メメント・モリ -西洋美術の謎と闇-

ダークサイドの西洋美術にまつわる絵画や展覧会、グッズ情報をご紹介。

ジョット

ユダの接吻の絵画13選。キリスト教における裏切者の親愛のキスは、背徳の合図

Grandes Heures of Anne of Brittany, between 1503 and 1508 -

 ユダの接吻は、新約聖書においてユダがイエス・キリストを売る為に行った行為の場面です。
 最後の晩餐の翌日、キリストはゲッセマネの園にいました。三名の使徒と共にいると、なにやら足音が聞こえてきます。明かりと武器を持った、ユダヤ祭司長の兵士一団が現れたのです。その先頭にいたのはイスカリオテのユダで、彼は「先生!」と言いながらキリストに接吻をしました。、「誰がキリストか分かるように、接吻をしろ」と祭司長から言われていた為です。ユダは銀貨30枚を受け取り、キリストを売ったのです。
 敵の一団は神の子を捕らえようと集まってきます。それを阻止しようと、弟子のペトロが剣を振り上げて、男の耳を切り落としました。しかし、キリストは「ペトロ、やめなさい。剣は滅びの道を歩む。これは預言された通りなのだ。私は行こう」と言って、敵の成すがままにされました。こうしてキリストは捕らえられたのです。
 親愛のジェスチャーである接吻が背徳の合図となる。裏切りの象徴ともいえる行為、ユダの接吻の絵画13点をご覧ください。キリストの表情にも注目です。


bottan_03_01

ジョットの寓意画から学ぶ、7つの美徳と7つの悪徳。スクロヴェーニ礼拝堂の宗教画

Giotto_-_Scrovegni_1 - コピー

  ジョット・ディ・ボンドーネはイタリア出身の中世後期の画家です。
 彼の最も有名な作品は1305年に描かれた、スクロヴェーニ礼拝堂の一連の宗教画ですが、その中にグリザイユ(モノクロのこと)で描かれた「美徳と悪徳」とされる14枚の寓意画があります。寓意(ぐうい)とはある意味を直接伝えず、別のものに例えたり、ほのめかしたりして伝えることで、寓意画は概念を擬人化した絵画のことを指します。スクロヴェーニ礼拝堂へ来た信仰者はこの絵画を見て、率先して行う美徳、やってはならない悪徳を学んだのでした。
 私たちもジョット先生の道徳の授業を学びましょう。


bottan_03_01

西洋絵画の父ジョットの絵画9選。平坦を立体に変え、中世ルネサンスの架け橋となる

Giotto-KissofJudas 1304-06 - コピー

 ジョット・ディ・ボンドーネ(1267年頃―1337年)はジオットとも呼ばれ、イタリア出身の中世後期の画家です。
 中世時代、絵画は「文盲の人々にキリストの物語が伝わればいい」という名目で描かれ、美術的側面は排除されていました。リアルに描くことを忌避し、外面より内面を重視せよ、象徴性や図像が大切だと、わざと適当ともとれる絵画を描いたのでした。中世の人々もリアルに描こうとしたらできたかもしれませんが、時代がそれを許さなかったのです。
 しかし、その概念に対してジョットが革命を起こします。彼は三次元の空間や人物の自然な感情表現を描写したのです。人物のサイズは建物や風景と比較して自然な大きさで表され、人々のポーズも的確なものでした。それによりジョットは一躍有名になり、現代の評価では「西洋絵画の父」とも呼ばれるまでになりました。
 そんな偉大な巨匠、ジョットの作品9点を見ていきましょう。


bottan_03_01
プロフィール
aicon

管理人:


中世ルネサンスのシュールな絵画をこよなく愛する。
師匠はヒエロニムス・ボス。
神秘とダークな作品情報を皆様と共有していきたいと思います。

button

メメント・モリについて

アーカイブ
記事検索
記事検索
  PR
【異形の怪物LINEスタンプ】
line logo2


ブログランキング・にほんブログ村へ

―最新記事をお届け―

buttons

buttons - コピー (2)

buttons - コピー

PC用広告