Saint_George_and_the_Dragon_by_Paolo_Uccello_(Paris)_01

 聖ゲオルギウスは聖ジョージ、聖ジョルジュなどとも言われている聖人の一人です。古代ローマ末期の殉教者で、竜退治の話が多く語り継がれています。なんでもカッパドキアのラシア付近に狂暴な竜が住み着いてしまい、羊の生贄、果てには人間の生贄を要求するようになりました。とうとう王様の娘が生贄に選ばれてしまい、悲しんでいるとたまたま聖ゲオルギウスが通りかかり、「私が竜を殺して差し上げましょう。もし殺すことができたなら、キリスト教に帰依すると約束して欲しい」と言いました。王様はそれを了承し、聖ゲオルギウスは凶悪な竜を槍一本で倒してしまいました。こういった英雄伝が伝わり、画家たちは多くの作品を残しました。
 では、竜の退治模様を見ていきましょう。

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