
北欧神話に登場するヘイムダルは、アースガルズとミズガルズを結ぶ橋ビフレストの番人です。
彼は白き神と呼ばれており、知恵や力、五感に優れ、ずば抜けた視力と聴力を持っています。どんな時間帯でも800kmを見渡せ、草や羊の毛が伸びる音が聞えたほどでした。ほとんど眠ることがなく、歯はすべて黄金でできています。始終ビフレストのたもとに座り、世界中を監視して神々の見張り番をしているとされます。
ヘイムダルはギャラルホルンと言われる角笛を持っており、ラグナロクが到来した際に、それを吹いて皆に知らせる役割を持っています。絵画や挿絵には、大体ギャラルホルンが描かれています。また、彼は人間の階級制度を作った始祖と言われており、貴族、農民、奴隷の三制度を作りました。
そんな超人的なビフレストの番人、ヘイムダルの絵画と挿絵10点をご覧ください。
