メメント・モリ -西洋美術の謎と闇-

ダークサイドの西洋美術にまつわる絵画や展覧会、グッズ情報をご紹介。

ヘイムダル

北欧神話のヘイムダルの絵画10点。ギャラルホルンで終末を告げるビフレストの番人

 Lundbye  1907 -

 北欧神話に登場するヘイムダルは、アースガルズとミズガルズを結ぶ橋ビフレストの番人です。
 彼は白き神と呼ばれており、知恵や力、五感に優れ、ずば抜けた視力と聴力を持っています。どんな時間帯でも800kmを見渡せ、草や羊の毛が伸びる音が聞えたほどでした。ほとんど眠ることがなく、歯はすべて黄金でできています。始終ビフレストのたもとに座り、世界中を監視して神々の見張り番をしているとされます。
 ヘイムダルはギャラルホルンと言われる角笛を持っており、ラグナロクが到来した際に、それを吹いて皆に知らせる役割を持っています。絵画や挿絵には、大体ギャラルホルンが描かれています。また、彼は人間の階級制度を作った始祖と言われており、貴族、農民、奴隷の三制度を作りました。
 そんな超人的なビフレストの番人、ヘイムダルの絵画と挿絵10点をご覧ください。


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北欧神話で占う人生。神々や英雄が描かれたヴァイキングタロットの中身をご紹介

viking1 -

 今回は2013年にスペインの会社で発売された「Viking Tarot」をご紹介したいと思います。
 このタロットカードはヴァイキング文化をモチーフにしており、北欧神話の神々や巨人、小人、英雄などが水彩調のイラストで描かれております。管理人は北欧神話好きなので、買ってしまった次第です。物語に関する絵もあるので「あ、このシーンだ!」「この人物かな?」と楽しむこともできます。また、描かれた絵が分からなくても、中に英語の説明書が入っており、イラストの説明が書いてありますので大丈夫です。もちろん占うことが可能なので、今年の運勢や今後の人生を北欧神話の神々に委ねることができます。
 早速中身をご覧ください!


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【絵画17点】終焉と再生。ラグナロクは北欧神話における神々と巨人の最終戦争

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 北欧神話はノルド人がキリスト教徒になる以前に信仰していた、宗教における神話です。一般に北欧神話と呼ばれているものはノルウェーやアイスランドに伝えられた「エッダ」や「サガ」と呼ばれる物語と、デンマークの「デーン人の事跡」の説話をもとにしています。
 神話の中で有名なものとして「ラグナロク」という神々の終焉の話があります。ラグナレク(神々の黄昏)とも呼ばれ、長い冬の後、巨人たちは炎の民と共に神々の元へ攻め込み、双方が熾烈な戦いを繰り広げます。主神オーディンやトールなどの神々はこの戦争で命を落とし、神々の世界は一度滅びます。ですが、終末からやがて命の萌芽が起き、世界は再生されるのです。
 画像17点と共に、神々の運命「ラグナロク」を見ていきましょう。


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管理人:


中世ルネサンスのシュールな絵画をこよなく愛する。
師匠はヒエロニムス・ボス。
神秘とダークな作品情報を皆様と共有していきたいと思います。

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