メメント・モリ -西洋美術の謎と闇-

ダークサイドの西洋美術にまつわる絵画や展覧会、グッズ情報をご紹介。

中世・ルネサンス

映画「レオナルド・ダ・ヴィンチ 美と知の迷宮」がDVDで発売。巨匠の絵画を自宅で!

レオナルド・ダ・ヴィンチ

 映画「レオナルド・ダ・ヴィンチ 美と知の迷宮」のDVDが、2017年6月7日に発売されます!
 この映画は2015年にイタリアのミラノ万博で上映され、日本では2017年1月28日に上映されたものです。ダ・ヴィンチの最新の研究や作品、歴史的背景何もかもが語られる82分間となっておりますので、早速あらすじや予告編などを見ていきましょう!

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北方ルネサンスの画家15名をご紹介!フランドルとドイツの有名&マイナーな画家

最後の審判

 北方ルネサンスは、フランドル(オランダ、ベルギー)やドイツの北ヨーロッパにて興ったルネサンスの運動です。
 なお、フランスやイングランド、東ヨーロッパの美術も北方ルネサンスに入る場合があります。ルネサンスは「再生」「復活」を意味するフランス語で、中世絵画の殻を捨て、ギリシャローマ文化を復興させようという動きです。イタリアルネサンスと異なり、一部の北方は独自の進化を遂げ、15世紀前半頃からルネサンスの萌芽が芽生えました。北方の絵画は宗教色が濃く残ってはいたものの、非常に細密で写実性に優れた作品でした。意味深な寓意(ぐうい)や警句が描かれたものもあり、祭壇画や肖像画が多く描かれ、祭壇画は多翼タイプ、肖像画は小さいサイズのものがよく見られました。
 今回は北方ルネサンス時代に生きた、フランドルとドイツ出身の画家15名を紹介します。


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ルネサンスのカルロ・クリヴェッリの絵画13点。イタリアの風情漂う高貴な宗教画

カルロ・クリヴェッリ作  1480年 -

 カルロ・クリヴェッリ(1430頃-1495)は、イタリアのヴェネツィア出身であるルネサンス初期の画家です。
 弟にヴィットーリオ・クリヴェッリがおり、たまに共同制作を行いました。Jacobello del Fiore を師匠にしていたと言われ、アルヴィーゼ・ヴィヴァリーニやアンドレア・マンテーニャなどの影響を受けていました。彼はヴェネツィアで学んだ後、フランツコ・スクワルチーネの工房で働き、1457年に既婚女性と不倫関係となり、6か月の懲役を科せられました。その後様々な土地へ移り住み、イストニアに滞在、1495年にマルケで亡くなるまで絵を描き続けました。
 フィレンツェで起こった自然主義な作風とは異なり、クリヴェッリは煌びやかで象徴的な作品を手がけ、遠近法やだまし絵的手法などを積極的に取り入れていました。当時、油彩画の技法がフランドルより伝わっていましたが、彼はテンペラ画と金箔の金打ちという古風な作風にこだわり続けました。ルネサンス期に古典的な作品を描くことに対する批判もあったそうです。それでも、彼が手掛ける気品漂う冷厳な聖母の姿は、多くの模倣者を生みました。
 「多翼祭壇画の詩人」と謳われているカルロ・クリヴェッリの作品、13点をご覧ください。


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エクソシスト(悪魔祓い)の絵画11選。映画にもなった、悪魔に憑かれた人を助ける者

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 エクソシストはカトリック派のキリスト教の用語で、高位な存在の力を借り、悪霊や悪魔を人体から追い出す者のことを指します。
 「悪魔祓い」という行為やそれを行う者は古代より世界中で行われてきましたが、250年頃のローマ時代におけるキリスト教の初期段階からエクソシストという役職はみられました。カトリック教において司祭がエクソシストに任命されることが多く、厳密に決められた方法にのっとって、悪魔祓いの儀式は行われます。中世ルネサンスは迷信や悪魔(悪霊)が深く信じられていた時代で、疫病や戦争で死亡率も高かったことから、精神を錯乱させてしまう者が多数いたと思います。エクソシストたちはそういった者の心を癒す傍ら、神の御力を借りて身体に宿った悪魔を退治していたのです。
 悪魔祓いを行うエクソシストの絵画、11点をご覧ください。
 

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ピーテル・ブリューゲル(父)の絵画15点。宗教と教訓とフランドルの民衆を描いた画家

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 ピーテル・ブリューゲル(父)は1525頃~69年にフランドル地方で活躍した北方ルネサンスの画家です。
 人気の高い画家なので、知っている方がほとんどなのではないでしょうか。宗教画と教訓、風刺画だけではなく、美しいフランドルの風景や当時のありのままの民衆を描きました。宗教や神話をモチーフにした絵画でも、伝統的なそのままの図式ではなく、独自の要素や当時の歴史的背景を取り込みました。ブリューゲルの描く怪物はヒエロニムス・ボスの影響も見受けられますが、彼は自らのものに吸収して、オリジナリティのある怪物に仕上げています。ブリューゲルの作品はバリエーションに富んでいて、多様性があります。しかし、彼の作品は民衆目線となって考えられ、どれも深いメッセージが込められているのです。
 民衆の画家、ブリューゲル(父)の絵画15点をご覧ください。


