メメント・モリ -西洋美術の謎と闇-

ダークサイドの西洋美術にまつわる絵画や展覧会、グッズ情報をご紹介。

きもかわいい

きもかわいいねこ!中世ルネサンス時代のシュールな猫の絵画と挿絵 12点

Book of Hours from France, 15th century -

 現在、日本は大変な猫ブームになっております。2015年に犬と猫の飼育数がほぼ同数となり、今では猫が上位に立つほどに。日本と世界から色々な猫ちゃんが紹介され、テレビや本で大いに取り上げられ、かわいい写真集や画集も出版されまくっています。
 一方、中世ルネサンス時代の西洋人も猫を描きました。猫をペットとして飼っている人が当時もいたものの、猫を「魔女の使い魔的存在」と考える人が多数おりました。それが原因かは定かではないですが、この時代の猫はかわいい姿もありますが、中には「どうしてこうなった」と思うシュールな猫の絵画も存在します。
 面白くきもかわいい猫の絵画と挿絵12点をご紹介します!


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【絵画10点】大口で罪深き亡者を誘う、ヘルマウスの怪物。地獄の入口は悪魔の口

Hours of Catherine of Cleves 1440 -

 中世ルネサンス時代、地獄の入口は悪魔(怪物)の口の中にあるとされていました。
 「Hell mouth」や「Mouth of hell」などと呼ばれているこの口は、蛇だったりドラゴンだったり、哺乳類系だったりと、作者の想像で姿が様々に変わりました。不気味なのもあれば、きもかわいい顔もあります。中には二つ、三つと顔の数が多いものもあります。一説にはアングロサクソン人(北欧系民族)の宗教、文化が入り混じり、このヘルマウスが生まれたとされています。フェンリルに呑み込まれるオーディンのイメージが、キリスト教に流入した為でしょうか。また、旧約聖書の怪物リヴァイアサンやギリシア神話のケルベロスの影響も考察されていました。(wikiより)
 シュールな地獄の入り口、ヘルマウスの作品10点をご覧ください。


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ボスで占う人生。ヒエロニムス・ボスの作品をモチーフにしたタロットカードをご紹介

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 数年前、「ボスタロット」を楽天市場で購入しました。
 大アルカナ22枚、小アルカナ56枚の合計78枚組で、イタリアのLo Scarabeoというメーカーが製造しています。ヒエロニムス・ボスの絵画そのままではなく、ボスの世界観や人物、怪物を元にして制作されており、絵柄は油絵ではなく水彩色鉛筆のような優しい質感になっています。それでも78枚すべてにイラストが描かれており、ボスファンにはたまらない、数々のモチーフがちりばめられています。
 早速中身を見ていきましょう!


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【画像14点】ヨナと魚が一体化。旧約聖書のヨナの絵が魚に喰われすぎてシュール

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 ヨナは旧約聖書「ヨナ書」に登場するユダヤの預言者です。
 ヨナは強情張りの性格で、神に「町ニネヴェの人々の罪を悔い改めるよう言いなさい」と告げられても、無視して海へ出てしまいます。船に乗ったヨナは大嵐にあい、船員らに海中に放り投げられ、巨大魚(クジラともされる)に呑み込まれてしまいました。ヨナは反省し、魚の腹の中で神へ懺悔します。
 神は仕方がないな、と魚から彼を吐き出させました。ヨナはニネヴェへ行って、キリスト教へ帰依するよう町人へ言いました。すると、王も含めてあっさりと帰依し、罪を悔い改めたのです。神は町の人々の罪を許しました。ヨナはそれが信じられずに、どうして町に災いを起こさないのか問い詰めます。神はヨナに「たとえ罪があった所だとしても、人間や家畜を惜しまずにはいられぬ」と、説明しました。
 以上がヨナ書の大まかな概要ですが、中世の画家たちはヨナを表すために大魚に食われた場面ばかりを描きました。残っている挿絵は多く、そのほとんどが大魚=ヨナ状態になっています。
 魚の怪物の口から生えているように見えるシュールなヨナの姿をご覧ください。


