ハンドメイドの最大の祭典、デザインフェスタvol.45に始めて行ってきました!
東京ビッグサイトに1万人以上のクリエイターが集まり、作品を販売したり、パフォーマンスアートをしたり、製作体験を催したり、仮装をしたり、楽器を演奏したりとクリエイティヴなことが一挙に行われます!会場はとても広く、回りきれないほどでしたが、人の入りは凄まじいものがありました。来場者は公開されていないものの、おそらく十数万人が来たと予想されます。
デザインフェスタへ行った状況と感想、ダーク格好良い12名のクリエイターの作品をご紹介させていただきます。
突撃レポート!
こちらが東京ビッグサイトです!私は「東京有明BayHotel」というカプセルホテルに泊まり、20分くらい歩いてここまで来ました。荷物が重かった・・・(汗) イベント開始は11時ですが、混むのを覚悟していたので9時頃に到着しました。
物凄い行列かなぁと思っていたものの、意外にまだ混んでいませんでした。荷物をロッカー(¥300)に預け、前売り券を持っていたので、チケット販売を通り過ぎて入場できる列に並びました。この時は50名くらいが前に並んでいました。と、ここでロッカーの中に小説を預けてしまった事に気付き、時既に遅し。私はスマホとメモ帳で2時間の暇を潰しました(泣)
30分前くらいになると、スタッフさんの「前へ詰めてください~!」という声があり、後ろを見てみると長蛇の列が。この人数が全部入るとどうなるんだろう、と少しぞっとしました。スタッフさんが順番に回り、チケットを渡して以下のようなIDカードホルダーをいただきました。首にかけていれば、会場が出入り自由になります。
そして遂に、入場時間となりました!
「絶対に走らないでください!」というスタッフさんの声と共に、人々が会場へなだれ込んでいきます。予備知識も何もなかった私は、とりあえず流されるがまま中へ入っていきます。
始めて入った感想。「うわっ!広っ!」
万単位の人が来る最大級のイベントなので、大きいのは当たり前なのですが、この時やっと実感として沸きました。とりあえずAブースから順番に見ていこうと、速足で進みます。
右を見ても左を見ても出展ブース。雑貨やアクセサリーだけではなく、絵画や人形、植物、陶器など本当に色々なものが販売されていました。ハンドメイドやアートが大好きな私は目を輝かせてブースを渡り、品物を購入しました。しかし徐々に人も多くなり、お昼頃には身動きが取れない程になりました(汗) やはり人気のあるブースだと人だかりができて、通行止めになってしまいます・・・。
私はうっかり昼ご飯を購入するのを忘れていました。嫌な予感を覚えながらフードコートを覗いてみたら、ありえないくらいの長蛇の列が・・・。並んでいる間に帰る時間になると悟り、私は休みなしで4時間ぶっ通しで歩き続けました(:_;) 15時までお昼なしですよ・・・。お腹は空いたけれど、楽しかったから耐えられた!デザフェスへ行くときはお昼ご飯も常備しておいた方が絶対にいいです!
時間内に全て見て回ることを目標としていましたが、結局4時間では回りきれませんでした。会場広すぎます(”Д”) C、Dブース辺りを飛ばしてしまいました・・・。8500ブースは二日連続で行かなければ制覇しきれませんね。
初めてのデザフェスは出品者様との交流もあり、とっても楽しかったです!どの方の作品もレベルが高く、ハンドメイドの最高峰の場だなぁ・・・としみじみ思いました。では、デザフェスでお会いした12名のクリエイターさんのダーク格好いい作品の数々を、以下よりご紹介したいと思います。
礼毅 -rai-ki- 様
クリエイター:礼毅様
人間と動物のキメラや、神話・伝説上の生物の球体関節人形を制作されています。どの人形も非常にリアルで、今にも動き出しそうです。石塑粘土で作り、油彩で着色されているそうなのですが、どうやったらこんなに精巧にできるのかが不思議です。洋服もきっと手作りなんですよね。
退廃的な世界観とヴィジュアル系のイケメン。そして獣耳。良い組み合わせですね~^^ 一つ一つが非常に丁寧にできており、彼等に対する深い愛を感じます。
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キ印良品 柘榴猫 様
クリエイター:獄 ‐hitoya- 様
現代日本の闇や呪いをテーマにした作品が数多くあり、缶バッヂやポストカード、スマホケースなどが販売されていました。獄様が素敵なゾンビメイクをされており、深い闇について語り合いました(笑) 詩集の配布もされていて、厚かましく頂いてしまいました。ありがとうございます(/ω\) 私は病んでる世界観大好きです。
悪魔を呼び出せそうなスマホケースがとても格好良かったです。呼ぶならルシファーかベリアルがいいかな!←ぇ
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DEMONS KINGDOM デモンズキングダム 様
クリエイター:デモンズキングダム様
悪魔のフィギュアを制作されております。市販のもののようなリアルさがあり、細かく設定も付けられていました。フィギュアのクオリティも凄いのですが、二体の骸骨さんの素晴らしさに釘付けになってしまいました。思わず二枚もパシャリ。門や木々などのジオラマも精巧で、目を見張るものがあります。
