストの、神聖な親子愛の姿

    II Sassoferrato - コピー

     聖母子像は、聖母マリアと幼児キリストを共に描いた図像のことを指します。
     中世から現代にかけて非常に人気のある主題ですが、時代によって表現は異なります。中世はあくまでも神の子とその母の主題として、双方とも冷淡ともとれる表情をしていますが、時代が下るにつれてより感情的、親子としての表情が豊かになってきます。キリスト教の教義を重視しているか、絵画としての母子の美しさを重視しているかで絵画が変わって来たのだと思います。
     今回は感動的で美しい聖母子像ばかり9点を集めてみました。


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    フュースリの暗黒に塗り潰された絵画10選。夢魔が悪夢に引きずり込んでくる

    Titania Awakes Surrounded by Attendant Faries - 1794 -

     ヨハン・ハインリヒ・フュースリ (ヘンリー・フュースリ) はスイス出身の、18世紀後半から19世紀前半に活躍したロマン派の画家です。
     彼はミケランジェロの作品に強く影響を受けており、ダンテの神曲、神話、シェイクスピアからテーマを得て描いていました。絵画は200点以上、スケッチは約800点が残っています。強い明暗を用い、不気味な怪物や悪魔が現れる幻想画を描いております。フュースリが絵を描き始めたのは20代半ば頃。それから頭角を現したのだから、相当の努力か才能があったと思います。フュースリは劇的なポーズ、シーンを好み、オーバーじゃないか?と感じられるポーズも描いていました。
     暗闇の中からふいに現われる悪夢のような作品、10点をご覧ください。


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    聖セバスティアヌスの絵画12点。肉体美、セクシーさが時代を経るにつれ増してゆく

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     聖セバスティアヌス(聖セバスチャン)はローマの軍人で、キリスト教に改宗して世間へ広めた功績により、聖人となりました。キリスト教徒となったセバスティアヌスはローマ皇帝に裏切者の烙印を押され、杭に縛り付けられてハリネズミのようになるまで矢を射かけられてしまいます。しかし、奇跡的に彼は助かり、聖イレーネによって介抱されます。治癒したセバスティアヌスは皇帝にキリスト教へ帰依することを勧めますが、皇帝は彼を何度も殴って殺してしまいました。
     セバスティアヌスは人気のある聖人で、古くから多くの画家に描かれてきました。ですが、時代が進むにつれて美を求める画家の気持ちが強まり、男のセクシーな肉体を描くことに力を入れ始めます。全ての画家が肉体美路線ではないものの、これってセクシーすぎない?というセバスティアヌスが大量に存在します。
     段々とセクシーランクが増していく聖セバスティアヌスの作品12点をご覧ください。


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    来る…怪物の絵画が。2017年より、ボスの流れを汲んだ異形の展覧会が始まる!

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      「ベルギー 奇想の系譜 ― ボスからマグリット、ヤン・ファーブルまで」というタイトルの展覧会が、栃木と兵庫県、東京の三つの美術館で開催されます!
     宇都宮美術館は2017年3月19日(日)-5月7日(日)まで、兵庫県立美術館は2017年5月20日(土)―7月9日(日)まで、東京のBunkamura ザ・ミュージアムは2017年7月15日(土)-9月24日(日)まで行われます。
    主にヒエロニムス・ボスやピーテル・ブリューゲルの流れを受けた、ベルギーの奇想に満ちた作品が展示されるそうです。1500年頃のボスから現代まで500年以上の月日が経っておりますが、怪物や異形を描くシュールな作品は今なお生まれ続けています。16世紀のフランドル画、19世紀の象徴派、現代美術と、500年の時代を追いながら、ボスの追随者たちを見ていくことができるのです。 
     ボスの流れを汲んだシュールな展覧会の詳細を見ていきましょう!


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    中世ルネサンスのシュールな絵画をこよなく愛する。
    師匠はヒエロニムス・ボス。
    神秘とダークな作品情報を皆様と共有していきたいと思います。

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