St__Margaret_of_Antioch2

 アンティオキアの聖女マルガレーテは聖マルガリータとも言い、3世紀後半頃に生きた聖女です。
 アンティオキア(現在のトルコ)に生まれた彼女はキリスト教の信仰心が芽生えましたが、異教徒の地方高官から「キリスト教を捨て、俺と結婚しろ」と迫られます。マルガレーテはそれを拒んだので捕らえられ、竜に喰われるという拷問にかけられてしまいました。しかし、奇跡は起きました。竜に呑み込まれた時に彼女が十字架を握って祈ると、御力で竜の体内が裂け、中から出ることができました。それ故、彼女は妊娠の守護聖人とされています。
 表紙の絵はマルガレーテが竜の体内から出て来たところを描いています。画家たちは彼女と竜を結び付けて考え、竜を踏み付けた聖女を多く描きました。そんな作品10点を紹介します。


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