メメント・モリ -西洋美術の謎と闇-

ダークサイドの西洋美術にまつわる絵画や展覧会、グッズ情報をご紹介。

だまし絵

東京「アルチンボルド展」へ行ってきました!混雑状況やショップ、感想を語ります!

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 8月29日(火)に東京の国立西洋美術館で開催されている「アルチンボルド展」を見に、一人旅をしてきました!
 野菜や魚、お花などを寄せ集めて肖像画を描いた奇才の画家ジュゼッペ・アルチンボルド。彼の斬新な作品は多くの追随者を生み出し、後の様式に大きく影響を与えました。今回の展覧会は全作品が92点、アルチンボルドの作品が27点、更にはレオナルド・ダ・ヴィンチの素描が見られるという豪華な内容でした!
 では、混雑状況や感想、ショップ情報などをお伝えしていきます!

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アルチンボルドの追随者の絵画13点。野菜や果物、景色を用い人体とするだまし絵

Giovanni Stanchi (Rome 1608 - Rome 1672) -

 イタリアルネサンスの奇才、ジュゼッペ・アルチンボルドは野菜や果物などの物を組み合わせ、人物画にした作品で有名です。当時、絵に額縁を描いたり、カーテンを描いたりと言っただまし絵的手法はありましたが、このような風変わりな手法はほぼありませんでした。彼の作品はまたたく間に世界中に知れ渡り、多くの追随者を生み出しました。その数は真作よりも多いほどです。
 物や景色で人体を表すことに目覚めてしまった、アルチンボルドの追随者の作品13点をご覧ください。
→ アルチンボルドの真作の作品を見たい方はこちら

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蠅(はえ)が描かれた絵画12点。だまし絵の技法や腐敗の象徴として登場する虫

JACOB VAN HULSDONCK ANTWERP 1582 - 1647

 蠅(はえ)は西洋絵画において、様々な用途、用法で描かれてきました。
 老廃物や腐敗物などに蠅はたかり人に害を及ぼすので、蠅は当時においても嫌われた存在でした。中世絵画や虚しさを表す静物画「ヴァニタス」において、蠅は腐敗や死の象徴として、髑髏や枯れた花、なま物と一緒に描かれたのです。また、ルネサンス時代ではリアルな奥行き感を付け、立体感を出す遠近法が発明されました。三次元に近付いたことを受け、この世と絵画世界を曖昧にする「だまし絵」が台頭し、画家たちは絵画の中に額縁やカーテンを描いたり、リアルな棚を描いたりしました。そのだまし絵の一つとして蠅を描き込むという事があり、あたかも絵画世界の中に蠅が入り込んだか、絵画に蠅がくっついたかといった感じに表現されるのです。
 今回は蠅が描かれた絵画12点をご覧ください。



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ジュゼッペ・アルチンボルドの絵画10選。野菜男に枯れ木婆さん。物を寄せ集めた肖像画家

Giuseppe_Arcimboldo_-_Rudolf_II_of_Habsburg_as_Vertumnus (2)

 お野菜と果物を集めて作ったおじさん。この絵画を見たことが一度はあるのではないでしょうか。
 ジュゼッペ・アルチンボルド(1527-1593年)はイタリアのミラノに生まれ、初期はステンドグラスのデザインをしていたそうです。1562年にウィーンにてフェルディナント一世の宮廷画家となり、1593年で引退するまで王家に仕えました。アルチンボルドが物を集めて人物の顔に見せるという、だまし絵の肖像画を描いたところ、フェルディナント一世の息子マクシミリアン2世に大うけをされたそうで、それからそういった作品ばかりを描くようになりました。食べ物ばかりではなく動物や本などの物も何でも人体にし、これらの作品は大反響を呼び、多くの追随者を生み出しました。
 ユニークな奇才、アルチンボルドの作品10点をご覧ください。

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管理人:


中世ルネサンスのシュールな絵画をこよなく愛する。
師匠はヒエロニムス・ボス。
神秘とダークな作品情報を皆様と共有していきたいと思います。

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