メメント・モリ -西洋美術の謎と闇-

ダークサイドの西洋美術にまつわる絵画や展覧会、グッズ情報をご紹介。

三位一体(トリニティ)

聖母の戴冠の絵画12点。昇天したマリアは神とイエス・キリストに王冠を授けられる

Enguerrand Charonton Coronation of Mary  1454 -

 「聖母戴冠」は、マリアが天上で神によって王冠を授けられている絵画のことを指します。
 聖書にはそのような記述はありませんが、マリアは死して三日後に復活を果たし、天国へと昇って行ったとされています。そこで彼女は戴冠を受けるのです。王冠を授ける者は神であったり、キリストであったり、三位一体であったりします。十二使徒が上空を仰いでいたり、天使や聖人たちが祝福していたりする場合もあります。王冠の意味は女帝というよりも、女教皇である方が正しいかもしれません。権威より栄光や信仰。マリアは聖なる教えを伝えていく最たる者、といった立場なのだと思います。
 栄誉に満ちた聖母戴冠の絵画、12点をご覧ください。
→ マリアの死についての絵画を見たい方はこちら
→ マリアの被昇天についての絵画を見たい方はこちら

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【絵画11点】トリニティ顔。神とキリストと聖霊が三位一体となり、頭に三つの顔を表現

1500, Netherlandish School -

 三位一体。それは「神 (父)」「キリスト(子)」「聖霊」の三体を合わせると、「唯一神」となると言った考え方です。
 キリスト教は唯一神の宗教です。多神教の神は悪魔とみなし、キリスト教の教える神のみが「神」と考えておりました。しかし、キリスト教徒はふと考えました。キリストは神の子なら神か?自らの内に住んでいる聖霊も神?いや、世界を支配している神こそ神じゃないのか?あれ、三人も神がいるぞ!この問題は様々に解釈され、ほとんどの思想は異端とされました。
 こうして考え出された結論が「三位一体(トリニティ)」でした。全て一緒にしてしまえばいいじゃん!という訳です。三つの物が合体して大きなロボットになる!と言った感じです。神、キリスト、聖霊は三つで一つとなり、これを完璧なる神の象徴として多くの画家に描かれることになりました。
 この三体を別々に描く者もいましたが、これらを一つとして表す為に「一つの頭で三つの顔」として描く者もいました。トリニティな作品11点をお楽しみください。


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管理人:


中世ルネサンスのシュールな絵画をこよなく愛する。
師匠はヒエロニムス・ボス。
神秘とダークな作品情報を皆様と共有していきたいと思います。

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