Crucifixion of the Parlement of Paris (detail) 1449 -

 聖ドニはサン・ドニ、聖デニスとも呼ばれているカトリック教の聖人です。
 フランスのパリの司教で、250年頃に殉教したと伝えられています。聖ドニはセーヌ川のシテ島で暮らしており、仲間である聖ルスティクスと、聖エレウテルスと共にキリスト教の布教に励んでいました。しかし、改宗する者が増えてくるにつれて異教の僧侶が彼等を疎く思うようになり、聖ドニ達は高い丘で斬首刑に処されてしまいました。彼ら三名は死後まもなく崇拝の対象になり、遺体はその地に埋葬され、彼等を崇める教会堂が設立されました。
 「黄金伝説」によると聖ドニは斬首された後、自らの首を持ち上げて説教をしながら数km歩いたとされています。人間の摂理を越えた、恐るべき奇跡です。その伝説を元にして、画家たちは聖ドニを自らの首を持った聖人として表しました。また、斬首しても死なずに首を持ったとされている聖人は、他にも三名おります。
 聖ドニの絵画&彫刻10点と、三名の聖人の首を持った姿をご覧ください。少しだけ閲覧注意です。


bottan_03_01