Pompeo_Batoni  Parable of the Prodigal Son - コピー

 放蕩(ほうとう)息子の物語は聖書の一部で、キリストのたとえ話に登場します。
 父親と若い兄弟が暮らしていました。父親が弟に財産を分け与えた為、彼は他国へ旅立ち、そのお金で贅沢三昧で暮らします。遊び倒しているうちに大飢饉が起こり、無一文になった弟は豚の世話をして生計を立てることになりました。彼はユダヤ人だったので差別も起こり、非常に苦しい生活を送ります。ふと、彼は自らの帰るべき場所を思い出し、自宅へと帰ります。財産を食い潰した弟を兄は見下し、侮蔑しましたが、父親は息子をそっと抱き寄せ、その罪をゆるしました。弟は深く反省し、悔い改めたそうです。
 これは罪人に対する神の愛を表しているようです。物語を読んで画家たちはこぞって自らのイメージする放蕩息子を描きました。自己の罪に揺れ、父の愛を得て嬉し涙を流す息子の、感動的なシーン9点をご覧ください。


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