絵画 | ページ 2 | メメント・モリ -西洋美術の謎と闇-

絵画

絵画

ソフォニスバの絵画12点。夫マシニッサの境遇により毒盃で果てたカルタゴの美女

ソフォニスバ(紀元前203年頃)は、第二次ポエニ戦争時代に生きた、カルタゴの美女です。 カルタゴの将軍ハスドルバル・ギスコの娘として生まれた彼女は、東ヌミディア王国の王子マシニッサと婚約していましたが、東ヌミディアは共和政ローマとの戦争で大...
絵画

天使の楽隊の絵画13点。唯一神を称えて聖歌を歌い奏でる、美麗なる天使達の姿

神と人間の仲介役を務める天使は、預言者や聖人に様々なお告げを伝えています。 聖書には天使が聖歌を歌ったり楽器を奏でる場面は出てきませんが、天使が歌を歌ったり、楽器を弾いたりする絵画は数多く存在します。それはギリシャの女神ニケがリラの音色で人...
絵画

サン・バルテルミの虐殺の絵画12点。カトリックがプロテスタントを殺戮した悲しき事件

サン・バルテルミの虐殺は1572年8月24日のフランスで、カトリック教徒がプロテスタント教徒を大虐殺した事件です。 フランスでのカトリックはプロテスタントの事をユグノーと呼んでおり、1562-98年に渡って双方の間でユグノー戦争が起きていま...
絵画

ヤン・フスの絵画13点。プロテスタントの先駆者で、異端により火刑となった宗教家

ヤン・フス(1369頃-1415年)はボヘミア地方(中欧)出身の宗教改革者です。当時のカトリック教を批判してプロテスタント運動の先駆者となりましたが、異端者として火刑に処されてしまいました。 フシネツという町で貧しい家庭に生まれたフスは、教...
絵画

狂王女フアナの絵画13点。権力に揉まれ、夫フィリップ美公の死により狂った王女

カスティーリャ王女のフアナ(1479‐1555)は、夫フィリップ美公の関係から精神を崩し始め、夫の死をきっかけに狂気に陥ってしまった悲劇の女性です。狂王女フアナとも呼ばれています。 フアナはカスティーリャ王女のイザベル1世とアラゴン国王フェ...
絵画

デカメロンの絵画12点。10名の男女が数多の物語を綴るボッカチオ作の歴史的文学

「デカメロン」は14世紀半ばにジョバンニ・ボッカチオにより制作された物語集です。 当時大流行したペストから逃れる為に、フィレンツェの郊外へと引きこもった10名の男女が時間を潰そうと話をするという内容で、一人が10話ずつ語り、全100話ありま...
絵画

メメント・モリの絵画13点。死を想えという意味の、死の象徴に満ちた主題【第二弾】

ラテン語で「死を想え」という意味である「メメント・モリ」。 人の生はいつかは終わる。それを忘れるなという警句としての意味を含んでいます。このメメント・モリのテーマは多くの画家や彫刻家、小説家に愛され、沢山の作品が世に生み出されています。もう...
絵画

盗賊(強盗)の絵画13点。旅人や貴族の身ぐるみを剥ぐ、西洋の追い剥ぎの悪しき姿

土地が開拓されていなかった時代、都市から都市への移動は命がけの行為でした。自然の猛威や猛獣なども危険で気を付けるべき存在ですが、最も厄介な存在は盗賊(追いはぎ)達でした。彼等は何名かでグループを作って旅人を狙い、凶器で脅して身ぐるみを全て奪...
絵画

あくびをする人の絵画13点。眠たい、退屈を示すあくびは案外画家に描かれていた

人間の生理現象である「あくび」。 眠たい時、退屈な時、疲れた時、緊張した時、車に酔った時など、様々な場面であくびは出てきますよね。あくびのメカニズムはまだ完全に解明できておらず、肺の酸素の交換や顔面のストレッチ、内耳の圧力を調整しようとする...
絵画

アリストテレスの絵画13点。ギリシャの哲学者であり、アレクサンドロス大王の師匠

アリストテレス(前384-前322)は古代ギリシャで活躍した哲学者です。 プラトンの弟子であり、プラトンの師匠であったソクラテスと共に西洋最大の哲学者として数えられています。哲学だけではなく、形而上学、倫理学、政治学、宇宙論、自然学(物理学...
絵画

