2017年公開映画「エゴン・シーレ 死と乙女」。エロスは芸術なのか、犯罪なのか… | メメント・モリ -西洋美術の謎と闇-

2017年公開映画「エゴン・シーレ 死と乙女」。エロスは芸術なのか、犯罪なのか…

スポンサーリンク

 エゴン・シーレは1890年にオーストリアに生まれ、若干28歳で命を落としました。
 その短い生の間にシーレは死やエロスの芸術を追究し、女性の裸体を描き続けます。そのスキャンダラスな一生を描いた映画「エゴン・シーレ 死と乙女」が、2017年1月28日に公開を決定しました。映画の動画とあらすじをご覧ください。

 

映画のテーマとなる作品「死と乙女」
抱いている女性は妻エディットではなく、別れた恋人ヴァリ。
彼女はシーレの元を離れ、この絵を描いた三年後にシーレは亡くなりました。
→ 死と乙女の絵画を見たい方はこちら

 

あらすじ

 

 1910年。美術アカデミーを退学したシーレは、画家仲間と“新芸術集団”を結成、16歳の妹ゲルティの裸体画で頭角を現していた。そんなとき、彼は場末の演芸場でヌードモデルのモアと出逢う。褐色の肌を持つエキゾチックな彼女をモデルにした大胆な作品で一躍、彼は脚光を浴びる。
 その後、敬愛するグスタフ・クリムトから赤毛のモデル、ヴァリを紹介されたシーレは、彼女を運命のミューズとして数多くの名画を発表。幼児性愛者という誹謗中傷を浴びながらも、シーレは時代の寵児へとのし上がっていく。しかし、第一次世界大戦が勃発。シーレとヴァリの愛も、時代の波に飲み込まれていく――。
 エゴン・シーレ没後、約100年。今なお、多くの画家に多大なインスピレーションを与え続けるシーレの伝説、そして最高傑作「死と乙女」に秘められた愛の物語が明らかになる。

―公式HPより

 

予告編動画

 シーレのスキャンダラスな女性模様を描きながら、エロス、愛とは、芸術とはを問いかけるヒューマンストーリーとなっております。気になる方はぜひ映画館へ!一人で観るのもよし、カップルで観て、愛を深めるか破局するか博打をしてもよしだと思います。

<公式HPはこちら>

 

【 コメント 】

タイトルとURLをコピーしました