メメント・モリ -西洋美術の謎と闇-

ダークサイドの西洋美術にまつわる絵画や展覧会、グッズ情報をご紹介。

ルーカス・クラーナハ

クラーナハがヒエロニムス・ボスの最後の審判を模写!?二つを比較してみました

ボスクラナッハ比較

 ヒエロニムス・ボスの最後の審判の画像を検索していた時、画質の高い綺麗な画像が出てきたので、ぽちっと押してみました。すると、「ん?何かが違う?色がおかしいような・・・」と。そして、画像をアップしてみたら「そっくりだけど、ち、違う・・・!これは誰だ?」
 作者を調べてみたら、「ルーカス・クラーナハ(父)」となっていました。クラーナハ(1472–1553)はドイツで活躍した北方ルネサンスの画家です。2016‐17年に東京でクラーナハ展が行われていたので、知っている方も多いのではないでしょうか。彼は妖艶な女性を得意とした多産の画家なのですが、ボスの最後の審判を模写していたなんて、初めて知りました。調べてみると、クラーナハは1508-9年頃にフランドル旅行をしており、そこで最後の審判に出会ったようです。当たり前なことですが、カメラや画集がない当時では毎日実物を見ながら模写をしたのでしょう。
 今回はヒエロニムス・ボスの真作と、ルーカス・クラーナハの模写を比較していきたいと思います。やはり同じ作品でも、画家の個性がきらりと表れますよ!

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日本初開催「クラーナハ展―500年後の誘惑」が2017年4月まで大阪の美術館で!

Lucas Cranach -

 現在、「ルーカス・クラーナハ展-500年後の誘惑」が2016年10月15日(土) 〜 2017年1月15日(日)の期間中、東京の国立西洋美術館で行われています。なぁんだ、もう開催されてるじゃん、と言わないでください。2017年1月28日(土)~ 4月16日(日)まで、大阪の国際国立美術館で巡回展が行われるんです。まだまだこれからですよ!
 ルーカス・クラーナハ(クラナッハ)は1472-1553年の北方ルネサンスの画家で、息子も同姓同名で画家をしていたので、ルーカス・クラーナハ(父)、ルーカス・クラーナハ(息子)と表記して区別されています。今回展覧会でメインとしてやってきたのはお父さんの方です。でも、息子さんの作品も少しやって来ているようです。
 では、やってくる作品の一部を見てみましょう。

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中世ルネサンスのシュールな絵画をこよなく愛する。
師匠はヒエロニムス・ボス。
神秘とダークな作品情報を皆様と共有していきたいと思います。

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