MAESTRO DE LA LEYENDA DE SANTA URSULA -

 聖ヴェロニカは苦しんでいるキリストにヴェール(布)を渡したとされる聖女です。
 ヴェロニカはエルサレム出身の敬虔なキリスト教徒でした。キリストが十字架を背負ってゴルゴダの丘を登っている際、ヴェロニカは余りの悲惨さに自らはおっていたヴェールを取り、キリストにそっと手渡しました。キリストは額の汗を拭き、感謝を以て彼女に返しました。するとどうでしょう。キリストの顔が転写されたかのようにヴェールに残ったのです。この奇跡が元になってヴェロニカは聖女となり、彼女のアトリビュートはキリストの顔の付いた布となったのです。
 中世ルネサンス時代の画家は、聖ヴェロニカとキリストの聖顔布を思いのままに描きました。ぼやけた顔、くっきりとした顔、不思議な顔。様々な顔をした布を持った、聖ヴェロニカの絵画13点をご覧ください。


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