• メメント・モリ -西洋美術の謎と闇-

    ダークサイドの西洋美術にまつわる絵画や展覧会、グッズ情報をご紹介。

    【絵画10点】 死の舞踏と死の勝利 ― 恐怖に染まった狂気の民衆は、仄暗い街で踊る

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     死の舞踏は14~15世紀の中世末期の西洋で広まった寓話、もしくは美術的様式です。
     有名な呼び名ですと「ダンス・マカブル(フランス語)」があります。諸説ありますが、14世紀のフランス詩に「死の恐怖に人々が半狂乱になって踊り狂う」という一説があるというところから来ているようです。中世ヨーロッパは衛生状態も悪く、ペストが蔓延していました。また、戦争も頻繁に行っていた時代であったことから、死は常に隣り合わせの存在でした。貧富も地位も関係なくバタバタと人が死んでいくので、人々は死と延々と踊らされている気分だったのでしょう。
     死の舞踏はだいたい死を象徴する骸骨と被害者が描かれ、無理やり踊らされているように描かれます。骸骨は時に楽器を持ち、楽しそうにしています。

     死の勝利は広義では死の舞踏に含まれますが、死の勝利は死が鎌を振りかざし、人々を襲っている図になります。死の凱旋とも呼ばれ、有名な作品はピーテル・ブリューゲルが描いたもので、死神が稲を刈るかのように人々の命を奪っています。戦争と死をマッチングした恐ろしいテーマです。
     死の舞踏と死の勝利の絵画、9点をご覧ください。


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    【絵画11点】儚き世、死を想え。―メメント・モリは中世ルネサンスの宗教的スローガン

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     メメント・モリはラテン語で「死ぬことを忘れるな」という意味の、宗教的スローガンです。人間はいつか必ず終わりが来る。地位や財産を持っていても、無一文でも平等に死は訪れます。明日歩いていたら、突然悪魔に魂を抜かれるかもしれない。死神が鎌を持って立っているかもしれない。生きている限り、私たちは死から離れられないのです。
     昔からこの恐ろしいテーマは西洋の画家に好まれ、たくさんの作品が生まれました。死の象徴として骸骨は欠かせません。頭蓋骨そのものを描いたり、骸骨を持った肖像画が描かれたりと、画家は不気味で虚ろな存在を描き続けました。その一部をご紹介したいと思います。


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    ブログ「メメント・モリ ‐西洋美術の謎と闇‐」について

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     「メメント・モリ ‐西洋美術の謎と闇‐」は生と死、神話、怪物、宗教などを主題にしているダークサイドな西洋美術にスポットを当て、紹介をしていくブログです。展覧会情報やグッズ、美術についての話題も載せていきます。運営者の好みがかなり反映されるかと思いますが、もし紹介して欲しい画家、作品がありましたら、コメントにてお知らせください。絵画や歴史、物語の知識を読者様と一緒に学んでいけたら幸いです。
     絵画によっては凄惨なものもありますので、グロテスクなもの、怪物ものが苦手な方は閲覧注意お願いします。至らない点は多々あるかと思いますが、日々更新していくつもりですので、これからもよろしくお願いいたします。


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    中世ルネサンスのシュールな絵画をこよなく愛する。
    師匠はヒエロニムス・ボス。
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