メメント・モリ -西洋美術の謎と闇-

ダークサイドの西洋美術にまつわる絵画や展覧会、グッズ情報をご紹介。

図像学・技法

テネブリスム(暗黒主義)の絵画13点。カラヴァッジョから始まる光と闇のコントラスト

 1625-1635 -

 テネブリスム(暗黒主義)は光と闇の強いコントラストを用いた絵画の様式です。
 17世紀のバロック期において流行したスタイルで、暗闇の中に強い光源を当てた人物を配置したり、夜中にほのかな蝋燭の光を当てて人物を浮かび上がらせたりするのが特徴です。テネブリスムの普及者と考えられているのは、16世紀後半のイタリアの画家カラヴァッジョです。彼の作品は世界中の画家達に影響を与え、多くのカラヴァッジョの追随者を生みました。ホセ・デ・リベーラやフランシスコ・リバルタ、ユトレヒト派などがテネブリストに分類されますが、ジョルジュ・ド・ラ・トゥールやルーベンス、レンブラントなども含まれる場合があります。また、カラバッジョ以前の画家、ティントレットやエル・グレコもテネブリストとされる場合があります。
 暗黒からぼんやりと浮かぶ人影、テネブリスムの絵画13点をご覧ください。

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季節と時間に関する寓意画(アレゴリー)13点。春夏秋冬、朝昼夕夜を絵画で表現する

 Anton Raphael Mengs -

  寓意画(ぐうい)はアレゴリーとも呼ばれ、複雑で難しい概念を、擬人化したり象徴を使用することよって絵画で表わす美術の形態の一つです。 → 寓意画について詳しく知りたい方はこちら
 一年は365日12か月で表わされ、春夏秋冬の四季があります。また、一日は午前中、午後、夕方、夜などに分けられます。これらは地球の自転や公転に関係する事象で、人類が現れる以前から繰り返されてきました。風景画を描けば時期や時間帯の状況は伝えられますが、「季節」という概念そのものを表現することはできません。春の恵み深さ、柔らかさ、暖かさなどを伝えられるよう、画家たちは象徴や図像、道具や人物を駆使し、自然界の事象を表現しようと努めました。
 春夏秋冬と時間に関する寓意画、13点をご覧ください。


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音楽、彫刻、絵画の芸術の寓意(アレゴリー)の作品12点。画家は芸術そのものを表す

 Pompeo Batoni -

  寓意画(ぐうい)はアレゴリーとも呼ばれ、難しい概念を、擬人化したり図像を用いることによって絵画で表わす美術の形態の一つです。 → 寓意画について詳しく知りたい方はこちら
 西洋における芸術はアルタミラやラスコーの壁画、ギリシャの彫刻、竪琴、縦笛など、古代の作品から始まり、段々と発展していきました。絵画ではフレスコ、テンペラやモザイク、油彩が開発され、美術表現の幅を広げていきました。象徴や図像で抽象的な表現も可能になり、寓意を描く風潮が高まった時、画家たちは様々な方法で芸術そのものを表現しようとする絵画を描いたのです。
 芸術に関する寓意画、12点をご覧ください。


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戦争と平和の寓意画 (アレゴリー) 12点。正義と情熱は、希望と幸福を呼び覚ます

The Return of Peace by Theodoor van Thulden -

 寓意画(ぐうい)はアレゴリーとも呼ばれ、難解で抽象的な概念を、擬人化したり象徴を用いることによって絵画で表わす美術の形態の一つです。 → 寓意画について詳しく知りたい方はこちら
 西洋では長きに渡って戦争と和平が繰り返されてきました。双方の意見が食い違い、騙しや裏切りが横行して血が流されました。戦い続けた人々は疲弊し、公平な正義と和平を求めて互いに歩み寄ろうとします。しかし、平和は長くは続かず、正義の相違によってまた争いが起こってしまうのです。そういった戦争と平和、正義などの複雑な概念を画家たちは絵画に表し、メッセージを伝えようとしました。
 戦争と平和に関する寓意画、12点をご覧ください。


