ルネサンス | メメント・モリ -西洋美術の謎と闇-

ルネサンス

新約聖書

カナの婚礼の絵画13点。婚宴の場で水を葡萄酒に変えた、イエス・キリストの初奇跡

カナの婚礼(カナの婚宴)は、ヨハネの福音書に記されているイエス・キリストの最初の奇跡の物語です。 故郷ガリラヤのカナの地で、キリスト一行は婚礼の祝宴に招かれます。結婚するのは聖母マリアの姉妹の息子。マリアは忙しく準備を行います。宴も過ぎて来...
聖人

聖ルカの絵画14点。福音書を手掛け聖母マリアを描いたとされる画家の守護聖人

聖ルカは、新約聖書の「ルカによる福音書」と「使徒列伝」の作者とされる聖人です。 「コロサイ書」や「ルカによる福音書への反マルキオン的序文」には「職業は医者」と記述があり、彼の職業は医者と考えられてきました。その為、聖ルカは医者や薬剤師の守護...
新約聖書

マグダラのマリアの悔悛の絵画13点。己の罪を反省する聖女を描いた、人気の主題

マグダラのマリアは自らの罪を悔い改め、キリストに付き従った聖女です。 キリストが磔刑され、三日後に復活して天へと昇った後、彼女は兄のラザロと姉のマルタと一緒にフランスのマルセイユへと渡りました。そこで布教活動を行い、晩年には洞窟で隠遁生活を...
新約聖書

マグダラのマリアの絵画13点。罪を悔悛しイエス・キリストと共に歩んだ愛深き聖女

マグダラのマリアは新約聖書に登場する、キリストに付きそう聖女です。聖母マリアと混同を避ける為、出身地を前に冠してマグダラのマリアと呼んでいます。 一説にはキリストの友であるラザロとマルタの姉妹とされています。富と美貌によって快楽に溺れ、「罪...
画家

西洋画家10人の本名はこちら!エル・グレコやボッティチェリ、ボスはあだ名だった

現代における芸能人や画家、エンターテイナーは芸名や通名を用い、本名を名乗らない者がおります。それは歴史上の画家も同様で、私達が現在普通に呼んでいる名が、実はあだ名という画家もいるのです。通名で呼ばれている画家はルネサンス時代が多く、その名の...
聖人

聖ヒエロニムスの絵画16点。聖書をラテン語に翻訳し、ライオンを助けた過激な聖人

聖ヒエロニムス(347年頃―420年)は聖職者と神学者であり、聖書をラテン語に翻訳しました。本名はエウセビウス・ソポロニウス・ヒエロニムス。 彼は現在クロアチアになっている地帯ダルマティアに生まれました。始めはキリスト教に興味がなく、古典を...
旧約聖書

スザンナと長老らの絵画13点。ダニエル書にある好色爺さんと節操ある女性の物語

スザンナと長老の物語は、旧約聖書のダニエル書に入っている短編の一つです。 ある日、ヘブライ人の美しい女性スザンナは人払いをして庭で水浴していました。しかし、二人の好色な長老がそれをのぞき見していたのです。そればかりではなく、スザンナが帰宅し...
中世・ルネサンス

「レオナルド・ダ・ヴィンチとアンギアーリの戦い」の展覧会が日本を巡回中!

現在、レオナルド・ダ・ヴィンチと「アンンギアーリの戦い」展が広島県で開催されております! この展覧会は2015年の東京展から始まり、三年の時をかけて8県を巡る予定であるようです。既に4県は終了してしまい、残りが4県となっております。レオナル...
旧約聖書

旧約聖書の預言者イザヤの絵画12点。イザヤ書を手掛け、神の裁きを伝えた者

イザヤは紀元前8世紀頃の預言者で、旧約聖書の「イザヤ書」の著者です。 名前はヘブライ語で「ヤハウェの救済」を意味します。ユダ王国後期に生きた彼は、王国の不実性を批判し、神の激しい天罰と後の復興を預言しました。イザヤは神の裁きと救済を強調し、...
新約聖書

受胎告知の絵画15選。処女マリアは天使ガブリエルに告げられる。神の子を宿したと

受胎告知は新約聖書の物語の一つで、マリアがイエス・キリストを懐妊したことを天使に告げられる話です。 ある日、処女マリアの元に天使ガブリエルが降りてきます。天使は「おめでとうございます。貴女は神の子を身籠りました」と告げると、彼女はひどく驚い...
新約聖書

東方三博士の礼拝の絵画15点。イエス・キリストの生誕を、東方の賢者達が祝福する

東方三博士(三賢者)の礼拝は、新約聖書の物語の一つです。 ある日、エルサレムに東方からやって来た占星術の博士だという旅人たちが来ました。彼等は都に着くと、人々にこう訊ねました。「ユダヤの王は何処ですか? 我々はその方の誕生を星で見たのです」...