メメント・モリ -西洋美術の謎と闇-

ダークサイドの西洋美術にまつわる絵画や展覧会、グッズ情報をご紹介。

カロン

「神曲」の絵画14点。イタリアの詩人ダンテ・アリギエーリが書した中世最大の詩篇

Dante and Virgil Flown by Ceron 1893 Roberto Bompiani - コピー

 「神曲」は13、4世紀のイタリアの詩人、政治家であるダンテ・アリギエーリが書した作品です。
 自分自身を主人公とした、一万以上の韻文から成る長編叙事詩であり、煉獄篇、地獄篇、天国編の三部に分けられています。中世イタリアの代表作と言っても過言ではなく、文学界でも特に有名な存在です。原題はLa Divina Commediaであり、英語だとThe Divine Comedy。日本語だと「神聖喜劇」と訳せます。だからと言って笑える話という訳ではなく、俗語で書かれたハッピーエンドの物語という事から付けられたそうです。

 内容としては、1300年の金曜日にダンテは深い森の中へ迷い込んでしまいます。そこで彼はローマの詩人ヴェルギリウスに出会い、地獄、煉獄、天国と三つの世界に案内されるのです。地獄の九圏には有名な英雄や歴史人が罰を受けており、彼等の物語を訊き、地球の中心部には魔王ルチーフェロが封印されております。ダンテは煉獄の頂上でヴェルギリウスと別れ、山頂でかつて愛した女性の現身である淑女ベアトリーチェと再会します。彼女の導きで天国へと昇天していき、天を巡って至高の天上へと昇りつめていき、天使や聖人達と出会いました。ダンテは永遠なる存在を前にして、見神の域へと達したのでした。
 では、「神曲」にまつわる絵画14点をご覧ください。

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ギリシャ神話の冥界の渡し守「カロン」の絵画11選。死者は船に乗って冥府へと進む

Jose Benlliure y Gil  1919 -

 カロン(カローン)はギリシャ神話に登場する、冥界のステュクス河の渡し守です。
 通常ぼろを着た不愛想な老人の姿で描かれ、小船とオールを使って冥界へと向かう死者を対岸へと運んでいます。ステュクス河は広大で、プレゲトーン河、レーテー河、コキュートス河、アケローン河の、四つの支流があります。船の渡し賃は1オボルスとされ、冥界へとちゃんと行けるように、古代ギリシアでは死者の口の中に1オボルス銀貨を入れる風習がありました。万が一渡し賃を忘れた場合、対岸へ渡るのに200年近くかかると考えられていました。
 冥界の渡し守カロンの絵画、11選をご覧ください。


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中世ルネサンスのシュールな絵画をこよなく愛する。
師匠はヒエロニムス・ボス。
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