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タラ夫を応援!バベルの塔展のタラ夫のような、きもかわいい魚の怪物10連発

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 2017年に入り、ブリューゲル「バベルの塔」展が三か月を切りました。展覧会の公式HPもだいぶ更新され、周知の情報になっている方も多いと思います。ですが、まだまだ多くの方に展覧会のことを知っていただきたい。マスコットキャラクター「タラ夫」も一生懸命、展覧会を宣伝しています。
 (追記) ついに展覧会がスタートしました!今だかつてないブリューゲル&ボス&怪物ヒートに、とても興奮しています!皆様にタラ夫のような子をもっともっと伝えていきたいです。
 私も微々たる力ですがタラ夫を応援したいと思いますので、きも可愛い魚の怪物を10点紹介いたします!


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ヒエロニムス・ボスの25種類の怪物フィギュア!きもかわ不思議なモンスターばかり!

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 ヒエロニムス・ボスの絵画に登場する怪物たちはどれも奇想に満ちており、なんとも言えない魅力があります。その不思議な世界観に虜になってしまい、「この怪物が立体になったらいいのになぁ・・・」と思われる方もいるでしょう。なんと、あるんです。オランダのParastone社が手掛けたボスの怪物フィギュアがあるんです!
 その数、実に25種類!早速見ていきましょう!


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ヒエロニムス・ボスの怪物のペーパークラフトが、半端ないクオリティで作れます!

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 ボスファンなら既知のことかもしれませんが、ヒエロニムス・ボスの怪物のペーパークラフトを作られた方が見えます。「ぐるぐるクロニクル」というサイトを運営していた日本の方で、海外でも話題になっていました。そのクオリティは非常に高く、紙でできたとは思えないほどの出来栄えです。しかも展開図はフリー素材となっており、ペパクラビュワーというアプリをダウンロードすれば、印刷して誰でも作れちゃうんです!
 作ることができる怪物たちを紹介します。


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【画像13点】頭から足が生えた怪物、グリロス (頭足人)。不気味だけど癖になる姿

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 グリロスは頭足人と呼ばれ、頭と足が合体したような怪物のことを指します。
 厳密に言えば頭部を色々なパーツと組み合わせて作る怪物で、頭と足でなくてもグリロスと呼ばれるものもいます。グリロスはギリシア・ローマ時代の玉石彫刻から発生したと言われており、中世時代になってヨーロッパ全土へ広がっていきました。宝石の彫刻から始まり、壁や柱、彩飾写本の余白を埋める怪物として描かれ、北方ルネサンスの画家ヒエロニムス・ボスがグリロスを芸術まで高めていきます。絵画の世界へ進出したグリロスは、様々な形態となって美術界に時々姿を現すのです。
 今回は中世の写本と、ボスの作品のグリロスを見ていきましょう。


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奇天烈な怪物32連発!画家ヒエロニムス・ボスのような怪物だらけの16世紀の画集

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 パンタグリュエル物語はフランスのフランソワ・ラブレーによって書かれ、1532年頃に出版されました。パンタグリュエルはガルガンチュア王の息子で、超怪力で超大食らい、行くところ騒動を巻き起こす博識の巨人です。この作品は風刺や滑稽さに満ち、卑猥や下品さ、笑いも交えつつ、当時の風潮や身分をこきおろしています。
 1565年に出版された画集「パンタグリュエルの滑稽な夢」(Les Songes drolatiques de Pantagruel)はその物語を下敷きに生まれました。本の作者はRichard Bretonで、絵を描いたのはFrançois Desprezと言われています。ボスやブリューゲル調の人間と生物、物体が組み合わさった怪物が全120体描かれています。
 不気味で滑稽な怪物たちをご覧ください。


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怪物好きにお勧めのラインスタンプ!画家ヒエロニムス・ボスがモチーフのスタンプ

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2016年11月16日(水)より、クリエイターズスタンプ「異形の怪物たち」が販売となりました!

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プロフィール
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中世ルネサンスのシュールな絵画をこよなく愛する。
師匠はヒエロニムス・ボス。
神秘とダークな作品情報を皆様と共有していきたいと思います。

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