錬金術 | メメント・モリ -西洋美術の謎と闇-

錬金術

中世・ルネサンス

太陽の輝き〈Splendor Solis〉の挿絵13点。錬金術の極意が綴られた華麗なる写本

あけましておめでとうございます。2020年最初の記事はこちらになります。 太陽の輝き〈Splendor Solis〉は、15世紀のドイツの錬金術師であるサロモン・トリスモジン〈Salomon Trismosin〉 に由来する、美しい挿絵が描...
中世・ルネサンス

アンドロギュノス(両性具有)についての写本挿絵13点。錬金術における完全体の象徴

古代ギリシャやエジプトで興り、中世ルネサンス時代に発達した、卑金属から金を錬成する術を探る錬金術。 錬金術師の目標は金を生み出すだけではなく、対立している両極性の統合、完全性の入手にありました。男女や善悪、太陽と月。世界の全ては両極性を含ん...
挿絵

人造人間ホムンクルスについての絵画11点。フラスコで生み出された知恵ある小人

ホムンクルスは錬金術師によって生み出された小人で、中世ルネサンスの時期に盛んに研究されました。 「フラスコの中の人」と言われている通り、フラスコに納まるくらいのサイズで、中から取り出したら死んでしまうとされています。産まれた時からあらゆる知...