• メメント・モリ -西洋美術の謎と闇-

    ダークサイドの西洋美術にまつわる絵画や展覧会、グッズ情報をご紹介。

    【お知らせ】7月より一身上の都合で3日に一度の更新とさせていただきますので、ご了承ください。これからもよろしくお願い致します。

    神々とティターン族の戦いティタノマキアの絵画12点。天地や宇宙を揺るがす大戦争

    guilio romano fall of giants 1532 1534 fresco -

     ティタノマキアはゼウス率いるオリュンポスの神々と、クロノス率いるティターン族の大戦争です。
     クロノスはゼウスらの父で、王位を失うという予言を受けて子供達を呑み込んでしまいますが、母の手引きによってゼウスは助かり、予言通り王位を手に入れました。(→ 詳しい物語はこちら) しかし、復讐の為に神々はティターン族に戦いをしかけ、ティタノマキアが始まりました。この戦争は山々や宇宙を震撼させるほどに凄まじく、世界崩壊を起こさせるほどの規模でした。戦いは拮抗し10年間続けられますが、ガイアの助言により、ヘカトンケイルとキュクロプスを味方に付けたオリュンポスの神々は一気に優勢になります。最後はゼウスの雷霆(らいてい)の力でティターン族の目を焼き、天地やカオスまでもが雷の炎によって焼かれました。こうして戦争は神々の勝利となり、ティターン族は深淵タルタロスの奥底に封印され、オリュンポスの神々の支配が始まったのです。
     ティタノマキアに関する絵画、12点をご覧ください。

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    ebayで販売されているヒエロニムス・ボスのグッズ15選!日本にはない珍しい物が!

    ボスグッズ

     ebay(イーベイ)は世界最多の利用者がいる、インターネットオークションです。
     1995年にアメリカ合衆国のカリフォルニア州で設立され、現在億単位で取引がなされています。ebayのいいところは、日本では売っていないものが買えることです。日本の大手ネットショップ、アマゾン、楽天、ヤフオクなどでは確かに品ぞろえは豊富ですが、ヒエロニムス・ボスのグッズとなるとほとんどありません。しかし、ebayで検索をかけて見ると、出るわ出るわ。ざっと5000件ほどのヒエロニムス・ボスの関連商品が出てきました。他にも珍しいものがたくさん売られていおり、日本ではお目にかかれない掘り出し物が見つかります。色々見ていると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。
     今回はebayで売られていたヒエロニムス・ボスのグッズ15点をご紹介します!

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    トロイ戦争の絵画12点。数々の英雄を巻き込んだ、ギリシャ最大規模の伝説の戦争

    Aeneas Flees Burning Troy Federico Barocci 1598 -

     ギリシャ神話で語られているトロイ戦争は、小アジアのトロイと、ミケーネを中心とするアカイア人との戦争です。
     事の発端は不和の女神エリスが「一番美しい人に」と言い、林檎を投げたからでした。三名の女神が「私よ!」と争い、審判をトロイの王子であるパリスに任せることにしました。パリスは「世界一美しい女をあげる」と言ったヴィーナスを選びました。(→ 詳しく知りたい方はこちら) 愛の女神の導きで、パリスはスパルタ王メネラオスの妻ヘレネをさらって行ってしまいます。それに激怒した王は、ミケーネ王である兄アガメムノンに援助を申し入れ、英雄オデュッセウスと共にヘレネの返還を求めました。しかし、パリスは聞き入れなかったので、戦争にまで発展してしまいます。

     アガメムノンを総大将とするアカイア軍はトロイ近くの砂浜に上陸し、待ちかまえていたトロイ軍と激突しました。お互いの力は拮抗し、決着が付かないまま10年が経ちます。パリスの兄でありトロイの武将ヘクトルは英雄アキレスによって討ち取られ、アキレスはパリスによって弱点のかかとを射られて命を落とします。こうして双方多大な犠牲を出しながら、戦争は続けられます。しかし、オデュッセウスが奇策「トロイの木馬」を考案したことにより、状況は一転します。内部に大量の兵士を潜ませた巨大な木馬は、計画通りトロイの街内へ送り込まれ、トロイは夜中に奇襲されて陥落することになります。こうして長きに渡った戦争は終結を迎えたのです。
     数多の英雄たちが争い、散っていったトロイ戦争の絵画12点をご覧下さい。

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    旧約聖書の預言者イザヤの絵画12点。イザヤ書を手掛け、神の裁きを伝えた者

    Michelangelo 1508-1512 -

     イザヤは紀元前8世紀頃の預言者で、旧約聖書の「イザヤ書」の著者です。
     名前はヘブライ語で「ヤハウェの救済」を意味します。ユダ王国後期に生きた彼は、王国の不実性を批判し、神の激しい天罰と後の復興を預言しました。イザヤは神の裁きと救済を強調し、神への信仰と罪の悔い改めを繰り返し唱えました。また、彼はイザヤ書の中で救世主「メシア」の到来を預言しています。メシアはイスラエルに平和をもたらし、正義の統治者として君臨します。当時のイスラエル王国はアッシリア帝国からの攻撃を受けており、ユダ王国は傾いていました。イザヤはこういった社会状況に敏感に反応し、国家への警告としてこの「イザヤ書」を手掛けようとしたではないでしょうか。
     
