聖書 | メメント・モリ -西洋美術の謎と闇-

聖書

新約聖書

どうしてこうなったイエス・キリストの作品11点。まだあるシュールな絵画【第四弾】

救世主イエス・キリスト。彼は2000年に渡って神の息子として崇拝されている存在です。数々の奇跡を起こし、人類の罪を贖う為に命を落としたとされ、その姿は画家たちにより畏敬と尊敬を持って描かれてきました。聖母マリアや十二使徒、聖人たちなどのキリ...
中世・ルネサンス

サタンを踏むミカエルの絵画12点。微笑む大天使は悪魔を足蹴にする【第二弾】

新約聖書の「ヨハネの黙示録」によると、大天使ミカエルと配下の天使たちは、サタン(ルシファー)とその部下たちと激しく戦い、彼等を地の底へと突き落としたとされています。サタンはかつて美しい天使であったものの、堕天使となり邪悪なる悪魔と変貌したの...
聖人

クレルヴォーの聖ベルナルドゥスの絵画12点。マリアの彫像から母乳を飲む奇跡

クレルヴォーの聖ベルナルドゥスは12世紀頃に生きたフランスの神学者です。 ベルナルドゥスはフォンテーヌで騎士の息子として生まれました。母が信仰厚き人であったので、彼は修道院に入ることを希望し、20代の頃にシトー修道院へと足を踏み入れます。そ...
旧約聖書

父なる神の絵画13点。人間の所業を見透かし裁く、宗教の礎である世界の創造主

「神」。それは人間が想像を絶するような絶対的で超越的な存在であり、崇拝する対象。 ユダヤ教、イスラム教、キリスト教において神は唯一とされ、神と同列の存在はいないとされています。唯一神の名は「ヤハウェ」や「エホバ」と呼ばれており、慈悲深くも厳...
新約聖書

エマオへの途上と晩餐の絵画13点。復活したキリストが弟子の旅に同行する奇跡

エマオへの途上と晩餐は、二人の弟子の旅に復活したキリストが同行するという、新約聖書で語られる物語です。 キリストが復活した日の午後、弟子のクレオパともう一人の弟子はエルサレムからエマオへと向かって旅をしていました。二人は救世主の磔刑と復活の...
新約聖書

カナの婚礼の絵画13点。婚宴の場で水を葡萄酒に変えた、イエス・キリストの初奇跡

カナの婚礼(カナの婚宴)は、ヨハネの福音書に記されているイエス・キリストの最初の奇跡の物語です。 故郷ガリラヤのカナの地で、キリスト一行は婚礼の祝宴に招かれます。結婚するのは聖母マリアの姉妹の息子。マリアは忙しく準備を行います。宴も過ぎて来...
聖人

聖ルカの絵画14点。福音書を手掛け聖母マリアを描いたとされる画家の守護聖人

聖ルカは、新約聖書の「ルカによる福音書」と「使徒列伝」の作者とされる聖人です。 「コロサイ書」や「ルカによる福音書への反マルキオン的序文」には「職業は医者」と記述があり、彼の職業は医者と考えられてきました。その為、聖ルカは医者や薬剤師の守護...
新約聖書

マルタとマリアの絵画14点。懸命なおもてなしとイエス・キリストのお話の優先順位

マルタとマリアは新約聖書に登場する姉妹で、おもてなしをせずにキリストの話を聞くマリア(聖母やマグダラのマリアとは別人)に、マルタが不満に思ってキリストに諭される物語です。 ある日、キリスト一行はとある村で姉妹がいる家に迎え入れられました。マ...
新約聖書

十二使徒の足を洗うキリスト(洗足式)の絵画13点。立場なく清め合う美徳のたとえ

洗足式は最後の晩餐の際、イエス・キリストが弟子の足を洗ったという記述により生じた儀式です。地位や立場関係なく互いの身を清め、徳を高め合おうという意味が込められています。 新訳聖書によると、過ぎ越し祭が行われる木曜日、キリストと十二使徒達は食...
新約聖書

賢い乙女と愚かな乙女の絵画13点。準備や勉学を怠るなかれというキリスト教の逸話

賢い乙女と愚かな乙女(十人の処女たちのたとえ)は、日頃からの準備や勤勉を怠るなかれという警句が込められたイエス・キリストのたとえ話です。 灯を持って花婿をむかえる10名の乙女がおり、5名は賢く5名は愚かな乙女でした。賢い乙女は灯の他に油を持...
絵画

