メメント・モリ -西洋美術の謎と闇-

ダークサイドの西洋美術にまつわる絵画や展覧会、グッズ情報をご紹介。

アスモデウス

旧約聖書の「トビト記」の絵画14点。息子トビアはラファエルと旅し、家族円満となる

Bernardo Strozzi  1635 -

 トビト記は旧約聖書、またはヘブライ聖書の物語です。
 ある日、トビトは危険を顧みずユダヤ人の遺体を埋葬しました。アッシリアの捕虜にされていた彼等は、底辺の地位にいたのでした。お尋ね者になったトビトでしたが、甥の力添えで事なきを得ました。無事に自宅に戻って妻子と再会したトビトだったものの、雀の糞が目に落ちて失明し、妻と喧嘩をしてしまいます。神に祈りを捧げたトビトとほぼ同時刻に、悪魔に憑かれて七回の結婚を壊された女性、サラも神に祈っていました。神はその祈りを聞きいれ、旅に出ることになったトビトの息子トビアに、天使ラファエルを差し向けます。天使は身分を隠し、トビアの道案内人として雇われました。
 旅を開始した二人。巨大な魚を釣り上げたトビアに、ラファエルは魚の胆汁を父の目の薬に、心臓と肝臓をサラの悪魔祓いに使えとアドバイスしました。二人はサラの元へ行って魚の内臓をいぶすと、悪魔は逃げていきました。トビアとサラは夫婦となり、息子は父親の元へ帰ります。トビアは胆汁を使って父親の目を治し、家族は大円満となりました。神に深く祈る彼等にラファエルは素性を明かし、天へ還って行きました。
 家族をテーマにしたハッピーエンドの「トビト記」の絵画、14点をご覧ください。


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闇夜に暗躍する悪魔達。「地獄の事典」に掲載された、悪魔の挿絵

ベルゼブブ2

 「地獄の事典」は19世紀のフランスの文筆家、コラン・ド・プランシーが書いた著書です。1818年に初版が発行され、悪魔学、オカルト、迷信、俗信、占いなどに関連した内容で、ヨーロッパのみならず全国の伝承などを幅広く取り扱っています。この著書は後世の作品に大いに影響を及ぼし、巨大な蠅の姿で描かれたベルゼブブはその好例です。しかし、内容の信ぴょう性は乏しく、誤りを含んでいるので注意が必要とのことです。今回は著書に描かれた挿絵に注目し、M・L・ブルトンが描いた個性的な悪魔達を紹介していきたいと思います。


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中世ルネサンスのシュールな絵画をこよなく愛する。
師匠はヒエロニムス・ボス。
神秘とダークな作品情報を皆様と共有していきたいと思います。

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