     また、イザヤの死後については初期キリスト教の時代の書物に、伝説として書かれています。その書はイザヤの殉教、イザヤの幻、イザヤの昇天の3部から成っています。彼はユダ王国のマナセ王によって捕らえられ、のこぎりで身体を切られて殉教したと伝えられており、教会の建設や最後の審判、アンチキリストの出現を預言したとされています。第3部ではイザヤは天へ上昇し、キリストの受肉や十字架の死、辺獄降下とキリストの復活を語っています。
     預言者イザヤの絵画、12点をご覧ください。

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    アルチンボルドの追随者の絵画13点。野菜や果物、景色を用い人体とするだまし絵

    Giovanni Stanchi (Rome 1608 - Rome 1672) -

     イタリアルネサンスの奇才、ジュゼッペ・アルチンボルドは野菜や果物などの物を組み合わせ、人物画にした作品で有名です。当時、絵に額縁を描いたり、カーテンを描いたりと言っただまし絵的手法はありましたが、このような風変わりな手法はほぼありませんでした。彼の作品はまたたく間に世界中に知れ渡り、多くの追随者を生み出しました。その数は真作よりも多いほどです。
     物や景色で人体を表すことに目覚めてしまった、アルチンボルドの追随者の作品13点をご覧ください。
    → アルチンボルドの真作の作品を見たい方はこちら

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    ギリシャ神話のアラクネの絵画12点。女神アテナに盾突いて蜘蛛となった機織り女性

    René-Antoine Houasse  1706 -

     アラクネはギリシャ神話に登場する機織りを自負していた女性です。
     彼女は染織業を営んでいた娘で、非常に優れた織り手でした。みんなアラクネの仕事に惚れ惚れして「女神アテナの弟子のようだ」と褒め称えました。しかし、彼女はそれが気に入らず「私の方が腕が上だわ」と言ってのけてしまいます。それを聞いたアテナはその居丈高を注意する為に老婆に変身して、アラクネに「そんな事は言うな。女神様に謝れば許して下さる」と告げますが、彼女は聞き入れません。怒ったアテナは「なら、私と勝負しなさい」と変身を解きました。アラクネは驚きましたが、大言壮語を吐いた手前、女神と勝負をすることになりました。

     二人はもの凄いスピードで機織りをしていき、二つの見事な織物が完成しました。アテナの作品はポセイドンとアテナの競争をテーマにしており、彼女自身の勝利の姿が織られていました。アラクネの作品はゼウスの不倫の数々をテーマにしており、神々の羞恥な姿が織られていました。アラクネの織物の出来栄えはそれは美しいものでしたが、その侮辱に堪忍袋の緒が切れたアテナは織物を滅茶苦茶に引き裂きました。そして、アラクネに罪と恥を吹き込み、その感情に耐えられなくなった彼女は首をくくって死んでしまいました。不憫に思ったアテナはアラクネを生き返し、神を侮蔑した教訓をいつまでも背負い続けるよう、蜘蛛の姿に変えてしまったのです。
     女神の逆鱗に触れて蜘蛛になってしまった、アラクネの絵画12点をご覧ください。

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    ロレンツィーノ (ロレンザッチョ)の絵画12点。メディチ家の彼は君主を夜に暗殺する

    Assassination of Alessandro de’ Medici -

     ロレンツィーノ・デ・メディチ(1514年3月23日‐1548年2月26日)はイタリアルネサンス時代の政治家、著述家です。
     悪事を何度も重ねていた為、ロレンザッチョとも呼ばれていました。彼はフィレンツェの君主アレッサンドロ・デ・メディチを暗殺したことで有名です。フィレンツェで生まれたロレンツィーノは、コジモとアレッサンドロと共に、カメリーノで教育を受けました。紆余曲折があり、彼はアレッサンドロの腹心の部下になります。君主アレッサンドロは敬愛していた父親、クレメンス7世が崩御すると次第に暴君となっていき、ロレンツィーノと共に乱痴気騒ぎを繰り返し、市民の評判は地に落ちていました。ロレンツィーノの暗殺の動機は詳しく分かっていませんが、名誉を得る為だとされています。アレッサンドロと様々な悪事を働いたのはわざとで、彼の人気を地に落とす為とも考えられています。

     ロレンツィーノは妹をダシに使ってアレッサンドロを部屋に呼び、雇った男と一緒にナイフを使って彼を暗殺しました。その後、各地を転々として逃げ、自分の行為を正当化する文章を発表しましたが、フィレンツェ君主を継いだコジモ一世がロレンツィーノを死罪とすることを発表。ヴェネツィア大使が雇った暗殺者二人によって、母の兄弟であるソデリーニと共に道を歩いていたところ、ロレンツィーノは刺殺されてしまいます。彼を庇おうとした叔父も刺され、数日後に命を落とします。
     ロレンツィーノとアレッサンドロの肖像と、暗殺の絵画12点をご覧ください。