ノートルダムの鐘の絵画13点。男女の愛憎悲劇を描いた、ヴィクトル・ユゴーの小説

ノートルダム・ド・パリ(ノートルダムの鐘)は、19世紀のフランスロマン主義の小説家ヴィクトル・ユゴーの物語です。 舞台は15世紀のパリ。ノートルダム大聖堂の前に醜い赤ん坊が捨てられており、助祭長であるフロロが育てます。赤ん坊はカジモドと名付...
絵画

若さの泉の絵画14点。老人が入ると青年へ。願望から伝説が生まれた若返りの泉

「若さの泉」は、入るだけで老人が瞬く間に若返るとされた伝説の泉です。「若返りの泉」「青春の泉」とも呼ばれています。 西洋でいつ頃伝説が普及したかは定かではありませんが、中世時代にはあったようです。元々、水は不思議な力を持つと考えられており、...
絵画

西洋画家10人の本名はこちら!エル・グレコやボッティチェリ、ボスはあだ名だった

現代における芸能人や画家、エンターテイナーは芸名や通名を用い、本名を名乗らない者がおります。それは歴史上の画家も同様で、私達が現在普通に呼んでいる名が、実はあだ名という画家もいるのです。通名で呼ばれている画家はルネサンス時代が多く、その名の...
絵画

アレクサンドロス大王の絵画14点。ペルシア、エジプトを統一したマケドニアの英雄王

アレクサンドロス3世(紀元前356-323年)はマケドニア王国の君主です。通称、アレクサンドロス大王と呼ばれています。 彼はギリシャの伝説の英雄ヘラクレスとアキレスを先祖に持つとされ、ピリッポス2世とイピロスの王女オリュンピアスとの間に生ま...
絵画

消失した絵画13点。火事や地震、戦争や盗難により永遠に見られない幻の絵画

現在、全国各地に美術館があり、沢山の絵画を鑑賞することができます。 しかし、人間の長い歴史から生まれ出た作品から考えると、それらはほんの一部であり、火事や地震、戦争やテロ、盗難などで数多くの絵画が永遠に失われてきました。天災は避けようがない...
絵画

ジークフリートの絵画14点。北欧神話のシグルズを起源とした、ドイツの英雄

ジークフリートはドイツの叙事詩「ニーベルンゲンの歌」の英雄で、北欧神話の「ヴォルスンガ・サガ」の英雄シグルズと起源が同じと考えられております。 ネーデルラントのジークムント王とジークリント王妃との間に生まれた彼は、若い時に悪竜を倒すという偉...
絵画

シグルズに関する絵画14点。竜を倒しヴァルキリーの愛憎を受ける北欧神話の英雄

シグルズは北欧神話の「ヴォルスンガ・サガ」に登場する英雄です。 彼は英雄シグムンドとヒョルディースの間に生まれました。戦争で夫を失ったヒョルディースはデンマークの王子と再婚しました。シグルズはレギンの元で養育され、青年になるとレギンに「財を...
絵画

セネカの絵画14点。ネロ帝に命じられ自害した、偉大なるローマの哲学者&政治家

セネカ (紀元前1世紀頃-65年) はローマ帝国時代の哲学者、政治家、作家です。 裕福な地主の次男としてコルドバで生まれたセネカは、10代前半の頃にローマへ移り、教養や雄弁術、哲学などを学びました。しかし、20代の時に大病を患い、療養を兼ね...
絵画

宮廷道化師の絵画16点。君主に仕え批判する、自由奔放たる道化師の姿【第二弾】

宮廷道化師は中世~近代の西洋において、王や貴族などの支配者層に仕えたエンターテイナーです。 古代エジプトやギリシャでも、様々な芸を披露して裕福層を楽しませた道化師はいたとされ、ローマ帝国では身体や精神に障害を持つ者を、魔除けとして奴隷にする...
絵画

狂えるオルランドの絵画14点。十二勇士(パラディン)をモデルにしたイタリア叙事詩

「狂えるオルランド」は、ルドヴィーコ・アリオスト作によって1516年に発行された、フランスを舞台にしたイタリアの叙事詩です。内容はマッテーオ・マリーア・ボイアルド作の未完の叙事詩、「恋するオルランド」の続編、「ローランの歌」の前日談という形...