画家 | メメント・モリ -西洋美術の謎と闇-

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悪女フリートの絵画9点。地獄へ踏み込み怪物を蹴散らす、フランドル地方の強き女

「悪女フリート」は意地の悪い女や激怒する女などを象徴した、フランドル地方(オランダやベルギー)における諺をもとにして生じた存在です。フリートは恐い女を凝縮して概念化した存在だと思っていただければいいと思います。 15~6世紀頃のフランドルは...
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老人と美女の絵画13点。金品と欲望の皮肉に満ちた、フランドルで流行した絵画主題

年の差婚。現代でもあまりにも年の離れたカップルは話題となり、様々な詮索を受ける対象となりがちですね。 当時の西洋では、現代以上に年の差婚が行われておりました。純粋な恋愛による年の差婚はあまりおらず、国政や貴族の血統の権力によるものだったり、...
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レンブラント・ファン・レインの絵画13点。光と影を追究し、栄誉と転落を味わった画家

レンブラント・ハルメンソーン・ファン・レイン(1606-69)は、バロック期のネーデルラント(現オランダ)出身の画家です。「光と影の魔術師」という異名を持ち、明暗を強調した画風で知られています。 8番目の子として生まれたレンブラントは161...
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薄明光線(レンブラント光線)の絵画13点。天空より柱状に降り注ぐ神秘的な光の表現

薄明光線は雲の切れ目から太陽の光が漏れた時、地上へと光線の柱が放射状に降り注いで見える現象です。逆に雲の切れ目から上空に光が注ぐこともあります。 薄明光線は地域によって、光芒、天使の梯子、天使の階段、ゴッドレイ、ヤコブの梯子、レンブラント光...
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光と闇の幻想画家サシャ・シュナイダーの絵画13点。世に逆らい描く肉体美の追究

サシャ・シュナイダー(1870-1927)は、ドイツ出身の画家&彫刻家です。本名ラドルフ・カール・アレクサンダー・シュナイダー。 サンクトペテルブルクで生まれた彼は、父親の死によりドレスデンに移り、19歳の時にドレスデン美術大学の学生になり...
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ベルギー象徴主義の絵画14点。世紀末に興った、神話や歴史を題材にした幻想芸術

象徴主義は19世紀後半より始まった芸術運動です。 この時代は科学的な進歩がめまぐるしく、街並みや自然の風景、時事問題など現実的な側面に目を向ける風潮がありました。しかし、一部の者達はそれに反発し、神話や聖書、伝説などの古典的なテーマを好んで...
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テオドール・ジェリコーの絵画14点。馬や事件、狂人を描いて迫真性を追究した画家

テオドール・ジェリコー(1791-1824)は、フランスのロマン主義の画家です。現実の事件や馬や人物画の迫真性を重視した画風で、ロマン派の先駆者とされています。ドラクロワに影響を与えました。 彼は北フランスのルーアンで生まれ、5歳の頃にパリ...
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西洋画家10人の本名はこちら!エル・グレコやボッティチェリ、ボスはあだ名だった

現代における芸能人や画家、エンターテイナーは芸名や通名を用い、本名を名乗らない者がおります。それは歴史上の画家も同様で、私達が現在普通に呼んでいる名が、実はあだ名という画家もいるのです。通名で呼ばれている画家はルネサンス時代が多く、その名の...
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オディロン・ルドンの絵画17点。幻想的で不気味な世界観を手掛けるフランスの画家

オディロン・ルドン(1840-1916)は、幻想的で個性あふれる作品を手掛けたフランスの画家です。 本名はベルトラン・ジャン・ルドン。名は父から由来しているものの、ルドンは母の愛称「オディーユ」からとった「オディロン」という名前を終始用いて...
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2018年10月「ルーベンス展―バロックの誕生」の展覧会が東京にて開催される!