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運命と人生の寓意(アレゴリー)の絵画12点。人は運に翻弄されながら生まれ死にゆく

Jean-François de Troy  Time Unveiling Truth -

 寓意画(ぐうい)はアレゴリーとも呼ばれ、難しい抽象的な概念を、擬人化したり象徴を使うことによって絵画で説明する美術の形態の一つです。 → 寓意画について詳しく知りたい方はこちら
 運命という存在は人間の考えた概念であり、決して目に見えません。運命は私たちの人生を取り巻いており、時として残酷で、時として奇跡を起こします。また、人間という存在があっても、人生というものは目視できません。時間や生と死についても同様です。この不定形な掴みどころのないものをどうしたら表現できるか、と画家たちは考え、長い時をかけて様々な象徴や図像が生み出され、難しい概念を伝える作品が生まれました。
 運命と人生に関する寓意画、12点をご覧ください。


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寓意画(アレゴリー)の絵画13点。複雑な概念を擬人化して伝える、美術的技法

Jean-Baptiste Regnault France  Liberty and Death1795 -

 寓意(ぐうい)(英語:アレゴリー)は絵画や文学において、抽象的で曖昧な概念を、具体的な物事に置き換える技法です。
 絵画では寓意を描いた作品を「寓意画」と呼び、難しい概念を擬人化したり道具を使うことによって、対象者に明確に伝える図像学の一つです。例えば、「運命」という概念。神話では運命の女神もいますが、そういった要素、考えを組み合わせて、絵画一枚で運命という概念を説明するのです。運命は不安定な球体の上に立った女性の姿で表されることが多く、周囲には宝物があったり、死神が立っている場合があります。運命は気まぐれで不安定、富を得たかと思えば奈落も待っている、といった要素があるので、それを人物の動き、持っている道具で語るのです。また、「イタリア」という国の概念も、女性の服装や持ち物、歴史的な建築として表されています。
 様々な内容の寓意画(アレゴリー)、13点をご覧ください。


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モノクロ画「グリザイユ」の絵画 12選。立体的で硬質的な美しさがあり、まるで彫刻

France Author (Master)  16th - コピー

 グリザイユはモノクロやセピアで描かれた、単色の絵画のことを指します。
 絵画を描く際は白黒で明暗を白黒で表現してからカラーを乗せていきますが、グリザイユはモノクロ段階で止めた作品となります。グリザイユは主に、祭壇画の扉絵(閉じられた部分)や、小物、レリーフに描かれました。立体的で、硬めな雰囲気があるので彫像の代用として描かれたり、当時絵具は高く、画家の製作時間も限られていた為、手早く描ける作品として描かれていました。もちろん、芸術的立場からもグリザイユは描かれました。
 グリザイユの作品12点をお楽しみください。


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持物=アトリビュートで人物特定。西洋美術の図像学アトリビュートについて学ぶ

Filippino Lippi Four Saints Altarpiece art painting2

 古典的な西洋絵画を見ていて「これ誰?」と思ったことはありませんか。
 同じ人物を描いたとしても、画家によって様々な姿となります。物語のシーンではなく人物のみの絵では、人物の持っている物で推測するしかありません。西洋絵画では、異なる画家でもどの人物が描かれているか分かるよう、宗教画や神話画の人物は共通した持ち物を持たせます。それを図像学では持物(アトリビュート)と呼んでおります。
 一人の人物に複数のアトリビュートがあったり、異なる人物で共通したアトリビュートがあったり、絵画によって描かれるアトリビュートが異なったりして、完全なる線引きは難しいのですが、大体の目安としてお考えください。
 聖書、ギリシャ神話、北欧神話の人物を例に、アトリビュートを学んでいきましょう。


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プロフィール
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中世ルネサンスのシュールな絵画をこよなく愛する。
師匠はヒエロニムス・ボス。
神秘とダークな作品情報を皆様と共有していきたいと思います。

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