先日、グーグルプレイの無料アプリで「Bosch Camera」というアプリを発見しました。
なんでもヒエロニムス・ボスの絵画に登場する人物や怪物、道具を額縁装飾として使えるアプリのようで、私は早速ダウンロードをしてみました。「無料だから固定されたテンプレートが何種類かあるだけかな~」と思っていたら、それがとんでもなく、ボスの怪物や人物パーツを画面に好みで配置ができ、大きさや向きを変えられるので、使ってみるとこれがとっても面白かったです。
ボスの世界観と一緒に記念撮影ができる、「Bosch Camera」の素晴らしき性能をご覧ください。
操作画面はこのような感じです。
出す事のできるパーツは「人物」「怪物」「道具」と三種類に分けられており、一番下のハケのマークを使うとパーツを消したり表したりできます。右のシャッターボタンを押すと撮影ができます。撮ったものを確認したい場合は、右下の白い四角を押します。
「人物」のボタンをタップするとリストが表れますので、好みの人物を選択するとカメラ内に出てきます。パーツ(写真ならレターバード)を指で広げたり回したりすると、拡大、縮小、回転をすることができます。また、タップすると丸い表示が表れ、反転やコピー、削除が行えます。たくさんの対象物が重なった場合、その丸い表示の真ん中を押す事で回り込み指定も行うことができます。やろうと思えば、画面中に怪物を大量配置させることもできるんです!
そうやって色々配置していくと、あっという間にオリジナルのヒエロニムス・ボスのカメラ額縁ができあがってしまいますよ!
ボスの個性的な怪物と一緒に、はいポーズ。このワンコは家の老犬ジョンです。18歳ですがまだまだ元気にしています。ドアップで撮りすぎるとピントを合わせる機能が付いていないのか、少しぼけてしまいました。でも、そんな写真も味があって素敵ですね!
放浪者さんと十字架を担うキリストの悪人のコラボ。すごい不満顔で睨みつけられて、放浪者さんは困り顔です。背後にはナイフと怪鳥が飛んでいます。ジョンは両者の間にはさまれ、困惑した様子。
「仲良くしてね。ちゅっ」
不機嫌な顔を見つめていると、だんだんと照れているような満更でもない顔に見えてきます。
快楽の園の楽園をイメージ。お家の庭をパシャリしました。
遠景はボケずに綺麗に撮れますね。手前三つはトマトの苗です(笑)
この子はハンドメイドのやかんを被った鳥の怪物と、レターバードのぬいぐるみです!
思考錯誤の末にこんな感じになりました。まだ試作段階で粗も多いですが、なかなか可愛くできたと思います。もっとバリエーションを増やしたいなぁと野望を持っております。
私のスマホが高性能ではないのが原因かもしれませんが、遠方は綺麗に撮れても、対象物を近く撮ろうとするとぼけてしまうのが少し残念でした。また、写真の解像度は960×540と固定されています。SNSやブログなどネット上で画像を載せるなら充分の解像度だと思うのですが、印刷しようとすると少し不安なサイズかもしれません。それ以外は満点、大満足です!正直無料アプリでこんなに性能がいいとは思っていませんでした。拡大、縮小のみならず、反転や回り込みができるなんて自由度が高くて超便利です!
簡単に作れますので、興味を持たれた方はぜひ「Bosch Camera」を利用して、ボスの世界観と記念撮影してみてください!
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