メメント・モリ -西洋美術の謎と闇-

ダークサイドの西洋美術にまつわる絵画や展覧会、グッズ情報をご紹介。

ラグナロク

北欧神話のヘイムダルの絵画10点。ギャラルホルンで終末を告げるビフレストの番人

 Lundbye  1907 -

 北欧神話に登場するヘイムダルは、アースガルズとミズガルズを結ぶ橋ビフレストの番人です。
 彼は白き神と呼ばれており、知恵や力、五感に優れ、ずば抜けた視力と聴力を持っています。どんな時間帯でも800kmを見渡せ、草や羊の毛が伸びる音が聞えたほどでした。ほとんど眠ることがなく、歯はすべて黄金でできています。始終ビフレストのたもとに座り、世界中を監視して神々の見張り番をしているとされます。
 ヘイムダルはギャラルホルンと言われる角笛を持っており、ラグナロクが到来した際に、それを吹いて皆に知らせる役割を持っています。絵画や挿絵には、大体ギャラルホルンが描かれています。また、彼は人間の階級制度を作った始祖と言われており、貴族、農民、奴隷の三制度を作りました。
 そんな超人的なビフレストの番人、ヘイムダルの絵画と挿絵10点をご覧ください。


bottan_03_01

北欧神話のトリックスター、ロキの絵画14選。オーディンの義兄弟で悪戯好きの神

 Hansen  1861ー

 ロキは北欧神話の悪戯好きの神として知られています。
 変身能力に長けており、頭の回転が速く、気まぐれで饒舌家。名前は「終わらせる者」という意味です。主神オーディンと義兄弟の仲で、雷神トールとは親交があります。巨人族出身で、妻にシギュンがいますが、最初の妻アンクルボザとの間にフェンリル、ヨルムンガンド、ヘルの三兄弟がいます。非常にプレイボーイで、手を出していない女神はいない程。物事を引っ掻き回して困らせる存在ですが、持ち前の知恵で問題事を解決することもあります。
 しかし、バルドルの死を皮切りに神々のロキに対する評価が変わってゆき、ロキが神々の悪口を散々言うこと (ロカセナ) があってから、完全にロキは敵側に付いてしまいます。ロキは捕らえられて岩に縛り付けられますが、ラグナロクが起こる時に解放され、神々へ復讐をすると言われています。
 北欧いちのトリックスター、ロキの絵画と挿絵、14点をご覧ください。


bottan_03_01

11作品!北欧神話の軍神チュールは、フェンリルを縛る為に潔く右腕を犠牲にする

tyr fenrir -

 北欧神話の軍神チュール(テュール、ティールとも)は、魔狼フェンリルを縛る為に右腕を犠牲にしたという、果敢な話で知られています。
 ロキの子供であるフェンリルは神の国アースガルズで育てられていましたが、みるみる巨大化していき、手に負えなくなってしまいました。フェンリルが恐くて神々は餌やりを嫌がり、与えることができたのはチュールだけでした。
 ある日、神々は狼を縛ってしまおうと決めました。しかしフェンリルはたくましく、生半可な縄では直ぐに壊されてしまいます。そこで神々は小人達から魔法の紐を作ってもらうことにしました。脆そうに見える紐にフェンリルは警戒し「魔法がかかっていない証拠に、俺の口に腕を入れろ」と持ち掛けます。ためらう神々。ペテンする気満々なのだから、腕は喰われるに決まっています。しんと静まり返った中、無言でチュールが歩み出て、右腕を口に差し込みました。すかさず神々は狼の身体に紐を巻き付けます。魔法の力が発揮され、フェンリルがどんなにもがいても紐をちぎることができませんでした。神々が大喜びする中、チュールは食いちぎられた右腕を押さえていたと言われています。
 戦神の生命線である右腕より、仁義を選んだチュール。チュールとフェンリルの作品11選をご覧ください。


bottan_03_01

ロキの捕縛の絵画11点。北欧神話の裏切者はラグナロクまで毒蛇の罰を受け続ける

 Irish - コピー

 北欧神話に登場するロキは、いたずら好きで悪賢い神として有名です。
 ロキは光の神バルデルを策略で殺し、神々の面前でそれを暴露したことによって裏切者とみなされました。彼は鮭の姿になって逃亡を図りましたが、雷神トールによって捕まえられてしまいます。ロキは洞窟へ引っ立てられ、神々は彼の息子二人を連れてきて、目の前で一人を狼に変え、もう一人を食い殺させてしまいます。死んだ息子から腸を取り出し、神々はそれをロープがわりに使い、ロキを岩に括りつけました。腸は頑丈な鎖に変わり、身動きができなくなったロキ。そして、スカジという女神が毒蛇を置き、顔に毒がしたたるようにしました。痛みにもがくロキを神々が置きざりにした中、唯一妻のシギュンが側に寄り添い、蛇の毒を盃で受け止めていたのでした。
 画家によって描かれたロキの姿をご覧ください。


bottan_03_01

【絵画17点】終焉と再生。ラグナロクは北欧神話における神々と巨人の最終戦争

Thor_und_die_Midgardsschlange

 北欧神話はノルド人がキリスト教徒になる以前に信仰していた、宗教における神話です。一般に北欧神話と呼ばれているものはノルウェーやアイスランドに伝えられた「エッダ」や「サガ」と呼ばれる物語と、デンマークの「デーン人の事跡」の説話をもとにしています。
 神話の中で有名なものとして「ラグナロク」という神々の終焉の話があります。ラグナレク(神々の黄昏)とも呼ばれ、長い冬の後、巨人たちは炎の民と共に神々の元へ攻め込み、双方が熾烈な戦いを繰り広げます。主神オーディンやトールなどの神々はこの戦争で命を落とし、神々の世界は一度滅びます。ですが、終末からやがて命の萌芽が起き、世界は再生されるのです。
 画像17点と共に、神々の運命「ラグナロク」を見ていきましょう。


bottan_03_01
プロフィール
aicon

管理人:


中世ルネサンスのシュールな絵画をこよなく愛する。
師匠はヒエロニムス・ボス。
神秘とダークな作品情報を皆様と共有していきたいと思います。

button

メメント・モリについて

アーカイブ
記事検索
記事検索
  PR
【異形の怪物LINEスタンプ】
line logo2


ブログランキング・にほんブログ村へ

―最新記事をお届け―

buttons

buttons - コピー (2)

buttons - コピー

PC用広告