メメント・モリ -西洋美術の謎と闇-

ダークサイドの西洋美術にまつわる絵画や展覧会、グッズ情報をご紹介。

ピーテル・ブリューゲル(父)

反逆天使の墜落の絵画11選。神に背きし天界の使者はサタンと共に堕天使となる

Edouard Cibot 1833 -

 堕天使は神の使いでありながら、反逆者サタン(ルシファー)側に付き、離反した天使のことを指します。
 反逆した天使は神によって罰せられ、地獄へ追放されました。どうして反逆をすることになったのかは諸説あり、サタンが神より優れていると思ったから、神が人間を寵愛した為に嫉妬したから、神の束縛から自由になりたかったからなどがあります。彼等は天使と同じように上、中、下の三隊の階級に分けられており、サタンを筆頭にしてベルゼブブ、バアル、アスモデウス、ベリアルなどの上級の堕天使がいます。地獄へ落とされた堕天使は悪魔へと変貌し、天界を乗っ取ってやろう、人間を陥れてやろうと虎視眈々と狙っているのです。
 地獄へ追放される堕天使の絵画11点をご覧ください。



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ボスにブリューゲル、アルチンボルド!フランスの採石場跡が3Dマッピング絵画に!

Bosch, Brueghel , Arcimboldo2

 フランスのプロヴァンスにある「キャリエール・ド・ルミエール(光の採掘場)」は、採石場の跡地を利用してアートショーを行っています。その方法が、全方位のプロジェクションマッピングなのです。70ヶものプロジェクターを使用し、採石場の壁や天井、床に映し出される絵画の画像は大迫力で、見る人のほとんどは鳥肌が立つと言われています。過去にはヴァン・ゴッホ、モネ、ピカソ、マティス、ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロ、シャガールなどの絵画が取り上げられました。
 そして、2017年の今年はルネサンス時代のファンタスティックを代表する画家「ヒエロニムス・ボス(ボッシュ)」「ピーテル・ブリューゲル」「ジュゼッペ・アルチンボルド」の三名の絵画が映し出されるのです!
 早速詳細を見ていきましょう!



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オランダで流行した愚者の石の切除の絵画11選。ヒエロニムス・ボスだけじゃない!

attributed to Frans Hals 17 -

 「愚者の石の切除」は16-17世紀頃のネーデルラント地方(オランダ辺り)で伝えられた主題です。
 ネーデルラントの伝承では人間の頭の中に石があり、それが大きくなると頭がおかしくなって阿呆や狂人になると言われていました。狂人を治す為には医者に切開手術をしてもらい、石を取り出さなければなりません。この伝承はお人よしや世間知らずの者が詐欺師に騙されたり、甘言に釣られて多くの人が悪徳商法に騙されたりすることに対する風刺として用いられました。
 頭を手術され、石を出されている人々の姿11点をご覧ください。


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オランダの諺は風刺に満ちていた。ブリューゲル作の「ネーデルラントの諺」10選

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 「ネーデルラントの諺(ことわざ)」は1559年に、画家ピーテル・ブリューゲル(父)よって描かれました。
 ネーデルラントは現在で言うオランダ、ベルギー辺りの国であり、ブリューゲルはそこのブラバント公国出身でした。ネーデルラントには日本と同じように、人生を生きる為の知恵とも言える諺が多く存在します。ブリューゲルは諺を一枚の絵画に詰め込みました。その数は判明しているだけで約85種あり、そのどれもが風刺と皮肉がエッセンスとして盛り込まれています。
 厳選した10個の諺をお伝えいたします。


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2017年2月開催の「バロックの巨匠たち」展。ブリューゲルとレンブラントと…!

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 2017年2月8日(水)~3月28日(火)の間、兵庫県の姫路市立美術館で「バロックの巨匠たち-ブリューゲル、レンブラント、ルーベンス」が開催されます!
 ルネサンスの後に花を咲かせたバロック芸術は、様々な巨匠を生み出しました。今回の展覧会はレンブラント、ルーベンス、ベラスケスといった有名な巨匠の作品に加え、ブリューゲル一族やヴェネツィア派であるティツィアーノの傑作も出展されます。その数約44点。歴史画、肖像画、風俗画などのジャンルを主に、歪んだ真珠と言われるバロック時代の絵画の魅力を最大限に伝える展覧会となっております。
 出展される作品を見ていきましょう!(2017年 2月13日追記)


