メメント・モリ -西洋美術の謎と闇-

ダークサイドの西洋美術にまつわる絵画や展覧会、グッズ情報をご紹介。

北方ルネサンス

2018年1月, 東京より展覧会「ブリューゲル展 画家一族」が開催!150年の長き系譜

ブリューゲル展―

 2018年1月23日(火)―4月1日(日)より、東京都美術館において「ブリューゲル展 画家一族 150年の系譜」が始まります!ピーテル・ブリューゲル(父)より、五世代に渡って続いた画家一族。個人所蔵なども含め、約100点ほどが出品される予定です。2017年4月より開催された「バベルの塔展」に引き続き、来年もブリューゲル祭りの年になりそうですね。私はテンション上がりっぱなりです!
 早速詳細を見ていきましょう!
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クラーナハがヒエロニムス・ボスの最後の審判を模写!?二つを比較してみました

ボスクラナッハ比較

 ヒエロニムス・ボスの最後の審判の画像を検索していた時、画質の高い綺麗な画像が出てきたので、ぽちっと押してみました。すると、「ん?何かが違う?色がおかしいような・・・」と。そして、画像をアップしてみたら「そっくりだけど、ち、違う・・・!これは誰だ?」
 作者を調べてみたら、「ルーカス・クラーナハ(父)」となっていました。クラーナハ(1472–1553)はドイツで活躍した北方ルネサンスの画家です。2016‐17年に東京でクラーナハ展が行われていたので、知っている方も多いのではないでしょうか。彼は妖艶な女性を得意とした多産の画家なのですが、ボスの最後の審判を模写していたなんて、初めて知りました。調べてみると、クラーナハは1508-9年頃にフランドル旅行をしており、そこで最後の審判に出会ったようです。当たり前なことですが、カメラや画集がない当時では毎日実物を見ながら模写をしたのでしょう。
 今回はヒエロニムス・ボスの真作と、ルーカス・クラーナハの模写を比較していきたいと思います。やはり同じ作品でも、画家の個性がきらりと表れますよ!

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旧約聖書のソドムとゴモラの絵画13点。ロトの家族は天罰で滅びゆく都市を脱出する

Benjamin West  1810 -

 ソドムとゴモラは旧約聖書に登場する、天罰を受けて滅亡してしまった都市です。
 この二つの都市は堕落しきっていた為に、神は滅ぼすことに決めました。預言者アブラハムは救済を願い出たので、神は「なら、正しき者は救おう」と二人の御使いを送り出します。すると、都市に住むアブラハムの甥、ロトの元に二人の客人が現れます。ロトは快く彼等を家へ招き入れてもてなしました。しかし、よそ者を嫌う都市の者達が現れ、「二人をつまみ出せ!」とロトを脅します。彼は娘達を差し出そうとしてまで客人を守ろうとしたので、御使いは正体を明かし、ならず者たちを盲目にさせました。そして「神は都市を滅ぼすつもりだから、お逃げなさい」とロト達を促し、避難をさせました。その時に「決して振り返ってはならない」と警告を受けていたのにも関わらず、ロトの妻は背後を振り返ったので、塩の柱に変えられてしまいました。ロト達は悲しみに暮れながらも洞窟へ隠れ、助かります。こうしてソドムとゴモラの都市は硫黄と炎に包まれ、天罰によって滅亡してしまいました。
 脱出をするロト達と、滅びゆく都市の絵画13点をご覧ください。

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ヒエロニムス・ボスの絵画に登場するマイナーな怪物13選!脇役だって個性派ぞろい

怪物

 北方ルネサンスの画家ヒエロニムス・ボスの作品には、実に多くの怪物たちが存在します。
 ボスが描く独創的な怪物はある種の強い魅力を発し、フィギュアや洋服などのグッズが生まれています。快楽の園に描かれた木男や暴食の怪物(サタンとも)、甲冑を着たグリロスや、聖アントニウスの誘惑のレターバードや船になった魚の怪物、最後の審判の頭巾を被ったグリロスや教皇姿のグリロスが有名どころですね。しかし、怪物にも有名な者と、そうでない者が存在します。
 今回は、絵画の隅っこや目立たないところに生息する、マイナーだけど個性的な怪物たち13体+α をご紹介します。「快楽の園「」干草車」「最後の審判」「聖アントニウスの誘惑」の代表的な四つの祭壇画から抜粋します。なお、絵画の全体像は掲載しますが、表示の関係で画質を押さえさせていただいておりますので、ご了承ください。

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Etsyで売られているヒエロニムス・ボスのグッズ15選!個性的ハンドメイドが光る!

ボスグッズ

 Etsy (エッツィ)はハンドメイド品やビンテージ品、クラフト素材などの物を扱っている商品取引サイトです。
 対象商品であれば誰でも気軽に出品ができて、販売することができます。気に入った商品があれば勿論購入することが可能です。Etsyは2005年に創立され、本社はニューヨーク州にあります。全世界中で約170万の人が出品し、約2900万の人が購入しています。Etsyもebayに負けず劣らず、様々な変わったものが販売されています。ハンドメイド品が多いということで、Etsyの方がオンリーワンの商品に出会える確率が高いと思いますよ。
 ヒエロニムス・ボスで検索をかけてみると、予想以上にたくさん引っかかりました。ebayにも売っていなかったユニークな物がありましたので、ボスの作品や怪物をモチーフにした商品15点をご覧ください。

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ebayで販売されているヒエロニムス・ボスのグッズ15選!日本にはない珍しい物が!