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SAIDAN 様
クリエイター:CLARA様
メキシコの死者の日の祭壇をモチーフにして、オーナメントを制作されています。決して暗すぎず、POPな明るさと可愛らしさで神聖さや死などを表現しています。これが玄関先に飾ってあったら、鮮やかでオシャレですよね。
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あやか 様
クリエイター:あやか様
黒と金銀のみを使った、幻想的なアート作品。ダークと神秘が溶け合った美しい作品です。個人的には天野喜孝さんや小島文美さんを思い出します。あやか様はウーパールーパーや深海をモチーフにした作品をたくさん描かれています。私もウーパールーパー大好きです!昔、アルビノのパールちゃんを飼っていました。ぽわっとした感じが不思議可愛いんですよね^^
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ミカヅキフタツ 様
クリエイター:ミカヅキ フタツ様
おとぎ話に出てくるような、不思議な住人たちを木彫りのマリオネットで作られています。
絵本や映画に出てきそうな、愛らしい子たちばかりでした。出展者様が糸を操ってくださったのですが、本当にリアルに動いて、命が吹き込まれているようでした。夢があっていいですよね^^
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Olga Falk 様
クリエイター:Olga Falk 様
ダークファンタジー的な、美しい世界観の油彩画を海外の方が手掛けられていました。
ディズニーやロードオブザリングの映画のワンシーンのようですね。下の女性は海と月の女神なのでしょうか。彼女に魅せられると、身の破滅に繋がりそうです・・・。
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CHIKA TOYS 様
クリエイター:CHIKA TOYS 様
スチームパンク風のアクションフィギュアを制作されています。錆びた鉄やポンプ、パルプなどが組み合わされて、今にも動き出しそうな愛嬌あるキャラクターができあがっています。こんな映画があったら観に行きたい。
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MAI AIMHEART マイ・エイムハート 様
クリエイター:Mai Aimheart 様
ゴシックやフェティッシュ、スチームパンクをテーマとして、ポップでダークファンタジーな雑貨を制作されています。アクセサリーやステッカー、マスキングテープなど素敵なアイテムがたくさんありました。ヴィレッジヴァンガードの通販や東京、大阪、さらには海外で販売をされているそうです。凄いですね!
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鉄枷屋 鉄造 様
クリエイター:大塚工房 大塚亨 様
日本で唯一の中世拷問器具の専門店。一点一点が手作りで、忠実に再現がしてあるそうです。製作依頼は数か月待ちだとか。恐ろしい拷問の品々が置かれていました。中世の闇に興味がある私は、それらを穴が空きそうになるほど見させていただきました。
そうしていたら「拷問体験もできるけど、どう?」と聞かれました。いや、さすがにやりません。
丁重にお断りしました(笑)
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大友窯 Skull 様
クリエイター:大友啓晃様
日本で唯一と思われる髑髏陶芸家。デスメタル好きの出品者様が和の伝統工芸と洋のロックを融合させ、髑髏陶芸という新たなジャンルを生み出しました。渋くて格好いい数々の髑髏が置かれていました。
エアプランツ+髑髏とか、まさに私のツボでしたよ!
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骨狩工房 様
クリエイター:骨狩工房様
中世西洋のペストマスクの人形やポストカード、缶バッヂを販売されていました。三頭身のペストマスクさんがとてもおしゃれ可愛かったです。一人一人デザインも異なっていて、こだわりの高さが伺えます。
金のアクセサリーを買わせていただきました。ありがとうございました^^
→ 骨狩工房のTwitterはこちら
まとめ
出品者様の誰もが強いこだわりを持っていて、ハンドメイドを心底楽しんでいるのが感じられました。私も絵描きで、ハンドメイドに興味を持っているので、デザインフェスタに参加してみて「私もやってみたい!」という気持ちが一層強くなりました。もし制作と時間と費用がまかなえれば、出展してみたいですね。人がひしめく熱気の渦に巻き込まれると、熱に浮かされたようにふらふらになってしまいますが、皆から莫大なエネルギーを頂けます。
皆様も、白熱のデザインフェスタへ行ってみてはいかがでしょうか?今年はまだ真夏と冬の二回ありますよ!
→ デザインフェスタの公式HPはこちら
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