
鳥類最古の種のひとつともされているフクロウ。夜の森に住まう猛禽類。音もなく滑空し、獲物を捕らえるフクロウは古来より神秘的な存在と考えられていました。古代ギリシアではミネルヴァの使いとして知恵を司り、中世では魔女の使いとして闇の側面を持ち、日本では幸運の象徴として尊ばれる。賢者や監視者や悪魔や使者。時代や地域により様々な解釈をされ、時にはイメージが重なりながら、フクロウの象徴性は厚みを増していきました。
そんなイメージの宝庫ともいえるフクロウを、画家達は勿論放っておきません。中世から現代まで、フクロウはあらゆるシーンで登場します。象徴を内包していたり、動物としてだったり、その両方であったり。色々な個性的なフクロウが存在します。
では、フクロウの絵画15点をご覧ください!なお、ミミズクもフクロウとして紹介させていただきますので、ご了承ください。
