メメント・モリ -西洋美術の謎と闇-

ダークサイドの西洋美術にまつわる絵画や展覧会、グッズ情報をご紹介。

セイレーン

セイレーンの絵画13点。船乗りの男を歌で誘惑し、海に引きずり込む美貌の魔物

The Fisherman And The Siren by Frederic Leighton 1857 -

 セイレーンはギリシャ神話に登場する、海に現れる怪物です。上半身は美女、下半身は鳥の姿とされています。(後世には魚となった) 海の岩場から美麗な歌を歌って船乗りたちを惑わして海にとび込ませ、その肉を喰らうと考えられています。憐れな船員たちの骨は島に流れ着き、山のようになったそうです。

 ホメロスの「オデュッセイア」によると、英雄オデュッセウスが航海していた時、セイレーン達がいるルートを辿らねばなりませんでした。歌を聴くと破滅するので、船員たちは耳を蠟で塞ぐことにしました。しかし、オデュッセウスはセイレーンの歌を聴いてみたいと、部下に自分をマストに縛り付け、絶対に外さないよう命じます。美しい音色を聞いたオデュッセウスは暴走し、「セイレーンの元へ行くんだー!うおー!」と暴れましたが、部下は命令通りそのままにしておきました。船がその場を遠ざかってやっと、オデュッセウスは我に返ったのでした。

 また、英雄イアソン率いるアルゴナウタイもセイレーンの座礁を通っています。彼等は吟遊詩人オルフェウスに頼んで、楽器リラを鳴らして打ち消すことができました。音には音で対抗ですね。しかし、ブテスという人のみセイレーンの歌に惹かれてしまい、海へと飛び込んでしまったそうです。
 艶やかな音色で男を惑わすセイレーンの絵画13点をご覧ください。

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ギリシャ神話のオデュッセウスの絵画11点。セイレーンなどの冒険を生き抜いた英雄

1812 by Thomas Degeorge -

 オデュッセウスはギリシャ神話に登場する英雄です。
 ホメロスの叙事詩「オデュッセイア」の主人公であり、腕力自慢の豪傑というよりも、知略をもって物事を解決する知将です。トロイ戦争の勝利のきっかけとなったトロイの木馬を考え出したのは、オデュッセウスとされています。トロイ戦争が終了したので、オデュッセウス一行は故郷のイタケーを目指して航海をしました。彼はすぐに戻れるだろうと考えていましたが、とんでもない間違いでした。船は大嵐に見舞われ、北に航路をとるはずが南に流されてしまい、未知の国へと付いてしまったのです。故郷への道は辛く長い道筋となり、その冒険が「オデュッセイア」に語られることになるのです。
 オデュッセウスの冒険の絵画、11点をご覧ください。


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【絵画11選】 2017年は酉年! 神話や伝説上の鳥の怪物を、お正月にご紹介

Sirin and Alkonost (1896), Viktor Vasnetsov - コピー

 今年の干支は酉年。
 年賀状では可愛いニワトリやヒヨコ、かっこいい鷹、鷲などが出回っていますが、それだけではつまらない。普段見ないような鳥のモンスターを折角なら見たい!というあなた。ちょっとここの鳥の巣を覗いてみてはいかがでしょうか。鳥に関係した、伝説上の怪物の絵画11選をご紹介したいと思います。


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中世ルネサンスのシュールな絵画をこよなく愛する。
師匠はヒエロニムス・ボス。
神秘とダークな作品情報を皆様と共有していきたいと思います。

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