メメント・モリ -西洋美術の謎と闇-

ダークサイドの西洋美術にまつわる絵画や展覧会、グッズ情報をご紹介。

モンスター

中世彩飾写本の不可思議な怪物14点。きもかわいい愉快なモンスターたち【第二弾】

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 中世時代、写本は「写字生」と呼ばれる修道院に属する修道士がせっせと書いていました。
 多くの修道院には写字を行う「写字室」が建てられ、君主や教会に依頼された本を手掛けていました。場所によっては羊皮紙の製作から製本まで、彩飾写本の作製の全てを行っていたようです。キリスト教の教義を伝える手段にもなる為、写字は修道院の大事な仕事であったのと同時に 、写本を貴族たちに売ることで貴重な収入源にもなっていました。
 彩飾写本はその名の通り、字だけではなく様々な装飾や挿絵が入れられています。その殆どは物語に関連した挿絵なのですが、中にはどうしてこんな怪物がいるの!?と思われるへんてこりんなモンスターが現れます。
 写字生のストレス発散なのか、趣味なのかは不明ですが、とにかく不思議でキモカワイイ怪物14点をご覧ください!

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怪物のオンパレード。ルネサンス期の学者の著書に出てくるモンスターの挿絵11選

Ulisse Aldrovandi 1 -

 中世ルネサンスにおいて、世界の果ては未知の領域でした。西洋にいる動物はほんの一部で、世界中には恐ろしい怪物が存在していると信じられていました。当時の人々の考えを代弁しているのが、アルドロヴァンディの著書の挿絵です。
 ウリッセ・アルドロヴァンディは博物学者で、ボローニャ大学で医学と哲学を教えていました。彼の興味は多岐に渡り、昆虫、動物、植物、科学などあらゆる分野に精通しており、彼はゲスナーという人の「動物誌」の文章を参考にして本を編纂していました。しかし、動物の実物を知らないままに弟子が挿絵を描いたようで、一部とんでもない怪物が描かれることになります。例えば、象という生物がいることは知っていても、実物は見たことがありません。文章で推測した象は怪物になってしまうのです。(中世の人作のとんでもない象はこちら) また、風の噂でしか聞いたことがない地の果ての怪物も、生物の枠に入れられてしまいます。
 そして、アルドロヴァンディの著書の中から怪物が描かれた挿絵を集め、弟子が一つの本に纏めたのが「怪物史(1621年)」となります。「怪物史」を主にして、奇妙なモンスターの姿11点をご紹介します。


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ヒエロニムス・ボスの25種類の怪物フィギュア!きもかわ不思議なモンスターばかり!

bosch creatures 9 - コピー

 ヒエロニムス・ボスの絵画に登場する怪物たちはどれも奇想に満ちており、なんとも言えない魅力があります。その不思議な世界観に虜になってしまい、「この怪物が立体になったらいいのになぁ・・・」と思われる方もいるでしょう。なんと、あるんです。オランダのParastone社が手掛けたボスの怪物フィギュアがあるんです!
 その数、実に25種類!早速見ていきましょう!


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中世ルネサンスのシュールな絵画をこよなく愛する。
師匠はヒエロニムス・ボス。
神秘とダークな作品情報を皆様と共有していきたいと思います。

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