メメント・モリ -西洋美術の謎と闇-

ダークサイドの西洋美術にまつわる絵画や展覧会、グッズ情報をご紹介。

パリスの審判

トロイ戦争の絵画12点。数々の英雄を巻き込んだ、ギリシャ最大規模の伝説の戦争

Aeneas Flees Burning Troy Federico Barocci 1598 -

 ギリシャ神話で語られているトロイ戦争は、小アジアのトロイと、ミケーネを中心とするアカイア人との戦争です。
 事の発端は不和の女神エリスが「一番美しい人に」と言い、林檎を投げたからでした。三名の女神が「私よ!」と争い、審判をトロイの王子であるパリスに任せることにしました。パリスは「世界一美しい女をあげる」と言ったヴィーナスを選びました。(→ 詳しく知りたい方はこちら) 愛の女神の導きで、パリスはスパルタ王メネラオスの妻ヘレネをさらって行ってしまいます。それに激怒した王は、ミケーネ王である兄アガメムノンに援助を申し入れ、英雄オデュッセウスと共にヘレネの返還を求めました。しかし、パリスは聞き入れなかったので、戦争にまで発展してしまいます。

 アガメムノンを総大将とするアカイア軍はトロイ近くの砂浜に上陸し、待ちかまえていたトロイ軍と激突しました。お互いの力は拮抗し、決着が付かないまま10年が経ちます。パリスの兄でありトロイの武将ヘクトルは英雄アキレスによって討ち取られ、アキレスはパリスによって弱点のかかとを射られて命を落とします。こうして双方多大な犠牲を出しながら、戦争は続けられます。しかし、オデュッセウスが奇策「トロイの木馬」を考案したことにより、状況は一転します。内部に大量の兵士を潜ませた巨大な木馬は、計画通りトロイの街内へ送り込まれ、トロイは夜中に奇襲されて陥落することになります。こうして長きに渡った戦争は終結を迎えたのです。
 数多の英雄たちが争い、散っていったトロイ戦争の絵画12点をご覧下さい。

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ギリシャ神話のパリスの審判の絵画14選。ヴィーナス、ヘラ、アテナの女神から選ぶ

Joachim Wtewael 1615 -

 パリスの審判はギリシャ神話の物語で、トロイ戦争の発端となった出来事です。
 ある日、アキレスの両親の結婚式が催されました。全ての神が出席しましたが、ただ一人不和の女神エリスが招かれませんでした。彼女は怒り、結婚式に乗り込んで「最も美しい者へ」と黄金のリンゴを投げ入れました。リンゴは私のものよ!と名乗り出たのはヴィーナス、ヘラ、アテナでした。三名は全く譲らなかったので、主神ゼウスはイリオスの息子で、羊飼いの仕事をしているパリスに審判させることに決めました。ゼウスの使者であるヘルメスがパリスの元へ行ってリンゴを渡し、事情を説明しました。
 そして、最も美しい女を主張する三名の女神がパリスの前に現れます。ヘラは「君主の座」、アテナは「戦争の勝利」、ヴィーナスは「最も美しい人間の女」を与えると彼に言いました。パリスはヴィーナスに黄金のリンゴを渡しました。それにより、パリスはヴィーナスの助けを得てスパルタ王ヘレネを手に入れることができましたが、それがトロイ戦争の元凶となってしまったのです。
 女神の戦いである「パリスの審判」の絵画、14点をご覧ください。


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中世ルネサンスのシュールな絵画をこよなく愛する。
師匠はヒエロニムス・ボス。
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