Peter Paul Rubens, Prometheus Bound, 1618 - コピー

 プロメテウスはギリシャ神話に登場するティタン族の男神です。
 彼は主神ゼウスの命令に背いて神々の火を盗み、人類に与えました。それによって人々は飛躍的に文明を伸ばしたものの、ゼウスは怒り狂い、プロメテウスを捕まえてカウカーソス山脈に張り付けにしました。山脈には獰猛な鷲がおり、不死であるプロメテウスは生きながらにして肝臓をついばまれるという責め苦を受けました。夜中には傷口が再生し、また同じ拷問が繰り返されるのです。残酷な罰はヘラクレスが救出するまで続けられ、プロメテウスは毎日想像を絶する痛みを受け続けていたのでした。
 画家たちはその残酷なシーンを描き、プロメテウスの苦悶する表情、よじれた身体で痛みを表現しようとしました。見るだけで痛そうな作品をご紹介いたします。一部閲覧注意です。


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