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中世写本に描かれたキモかわいい怪物12点。とぼけた顔の奇妙なモンスターたち

Luttrell Psalter 1325-1335 -

 怪物、モンスターという単語の響きは、ドラゴンや吸血鬼、巨人など、少なくとも凶悪で強そうなイメージが湧くのではないでしょうか。ルネサンス期のボスやブリューゲル、近代のブレイク、フュースリ、ルドン等は怪物を描いた画家で知られていますが、彼等の描く怪物はどちらかと言えば不気味で、人々に怪物の恐ろしさを伝える目的で描いた部分があるように思えます。しかし、中世写本に描かれたモンスターたちの中には、全く不気味ではないどころか、愛嬌があって可愛げのある怪物が存在します。何を思ってこのとぼけた、面白い怪物たちを描いたのだろうと不思議に思ってしまう程です。
 中世の人々が思い思いに描いた、きもかわいい怪物の挿絵、12点をご覧ください。
 

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きもかわいいねこ!中世ルネサンス時代のシュールな猫の絵画と挿絵 12点

Book of Hours from France, 15th century -

 現在、日本は大変な猫ブームになっております。2015年に犬と猫の飼育数がほぼ同数となり、今では猫が上位に立つほどに。日本と世界から色々な猫ちゃんが紹介され、テレビや本で大いに取り上げられ、かわいい写真集や画集も出版されまくっています。
 一方、中世ルネサンス時代の西洋人も猫を描きました。猫をペットとして飼っている人が当時もいたものの、猫を「魔女の使い魔的存在」と考える人が多数おりました。それが原因かは定かではないですが、この時代の猫はかわいい姿もありますが、中には「どうしてこうなった」と思うシュールな猫の絵画も存在します。
 面白くきもかわいい猫の絵画と挿絵12点をご紹介します!


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怪物のオンパレード。ルネサンス期の学者の著書に出てくるモンスターの挿絵11選

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 中世ルネサンスにおいて、世界の果ては未知の領域でした。西洋にいる動物はほんの一部で、世界中には恐ろしい怪物が存在していると信じられていました。当時の人々の考えを代弁しているのが、アルドロヴァンディの著書の挿絵です。
 ウリッセ・アルドロヴァンディは博物学者で、ボローニャ大学で医学と哲学を教えていました。彼の興味は多岐に渡り、昆虫、動物、植物、科学などあらゆる分野に精通しており、彼はゲスナーという人の「動物誌」の文章を参考にして本を編纂していました。しかし、動物の実物を知らないままに弟子が挿絵を描いたようで、一部とんでもない怪物が描かれることになります。例えば、象という生物がいることは知っていても、実物は見たことがありません。文章で推測した象は怪物になってしまうのです。(中世の人作のとんでもない象はこちら) また、風の噂でしか聞いたことがない地の果ての怪物も、生物の枠に入れられてしまいます。
 そして、アルドロヴァンディの著書の中から怪物が描かれた挿絵を集め、弟子が一つの本に纏めたのが「怪物史(1621年)」となります。「怪物史」を主にして、奇妙なモンスターの姿11点をご紹介します。


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オランダの諺は風刺に満ちていた。ブリューゲル作の「ネーデルラントの諺」10選

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 「ネーデルラントの諺(ことわざ)」は1559年に、画家ピーテル・ブリューゲル(父)よって描かれました。
 ネーデルラントは現在で言うオランダ、ベルギー辺りの国であり、ブリューゲルはそこのブラバント公国出身でした。ネーデルラントには日本と同じように、人生を生きる為の知恵とも言える諺が多く存在します。ブリューゲルは諺を一枚の絵画に詰め込みました。その数は判明しているだけで約85種あり、そのどれもが風刺と皮肉がエッセンスとして盛り込まれています。
 厳選した10個の諺をお伝えいたします。


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【絵画13点】ルネサンスの画家ボッティチェリ。ヴィーナスの誕生の他も名作ばかり!

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 サンドロ・ボッティチェリ(1445年-1510年)は初期ルネサンス時代のイタリアの画家です。
 フィレンツェ派の代表的な画家で、知らない方はほとんどいないのではないでしょうか。ボッティチェリはあだ名で、本名はアレッサンドロ・ディ・マリアーノ・フィリペーピといいいます。フィリッポ・リッピを師匠にして学んだ後、メディチ家の保護を受けて様々な傑作を生みだしました。ボッティチェリの作品は、現代で言うと不透明水彩絵の具に近いテンペラで描かれています。テンペラは塗り重ねをすると下の層が見えなくなってしまうのですが、彼は巧みに細い線を用いてハッチングし、きめ細やかな立体感を生み出しています。
 ボッティチェリの代表作に「ヴィーナスの誕生」と「プリマヴェーラ(春)」がありますが、それだけではありません。彼は数多くの傑作を世に出しています。繊細で美しい作品の数々をご覧ください。


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プロフィール
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中世ルネサンスのシュールな絵画をこよなく愛する。
師匠はヒエロニムス・ボス。
神秘とダークな作品情報を皆様と共有していきたいと思います。

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