2018年10月16日(火)〜2019年1月20日(日)まで、東京の国立西洋美術館にて「ルーベンス展―バロックの誕生 展」が開催されます。近年では最大規模となるルーベンス展となりますので、大注目の展覧会です! まだまだ先のことで情報が公開さ...
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オーギュスト・ルノワールのマイナー絵画15点。こんな作品も描いた印象派の巨匠

ピエール・オーギュスト・ルノワール(1841-1919)はフランスの印象派の画家です。 彼はリモージュという町に生まれ、3歳の時にパリに移りました。十代の時に磁器の絵付きや扇子の装飾などの仕事を行い、20歳の時に画家になろうと決意。アカデミ...
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ディエゴ・ベラスケスの絵画14点。バロックを代表するスペイン黄金時代の巨匠

ディエゴ・ベラスケス(1599-1660)は、バロック時代における画家です。17世紀スペインの最も偉大なる画家と言っても過言ではなく、多くの画家に影響を与えています。 ベラスケスは南部の都市セビリアに生まれ、11歳頃に画家のフランシスコ・パ...
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ピーテル・パウル・ルーベンスの絵画15点。バロックを代表するフランドル界の巨匠

ピーテル・パウル・ルーベンス(1577-1640)はバロック期に活躍したフランドルの画家、外交官です。 両親は迫害によりベルギーのアントウェルペンからドイツへと避難し、そこでルーベンスを生みました。彼が10歳の時に父親が亡くなり、故郷へと戻...
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近代絵画の父ポール・セザンヌのダークな作品16点。感覚の実現を追究した画家

ポール・セザンヌ(1839-1906)はフランス出身のポスト印象派の画家です。 ロマン主義的な作風を手掛けた後、印象派グループに在籍しておりましたが、独自の画風を確立してピカソやマティス、ブラックなどの現代画家に強い影響を与えました。その為...
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2018年1月, 東京より展覧会「ブリューゲル展 画家一族」が開催!150年の長き系譜

2018年1月23日(火)―4月1日(日)より、東京都美術館において「ブリューゲル展 画家一族 150年の系譜」が始まります!ピーテル・ブリューゲル(父)より、五世代に渡って続いた画家一族。個人所蔵なども含め、約100点ほどが出品される予定...
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ヒエロニムス・ボスの絵画に登場するマイナーな怪物13選!脇役だって個性派ぞろい

北方ルネサンスの画家ヒエロニムス・ボスの作品には、実に多くの怪物たちが存在します。 ボスが描く独創的な怪物はある種の強い魅力を発し、フィギュアや洋服などのグッズが生まれています。快楽の園に描かれた木男や暴食の怪物(サタンとも)、甲冑を着たグ...
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アルチンボルドの追随者の絵画13点。野菜や果物、景色を用い人体とするだまし絵

イタリアルネサンスの奇才、ジュゼッペ・アルチンボルドは野菜や果物などの物を組み合わせ、人物画にした作品で有名です。当時、絵に額縁を描いたり、カーテンを描いたりと言っただまし絵的手法はありましたが、このような風変わりな手法はほぼありませんでし...
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サルヴァトール・ローザの絵画13点。バロック時代に活躍した、闇の歴史風景画家

サルヴァトール・ローザは1615年-1673年に生きた、イタリアの画家兼、詩人です。 ローザはナポリで生まれ、祖父ヴィートの手によって育てられました。幼いころから絵画に興味を持っていた彼は、親戚の叔父のところで絵画の基礎を学び、画家を志しま...
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北方ルネサンスの画家15名をご紹介!フランドルとドイツの有名&マイナーな画家

北方ルネサンスは、フランドル(オランダ、ベルギー)やドイツの北ヨーロッパにて興ったルネサンスの運動です。 なお、フランスやイングランド、東ヨーロッパの美術も北方ルネサンスに入る場合があります。ルネサンスは「再生」「復活」を意味するフランス語...
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ルネサンスのカルロ・クリヴェッリの絵画13点。イタリアの風情漂う高貴な宗教画

カルロ・クリヴェッリ(1430頃-1495)は、イタリアのヴェネツィア出身であるルネサンス初期の画家です。 弟にヴィットーリオ・クリヴェッリがおり、たまに共同制作を行いました。Jacobello del Fiore を師匠にしていたと言われ...