メメント・モリ -西洋美術の謎と闇-

ダークサイドの西洋美術にまつわる絵画や展覧会、グッズ情報をご紹介。

フェンリル

11作品!北欧神話の軍神チュールは、フェンリルを縛る為に潔く右腕を犠牲にする

tyr fenrir -

 北欧神話の軍神チュール(テュール、ティールとも)は、魔狼フェンリルを縛る為に右腕を犠牲にしたという、果敢な話で知られています。
 ロキの子供であるフェンリルは神の国アースガルズで育てられていましたが、みるみる巨大化していき、手に負えなくなってしまいました。フェンリルが恐くて神々は餌やりを嫌がり、与えることができたのはチュールだけでした。
 ある日、神々は狼を縛ってしまおうと決めました。しかしフェンリルはたくましく、生半可な縄では直ぐに壊されてしまいます。そこで神々は小人達から魔法の紐を作ってもらうことにしました。脆そうに見える紐にフェンリルは警戒し「魔法がかかっていない証拠に、俺の口に腕を入れろ」と持ち掛けます。ためらう神々。ペテンする気満々なのだから、腕は喰われるに決まっています。しんと静まり返った中、無言でチュールが歩み出て、右腕を口に差し込みました。すかさず神々は狼の身体に紐を巻き付けます。魔法の力が発揮され、フェンリルがどんなにもがいても紐をちぎることができませんでした。神々が大喜びする中、チュールは食いちぎられた右腕を押さえていたと言われています。
 戦神の生命線である右腕より、仁義を選んだチュール。チュールとフェンリルの作品11選をご覧ください。


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【絵画17点】終焉と再生。ラグナロクは北欧神話における神々と巨人の最終戦争

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 北欧神話はノルド人がキリスト教徒になる以前に信仰していた、宗教における神話です。一般に北欧神話と呼ばれているものはノルウェーやアイスランドに伝えられた「エッダ」や「サガ」と呼ばれる物語と、デンマークの「デーン人の事跡」の説話をもとにしています。
 神話の中で有名なものとして「ラグナロク」という神々の終焉の話があります。ラグナレク(神々の黄昏)とも呼ばれ、長い冬の後、巨人たちは炎の民と共に神々の元へ攻め込み、双方が熾烈な戦いを繰り広げます。主神オーディンやトールなどの神々はこの戦争で命を落とし、神々の世界は一度滅びます。ですが、終末からやがて命の萌芽が起き、世界は再生されるのです。
 画像17点と共に、神々の運命「ラグナロク」を見ていきましょう。


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中世ルネサンスのシュールな絵画をこよなく愛する。
師匠はヒエロニムス・ボス。
神秘とダークな作品情報を皆様と共有していきたいと思います。

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