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タラ夫を応援!バベルの塔展のタラ夫のような、きもかわいい魚の怪物10連発

beyond_bosch_fish_creature1 - コピー

 2017年に入り、ブリューゲル「バベルの塔」展が三か月を切りました。展覧会の公式HPもだいぶ更新され、周知の情報になっている方も多いと思います。ですが、まだまだ多くの方に展覧会のことを知っていただきたい。マスコットキャラクター「タラ夫」も一生懸命、展覧会を宣伝しています。
 (追記) ついに展覧会がスタートしました!今だかつてないブリューゲル&ボス&怪物ヒートに、とても興奮しています!皆様にタラ夫のような子をもっともっと伝えていきたいです。
 私も微々たる力ですがタラ夫を応援したいと思いますので、きも可愛い魚の怪物を10点紹介いたします!


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聖書 バベルの塔の絵画10選。人々は神の頂を目指して塔を建設し、天罰を受ける

Pieter Bruegel the Elder (1563) - コピー

 バベルの塔は旧約聖書の「創世記」に登場する塔です。
 聖書によると、かつて人々は同じ言語を用いていました。彼等は全国から集まり「さぁ、私たちの街と塔を作ろう!天へ届くほどの高い塔を。名声がとどろくような塔を作ろう!」と言い、塔を建設し始めました。着実に建てられていく塔を見て、神は「人間は団結し、天の領域を侵そうとしている。その原因は言語が統一しているからだ」と呟き、人々の共通言語を奪ってしまいました。突然話が通じなくなった人々は混乱し、街と塔の建設をやめざるを得なくなりました。人々は散り散りになり、やがて異なる言語を話すようになります。そして、置き去りにされた街は「バビロン」と名付けられました。
 崩壊した街バビロンのモチーフはバビロニア王国の首都だと言われています。バベルの塔は王国の神殿「ジックラト」に由来しています。後期になって、バビロンの塔だから「バベルの塔」と呼ばれるようになったとされています。
 神の天罰を受けた塔を描いた作品を見ていきましょう。


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〈最新〉ブリューゲル一族 全員の作品を掲載!画家になった人は総勢8名(他に甥も)

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 ブリューゲル一族は16世紀-18世紀に活躍したフランドル(ネーデルラント)の画家の家系。
 ピーテル・ブリューゲルやらヤン・ブリューゲルやら同名が多すぎるので、基本(父、子)(老、若)などで区別されます。最も有名なのはピーテル・ブリューゲル(父)で、その息子や孫、更には曾孫も画家になっております。今回は有名からマイナーまで、画家になったほとんどのブリューゲル一族を紹介したいと思います。その数8名。
 ややこしい家系もこれですっきり解決です!


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奇天烈な怪物32連発!画家ヒエロニムス・ボスのような怪物だらけの16世紀の画集

François Desprez - The Droll Dreams of Pantagruel (1565) 9

 パンタグリュエル物語はフランスのフランソワ・ラブレーによって書かれ、1532年頃に出版されました。パンタグリュエルはガルガンチュア王の息子で、超怪力で超大食らい、行くところ騒動を巻き起こす博識の巨人です。この作品は風刺や滑稽さに満ち、卑猥や下品さ、笑いも交えつつ、当時の風潮や身分をこきおろしています。
 1565年に出版された画集「パンタグリュエルの滑稽な夢」(Les Songes drolatiques de Pantagruel)はその物語を下敷きに生まれました。本の作者はRichard Bretonで、絵を描いたのはFrançois Desprezと言われています。ボスやブリューゲル調の人間と生物、物体が組み合わさった怪物が全120体描かれています。
 不気味で滑稽な怪物たちをご覧ください。


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2017年4月、バベルの塔展が開催!ブリューゲルとボスが日本の展覧会へ来る…!

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 2017年4月18日から7月2日までブリューゲルとボスの展覧会「バベルの塔」展が、東京の国立国際美術館で開催されるそうです。バベルの塔は実に24年ぶり、ボスの作品は2015年に「愚者の石の切除」が来日しましたが、今回は違う作品が二点やって来るそうです。これは絶対に見逃せません!
 早速詳細を見ていきましょう。


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中世ルネサンスのシュールな絵画をこよなく愛する。
師匠はヒエロニムス・ボス。
神秘とダークな作品情報を皆様と共有していきたいと思います。

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