聖書 | ページ 7 | メメント・モリ -西洋美術の謎と闇-

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【絵画10点】生皮を剥がされた十二使徒。聖バルトロメオは皮剥ぎの刑となり殉教した

聖バルトロメオは聖バルトロマイとも呼ばれ、キリスト教の聖書に登場する十二使徒の一人です。 伝承によると彼はタダイと一緒にアルメリアへ行って宗教を広めたとされ、この地方では篤く信仰されています。しかし、聖バルトロメオも他の聖人の例に漏れず、ア...
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イサクの犠牲の絵画11点。神へ捧げる生贄は息子。旧約聖書の苦悩と感動の逸話

イサクの犠牲はイサクの燔祭(はんさい)とも呼ばれ、旧約聖書の物語の一つです。 ある日、アブラハムは息子イサクを生贄にせよ、と神託を受けました。信仰する神のお告げは絶対ですが、イサクは年老いてもうけた一人息子であり、非常に愛していたので、アブ...
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女性の胸はそこじゃない絵画10点。マリアのお乳を飲むキリストの聖母子像が少し変

キリスト教の聖母子像の中で、母マリアが幼児キリストに授乳している絵画があります。 その多くは慈愛に溢れ、母と子のほほえましいものであったり、神秘的な雰囲気をたたえているものであったりしますが、たまに「あれ、女性の胸ってこんな位置だっけ?」と...
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【画像14点】ヨナと魚が一体化。旧約聖書のヨナの絵が魚に喰われすぎてシュール

ヨナは旧約聖書「ヨナ書」に登場するユダヤの預言者です。 ヨナは強情張りの性格で、神に「町ニネヴェの人々の罪を悔い改めるよう言いなさい」と告げられても、無視して海へ出てしまいます。船に乗ったヨナは大嵐にあい、船員らに海中に放り投げられ、巨大魚...
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【絵画13点】生首を持つ少年。巨人ゴリアテを倒したダヴィデは、未来のイスラエル王

ダヴィデは紀元前千年頃に在位していた古代イスラエルの王です。 ダビデ、ダヴィドなどとも呼ばれます。彼が幼少だった頃、初代のイスラエル王はペリシテ人と戦争をしておりました。そんな時、ダヴィデは戦士ゴリアテを知ります。彼はペリシテ最強の男で、と...
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【絵画14点】 どうしてこうなった。清き聖母子像なのにどこか変。というか恐怖!

聖母子像は、聖母マリアと幼児キリストを共に描いた図像のことを指します。 中世から現代にかけて非常に人気のある主題で、親子愛を描いた神秘的な作品が多く残されています。しかし何を思ったのか、中には個性的で突っ込みどころがある聖母子像も存在します...
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神秘的で美しい聖母子像の絵画9点。母マリアと子キリストの、神聖な親子愛の姿

聖母子像は、聖母マリアと幼児キリストを共に描いた図像のことを指します。 中世から現代にかけて非常に人気のある主題ですが、時代によって表現は異なります。中世はあくまでも神の子とその母の主題として、双方とも冷淡ともとれる表情をしていますが、時代...
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聖セバスティアヌスの絵画12点。肉体美、セクシーさが時代を経るにつれ増してゆく

聖セバスティアヌス(聖セバスチャン)はローマの軍人で、キリスト教に改宗して世間へ広めた功績により、聖人となりました。キリスト教徒となったセバスティアヌスはローマ皇帝に裏切者の烙印を押され、杭に縛り付けられてハリネズミのようになるまで矢を射か...
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イエス・キリストの復活の絵画10点。三日後に蘇る救世主は、聖書内の最大の神秘

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。2017年最初の記事はおめでたい内容にしまして、キリストの復活を紹介しようと思います。  「十字架にかけられて三日後、私は復活するだろう」という予言を残して処刑されたキリスト。祭...
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聖書 バベルの塔の絵画10選。人々は神の頂を目指して塔を建設し、天罰を受ける

バベルの塔は旧約聖書の「創世記」に登場する塔です。 聖書によると、かつて人々は同じ言語を用いていました。彼等は全国から集まり「さぁ、私たちの街と塔を作ろう!天へ届くほどの高い塔を。名声がとどろくような塔を作ろう!」と言い、塔を建設し始めまし...
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聖クリストフォロスの絵画11点。交通安全の守護者であり、赤子キリストを背負う聖人