聖家族の絵画13点。幼子イエスと聖母マリア、ヨセフを中心に様々な聖人が集う作品

聖家族はキリスト教美術のテーマの一つであり、幼子イエス・キリストと聖母マリア、養父ヨセフが描かれている場面の事を指します。彼等以外にもマリアの母アンナや洗礼者ヨハネ、その他の聖人達が加えられている場合もあります。 幼少期のキリストの記述はそ...
旧約聖書

天地創造の絵画13点。唯一神は6日の間に天地と動物、アダムとイブを創造する

旧約聖書の「創世記」よると、世界は6日間の間に神によって創造されたとされています。 1日目は宇宙と地球、昼夜を形作り、2日目は天空、3日目には大地と海、植物を創造します。そして4日目には太陽と月と星が生まれ、5日目には魚と鳥、6日目には獣と...
聖人

聖ウルスラの絵画13点。ローマ巡礼後のケルンで大勢の乙女と共に殉教した聖女

聖ウルスラは4世紀頃に生きたとされる、ブリタニア出身の伝説の聖女です。 「黄金伝説」によると、ブリトン人の王の娘であったウルスラは、異教徒であるイングランドの王子に求愛されます。彼女は結婚を承諾する条件として、「キリスト教徒に改宗する」「十...
新約聖書

ペトロの否認の絵画13点。鶏の鳴く前に私はキリストの仲間ではないと三度宣言する

ペトロ(ペテロ)の否認は、キリストがユダヤ側に捕まった際に、女中の「貴方も仲間だろう」という言葉に対し、ペトロが三度「違う」と宣言してしまった事件のことです。 最後の晩餐の時、キリストは十二使徒のペトロに対して「貴方は鶏が鳴く前に、三度私の...
聖人

十二使徒 聖アンデレの絵画13点。布教に励み、X字型の十字架に架けられた聖人

聖アンデレは新約聖書に登場し、十二使徒のうちの一人です。 「マルコによる福音書」によると、ガラリヤで兄弟のペトロ、ヨハネとヤコブと共に漁をしていたところ、キリストが現れて教えを説いた途端に、不漁続きだった網に大量の魚がかかりました。彼等が驚...
旧約聖書

ベルシャザルの饗宴の絵画13点。神の言をダニエルに説かれ絶えた新バビロニア王

ベルシャザルはカルデア人の新バビロニア王国の王です。 旧約聖書の「ダニエル書」によると、ある日、ベルシャザルはが1000名もの貴族や後宮の者達と宴を開き、ワインを飲んでいました。突然、人間の手の指が表れ、壁に字を書くという超常現象が起こりま...
新約聖書

キリストとサマリアの女の絵画13点。差別を越えて神の教示とメシアを伝えた物語

キリストとサマリアの女は、新約聖書のヨハネの福音書に記されている物語です。 ある日、キリストと弟子達はサマリア地方の町のはずれにあるシカルへと訪れていました。お昼時にキリストが一人で井戸のそばに座っていると、水がめを持ったサマリア人の女性が...
新約聖書

荒野でキリストに奉仕する天使達の絵画13点。悪魔が去ると致せり尽くせり状態に

新約聖書のマルコの福音書によると、イエス・キリストはヨハネから洗礼を受けたのち、霊の力によって荒野へと送り出されました。そこで40日間断食をしたのち、悪魔(サタン)の誘惑を受けます。キリストは三つの誘惑を見事跳ね除け、悪魔は悔しがりながら退...
絵画

天使の楽隊の絵画13点。唯一神を称えて聖歌を歌い奏でる、美麗なる天使達の姿

神と人間の仲介役を務める天使は、預言者や聖人に様々なお告げを伝えています。 聖書には天使が聖歌を歌ったり楽器を奏でる場面は出てきませんが、天使が歌を歌ったり、楽器を弾いたりする絵画は数多く存在します。それはギリシャの女神ニケがリラの音色で人...
旧約聖書

シバの女王の絵画13点。イスラエル王ソロモンに難問を仕掛けた博識な伝説の女王

シバの女王は旧約聖書などに登場する伝説の女王です。 旧約聖書の「列王記」によると、イスラエル王国のソロモンの見識ぶりを聞いたシバの女王は、知識を試そうと大量の贈り物を持ってエルサレムへと赴きました。女王は数々の難問をソロモンに浴びせますが、...