大エルミタージュ美術館展はレンブラント、ルーベンス、ヴァトーなど巨匠が大集結! | メメント・モリ -西洋美術の謎と闇-

大エルミタージュ美術館展はレンブラント、ルーベンス、ヴァトーなど巨匠が大集結!

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 2017年の3月18日(土)~6月18日(日)に、森センターアーツギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)で、大エルミタージュ美術館展が開催されます!(東京展は終了してしまいましたが、愛知県と兵庫に巡回展があります。日付や場所は記事下にあります)エルミタージュ美術館はロシアのサンクトペテルブルクにある美術館です。この展覧会は、ティツィアーノ、クラーナハ、レンブラント、ブリューゲル、ルーベンス、ヴァトーなど、教科書で紹介されている画家たちがまとめて来日します!出展される作品を一部紹介します。

 

「ティツィアーノ・ヴェチェッリオ作
 羽飾りのある帽子を被った若い女性の肖像  1538年」
自らの愛人を描いたのでは、と言われていた作品。

「ポンペオ・ジローラモ・バトーニ作  聖家族  1777年」
作者はイタリア最後のオールドマスターという異名を持っています。

「レンブラント・ファン・レイン作  運命を悟るハマン  1660年頃」
王に極刑を言い渡されたハマンが、自らの死を悟る場面。

「ヤーコプ・ヨルダーンス  クレオパトラの饗宴  1653年」
クレオパトラが真珠の首飾りを溶かして飲もうとしています。
右はローマの将軍アントニウスですが、下心がありそうな顔を・・・。

「フランス・スネイデルス作  鳥のコンサート  1630年頃」
鳥たちが自慢の鳴き声でコンサートを開いています。

「フランシスコ・デ・スルバラン作  聖母マリアの少女時代  1660年頃」
カラヴァッジョ風の明暗表現を得意とする作者が、女の子を描きました。

「バルトロメ・エステバン・ムリーリョ作
 幼子イエスと洗礼者聖ヨハネ  1660年頃」
お二人は幼くとも理解し合う存在です。原罪の償いを象徴しています。

「ルーカス・クラーナハ作  林檎の木の下の聖母子  1530年頃」
リンゴとパンは救済のシンボル。
キリストの大人びた表情がちょっと不気味です・・・。

 展覧会のテーマソングは宇多田ヒカルの「人魚」だそうです。当日券は1600円、前売り券は1400円ですが、12月15日までに早割チケットを購入すると1000円になるそうです。600円もお得!まだ遅くはありません。
 また、東京は遠くて行けない・・・。というあなた。

 巡回展があるそうで、名古屋展が2017年7月1日(土)-9月18日(月・祝)に愛知県美術館であり、神戸展が2017年10月3日(火)-2018年1月14日(日)に兵庫県立美術館で行われます。2017年もよい美術ライフを楽しみたいですね。

→ 大エルミタージュ美術館展の公式HPはこちら

 

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