ボスグッズ

 ebay(イーベイ)は世界最多の利用者がいる、インターネットオークションです。
 1995年にアメリカ合衆国のカリフォルニア州で設立され、現在億単位で取引がなされています。ebayのいいところは、日本では売っていないものが買えることです。日本の大手ネットショップ、アマゾン、楽天、ヤフオクなどでは確かに品ぞろえは豊富ですが、ヒエロニムス・ボスのグッズとなるとほとんどありません。しかし、ebayで検索をかけて見ると、出るわ出るわ。ざっと5000件ほどのヒエロニムス・ボスの関連商品が出てきました。他にも珍しいものがたくさん売られていおり、日本ではお目にかかれない掘り出し物が見つかります。色々見ていると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。
 今回はebayで売られていたヒエロニムス・ボスのグッズ15点をご紹介します!

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世界の救世主という主題のキリストの肖像画14選。ダ・ヴィンチも描いた宗教モチーフ

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 「Salvator Mundi (サルヴァトール・ムンディ)」は世界の救世主という意味のラテン語で、右手は祝福の印、左手は世界を象徴する球体を持ったキリストを描いた宗教的な主題を指します。このテーマは特に北方ルネサンスの者達に人気があり、ルネサンスの時代に盛んに描かれました。かの有名な画家レオナルド・ダ・ヴィンチもこのモチーフを描いており、後年に追随者を生み出しました。
 Salvator Mundi の作品、14点をご覧ください。

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北方ルネサンスの画家15名をご紹介!フランドルとドイツの有名&マイナーな画家

最後の審判

 北方ルネサンスは、フランドル(オランダ、ベルギー)やドイツの北ヨーロッパにて興ったルネサンスの運動です。
 なお、フランスやイングランド、東ヨーロッパの美術も北方ルネサンスに入る場合があります。ルネサンスは「再生」「復活」を意味するフランス語で、中世絵画の殻を捨て、ギリシャローマ文化を復興させようという動きです。イタリアルネサンスと異なり、一部の北方は独自の進化を遂げ、15世紀前半頃からルネサンスの萌芽が芽生えました。北方の絵画は宗教色が濃く残ってはいたものの、非常に細密で写実性に優れた作品でした。意味深な寓意(ぐうい)や警句が描かれたものもあり、祭壇画や肖像画が多く描かれ、祭壇画は多翼タイプ、肖像画は小さいサイズのものがよく見られました。
 今回は北方ルネサンス時代に生きた、フランドルとドイツ出身の画家15名を紹介します。


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ピーテル・ブリューゲル(父)の絵画15点。宗教と教訓とフランドルの民衆を描いた画家

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 ピーテル・ブリューゲル(父)は1525頃~69年にフランドル地方で活躍した北方ルネサンスの画家です。
 人気の高い画家なので、知っている方がほとんどなのではないでしょうか。宗教画と教訓、風刺画だけではなく、美しいフランドルの風景や当時のありのままの民衆を描きました。宗教や神話をモチーフにした絵画でも、伝統的なそのままの図式ではなく、独自の要素や当時の歴史的背景を取り込みました。ブリューゲルの描く怪物はヒエロニムス・ボスの影響も見受けられますが、彼は自らのものに吸収して、オリジナリティのある怪物に仕上げています。ブリューゲルの作品はバリエーションに富んでいて、多様性があります。しかし、彼の作品は民衆目線となって考えられ、どれも深いメッセージが込められているのです。
 民衆の画家、ブリューゲル(父)の絵画15点をご覧ください。


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東方三博士の礼拝の絵画15点。イエス・キリストの生誕を、東方の賢者達が祝福する

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 東方三博士(三賢者)の礼拝は、新約聖書の物語の一つです。
 ある日、エルサレムに東方からやって来た占星術の博士だという旅人たちが来ました。彼等は都に着くと、人々にこう訊ねました。「ユダヤの王は何処ですか? 我々はその方の誕生を星で見たのです」と。メシアが産まれたという噂はたちまち広がり、それは現ユダヤ王のヘロデの耳にも届きました。ヘロデ王は聖書を研究する者達から、メシアがベツヘレムから現れるという事を聞き出し、東方の博士たちを呼び出しました。王は「ベツレヘムへ行って、メシアに会ったら私に知らせて欲しい」と伝え、彼等を送り出しました。
 東方の博士たちは頭上に輝く美しい星を頼りに、その土地へと目指しました。着いたところは粗末な小屋でしたが、彼等はそこにメシアがいることを確信しました。中に入ると、若い母の胸に、赤ん坊が抱かれていました。三名の賢者は涙を流しながら赤子イエスに礼拝し、持ってきた宝箱を開け、黄金と、没薬(もつやく)と乳香を送り物として与えました。
 東方よりやって来た賢者たちの礼拝の絵画、15点をお楽しみください。


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中世ルネサンスのシュールな絵画をこよなく愛する。
師匠はヒエロニムス・ボス。
神秘とダークな作品情報を皆様と共有していきたいと思います。

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