クリストフォロスは3世紀のローマ帝国時代に生きた聖人で、元々はレプロブスという名前でした。 ある日、小さな男の子がレプロブスに「川を渡りたい」と言いました。彼はお安い御用とばかりに男の子を担ぎ、急な川を渡り始めます。しかし、軽かった男の子は...
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放蕩息子の帰還の絵画9点。遊び三昧だった息子が帰宅する、新約聖書の感動物語

放蕩(ほうとう)息子の物語は聖書の一部で、キリストのたとえ話に登場します。 父親と若い兄弟が暮らしていました。父親が弟に財産を分け与えた為、彼は他国へ旅立ち、そのお金で贅沢三昧で暮らします。遊び倒しているうちに大飢饉が起こり、無一文になった...
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ギリシャ神話の詩人オルフェウスの死の絵画9点。愛に一途故に、乙女に殺される

オルフェウスはギリシャ神話の吟遊詩人です。彼の最愛の妻エウリュディケが亡くなり、冥界まで行って連れ帰ろうとしたのですが、失敗してしまいました。→ オルフェウスの冥界下りの絵画はこちら  彼は絶望し、女性を避けて暮らすようになります。トラキア...
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【絵画9点】天使と銃 !? 奇抜なファッションで身を固め、銃を構える天使達の絵画作品

けばけばしく派手な16世紀の衣装に身を包み、銃を構える天使。 この恐ろしくギャップのある絵画は、16~18世紀のペルーのクスコを中心に、ボリビアやエクアドル周辺で描かれました。スペインがペルー(インカ)を植民地にして宗教芸術を伝えた際、生ま...
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死の天使の絵画9点。人の死の間際に現われ、魂を導く存在。さぁ、刻が来ました…

死の天使は死に瀕した人々の前に現われ、魂を天へ導く役目を担った存在です。 死神とよく似た存在で、両者は同一視されている部分もありますが、死神は死を擬人化したもので、死の天使は神の御使いとしての魂の導き手です。天使にはそういった側面もあり、有...
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守護天使の絵画10選。一人を見守り正しき道へ導くとされる天使は、貴方の傍にも

守護天使は一人一人についていて守り導き、善を勧め悪を退ける役割を担う天使です。 トマス・アクィナスによると、守護天使はこの世のすべての人々についており、どんなことがあっても決して離れることはないそうです。人の自由意思を天使は尊重しますが、悪...
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辺獄へ降りてゆくキリストの絵画9点。未洗礼の者が集う、天国と地獄の中間地点

キリスト教の教えが広まる前に生きた善人は、天国か地獄かどちらに行くのだろう? 辺獄(リンボ)はそんな疑問から生まれました。キリスト教の洗礼が行われていなければ天国には行けないし、地獄に行くほど罪人ではない。では、その間の辺獄を作ってしまおう...
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勇敢かつ魔性の女ユディトの絵画9選。祖国の為に男をたぶらかし、首を斬り落とす女

ユディトは旧約聖書の「ユディト記」に登場するユダヤ人女性で、国の為に敵陣へ潜り込み、騙して信頼を得ることで将軍の首を斬り落としたことで知られています。 アッシリアの王ネブカドネザルは、将軍ホロフェルネスをユダヤの町ベトリアという町へ派遣しま...
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洗礼者ヨハネの首を所望する、悪女サロメの絵画10選。妖艶な踊りで求めるは首…

サロメは1世紀頃に古代パレスチナで生まれた女性で、「ユダヤ古代史」や新約聖書の「福音書」にその存在が書かれています。父はユダヤの王子ヘロデ・ピリッポス、母は王の孫のヘロディア。  ある日、サロメと母ヘロディアは義父の異母兄弟であるアンティパ...
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どうしてこうなった。不思議で個性的な面々が連なる、キリストのお顔 9点集め

キリスト教の始祖イエス・キリストは西暦の始まりから今まで、多くの画家に描かれてきました。西洋絵画の多くはキリストを肩までの茶色い長髪と髭、痩せていて思慮深い表情に描き、その容姿は共通しています。長い歴史の間で形式化され、その枠をほとんどの画...