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    十二使徒のゼベダイの子ヤコブ(大ヤコブ)の絵画12点。雷の子と呼ばれた激しき聖人

    st-james-major-murillo El Apóstol Santiago -

     ヤコブはキリストが選んだ十二使徒の中の一人で、使徒ヨハネの兄です。ヤコブが何人もいる為、ゼベダイのヤコブ、大ヤコブと呼ばれています。以下、大ヤコブと記述させていただきます。
     彼は父親とヨハネと共に漁船で網の手入れをしていたところ、キリストにスカウトされて弟と一緒に弟子となり、布教の道に進むことにしました。兄弟は激しい気性だったようで、ボアゲルネス(雷の子)と呼ばれていました。一行が歓迎されない町に対して、「天から火を降らして焼き払いましょうか」とキリストに提案して叱られたエピソードがあります。大ヤコブは十二使徒の中でも中心的な役割を努め、布教に専念していました。

     彼の逸話に、魔術師ヘルモゲネスを改宗させたというものがあります。魔術師の弟子フィレトゥスが大ヤコブの説教を受けて感銘し、改宗したことを受け、ヘルモゲネスは激怒して弟子を金縛りにしてしまいます。大ヤコブは弟子を解放するよう説得しますが、魔術師は耳を貸さないどころか、呪文を唱えて悪魔や怪物たちを呼び寄せます。大ヤコブはそれを跳ね返し、逆にヘルモゲネスが悪魔に攻撃され、餌食にされそうになります。彼は降参して改宗したと伝えられています。そんな大ヤコブは古代ユダヤの統治者ヘロデ・アグリッパ1世によって捉えられ、殉教してしまいます。西暦44年の事であり、十二使徒の中では一番最初の犠牲者でした。
     キリスト教の重鎮、大ヤコブの絵画12点をご覧ください。

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    ギリシャ神話のカストルとポルックスの絵画12点。ふたご座の元になった双子の英雄

    Paul Coutan -

     カストルとポルックスはギリシャ神話に登場する、ふたご座の元になった双子です。
     ある日、スパルタのティンダリオス王の王妃レダの元に白鳥が現れました。白鳥はゼウスが変身したもので、毎度のことながら二人は逢瀬を重ね、やがてレダは二つの卵を産み落としました。一つ目から産まれたのがクリュタイムネストラ(姉)とカストル(弟)で、二つ目からはポルックス(兄)とヘレネ(妹)が産まれました。一つ目の卵から出た二人は人間の性質を、二つ目の卵から出た二人は神の性質を受け継いでおり、ポルックスとヘレナは不死でした。

     カストルとポルックスは非常に仲良しで、何をするにしても一緒でした。妹ヘレネがテーセウスらによって拉致されると、二人は力を合わせて彼女を助けました。二人は叔父の娘のヒラエイラとポイベをさらって妻にし、合同結婚式をあげましたが、徒弟であるイダスとリュンケウスによってその事を突っ込まれてしまいます。二人と徒弟たちの仲は険悪となって殺し合いにまで発展し、カストルは槍に突かれて死んでしまいます。怒り狂ったポルックスは二人を殺し、父ゼウスに命と引き換えでも弟を生き返らせてくれるよう懇願しました。ゼウスはその事を聞き入れ、ポルックスの命の半分をカストルに与えることにしました。こうして半神半人となった二人は天界と人間界を行き来することになり、強い兄弟愛がふたご座となったと言われています。
     強い絆で結ばれているカストルとポルックスの絵画と彫刻、12点をご覧ください。

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    北欧神話の運命の女神ノルンの絵画11点。糸で多様な人生を紡いでゆく予言者たち

    The Norns by Carl Emil Doepler -

     ノルンは北欧神話に登場する、運命を司る女神たちです。
     単数形ではノルン、複数形ではノルニルと言います。本来ならノルンは複数人数いますが、ギリシャ神話の三名の運命の女神モイラに影響され、北欧でも三名だと考えられるようになりました。ノルニルの中で比較的名の知れているウルズ、ヴェルザンディ、スクルドの三名がノルンの代表として選ばれることになったのです。ウルズは「起こった事、死」を、ヴェルザンディは「起きつつある事、生成」を、スクルドは「成されるべき事」を意味し、ヴァイキングの名誉ある死を象徴していると一説には考えられています。彼女らは人間や神々の運命の糸を編み、人生を紡いでいるのです。
     ミステリアスな運命の女神、ノルンの絵画12点をご覧ください。

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    中世ルネサンスのシュールな絵画をこよなく愛する。
    師匠はヒエロニムス・ボス。
    神秘とダークな作品情報を皆様と共有していきたいと思います。

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