メメント・モリ -西洋美術の謎と闇-

ダークサイドの西洋美術にまつわる絵画や展覧会、グッズ情報をご紹介。

ミカエル

サタンを踏むミカエルの絵画12点。微笑む大天使は悪魔を足蹴にする【第二弾】

Juan de la Abadía 1486

 新約聖書の「ヨハネの黙示録」によると、大天使ミカエルと配下の天使たちは、サタン(ルシファー)とその部下たちと激しく戦い、彼等を地の底へと突き落としたとされています。サタンはかつて美しい天使であったものの、堕天使となり邪悪なる悪魔と変貌したのでした。サタンは竜や怪物、人型の悪魔として表現されています。
 善なる勝利と悪の敗北。その勧善懲悪の栄光なるエピソードは多くの画家に描かれ、教会を彩っています。では、涼し気な表情のミカエル様が、色々な個性的な姿をしている悪魔(サタン)をひたすら踏みつける絵画12点をご覧ください!

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ドラゴン(竜)の絵画13点。西洋では邪悪な怪物として、聖者や英雄に虐められる存在

Rubens San Jorge el Dragón 1605- -

 東洋では古来より“神の使い”とされ、信仰の対象ともなっているドラゴン(竜)。 現代の創作物語においてもドラゴンは神聖な存在とされ、主人公の願いを叶えたり、その背中に乗せたりします。敵として出て来たとしても、ボスレベルでかなり強い設定となっている事がほとんどです。
 しかし、西洋の神話や聖書に登場するドラゴンはもっぱら邪悪な存在とされ、退治されてばかりなのです。多頭だったり、大蛇だったり、炎や毒を吐いたりとドラゴンの種類は様々なのですが、共通している事は「英雄か聖者に、あっけなくやられてしまう」こと。聖書では悪魔と同一視されてしまっており、善に対する「悪」という象徴となってしまっているのです。
 ドラゴン(竜)の絵画13点をご覧ください。一部グロテスクな表現がありますので、ご了承ください。

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管理人:


中世ルネサンスのシュールな絵画をこよなく愛する。
師匠はヒエロニムス・ボス。
神秘とダークな作品情報を皆様と共有していきたいと思います。

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