メメント・モリ | メメント・モリ -西洋美術の謎と闇-

メメント・モリ

生と死

近代のメメント・モリの絵画11点。多種多様で奥深き、死を想えの思想【第三弾】

ラテン語で死を想えという意味の「メメント・モリ」。 この言葉は古代ローマの時代から使われており、はじめは「死があるのだから、今を楽しもう」というポジティヴな内容でしたが、キリスト教の天国と地獄の思想が普及するにつれ、「徳を積みたまえ。死ぬ前...
生と死

アルカディアの絵画12点。ギリシャの牧歌的な土地を夢見た楽園。しかし理想郷は…

アルカディアはギリシャのペロポネソス半島の中央に位置する地域名であり、後に楽園やユートピアであるという伝承が広まり、理想郷を指す言葉として使われるようになりました。名称はリュカオンの娘カリストとゼウスの息子であるアルカスに由来します。(小熊...
生と死

【作品13点】半分人間で半分骸骨。絵画や彫刻で流行った、メメント・モリの一形態

メメント・モリはラテン語で「死を忘れるな」という意味の、宗教、美術的スローガンです。 始まりはローマ時代とされていますが、キリスト教が普及するようなってから、このスローガンは重要視され、様々な作品形態が生まれました。それはヴァニタスであった...