聖書 | ページ 6 | メメント・モリ -西洋美術の謎と闇-

聖書

歴史

聖エドマンド(エドモンド)殉教王の絵画12選。国の為にヴァイキングと戦い、散った王

エドマンド殉教王は9世紀半ばに、イースト・アングリア王国(現イングランド)の王であった聖人です。 寛容で善き王として知られており、信仰心は篤く、貧しき者に施しを行っていました。良き家臣を優遇し、媚びる者には厳しく接しました。869年にデーン...
聖書

【絵画11点】古代イスラエルの指導者モーセの長く険しい旅路と、厳しい神のお告げ

モーセは旧約聖書の「出エジプト記」に登場する人物です。イスラエル人(ヘブライ)はつねづねエジプトの圧政に苦しんでいたので、「エジプトを脱出せよ」と神託を受けたモーセは彼等を束ね、この地を発ちました。→ エジプトを脱出するモーセについて知りた...
新約聖書

ピエタ (慈悲の聖母) の彫刻11選。ミケランジェロ以外にもある、個性的な聖母子像

ピエタは聖母子像の中で、息子キリストの遺体を抱く母マリアを表した作品のことを指します。哀れみ、慈悲という意味を持ち、マリアが悲しみや嘆き、慈悲の表情を浮かべています。絵画、彫刻において人気のある主題であり、多くの作品が残っております。  ピ...
聖書

モーセのエジプト脱出と十戒の絵画12選。預言に従い、海を割いてユダヤの民を導く

モーセは旧約聖書の「出エジプト記」に登場する人物です。彼は古代イスラエルの民族指導者であり、紀元前16~13世紀頃に活躍したとされています。実に約3200~3500年前の人物になり、実在したかどうかは不明です。 モーセはエジプトの地でヘブラ...
絵画

ピエタ (慈悲の聖母) の絵画12選。息子キリストを失い、悲嘆に暮れるマリアの作品

ピエタは聖母子像の中で、十字架から降ろされたキリストの遺体を抱くマリアの姿を表した作品のことを指します。哀れみ、慈悲という意味を持ち、ぐったりとした息子を母が抱きかかえており、悲しみや慈悲の表情を浮かべています。絵画、彫刻において人気のある...
絵画

聖書よりヤコブと天使の決闘の絵画11選。肉弾戦の激しい格闘の末、勝利を収める

ヤコブは旧約聖書に登場し、イスラエル民族の始祖となる人物です。 カナンへ向かっていたヤコブ一行は、夜にヤボク川に差し掛かりました。ヤコブは家族たちを先に渡らせ、一人その場で野宿することにします。すると、いきなり闇の中から何者かが襲い掛かって...
聖書

反逆天使の墜落の絵画11選。神に背きし天界の使者はサタンと共に堕天使となる

堕天使は神の使いでありながら、反逆者サタン(ルシファー)側に付き、離反した天使のことを指します。 反逆した天使は神によって罰せられ、地獄へ追放されました。どうして反逆をすることになったのかは諸説あり、サタンが神より優れていると思ったから、神...
聖書

アダムとイブの楽園追放(失楽園)の絵画11点。二人は神とミカエルに追い立てられる

アダムとイブは旧約聖書の「創世記」に登場する世界最初の男女です。 二人はエデンで幸せに暮らしていましたが、蛇にそそのかされ、禁じられた知恵の木の果実を食べてしまいました。そのことが見つかり、神は怒りを露わにしたので、アダムは「イブのせいです...
聖書

禁断の果実を採るアダムとイブの絵画12選。蛇の悪魔に誘われ、二人は罪を背負う

アダムとイブ(イヴ、エヴァ)は旧約聖書の「創世記」に登場する、世界最初の人間です。 世界創造の後に唯一神はアダムを作り、彼をエデンの園に住まわせました。そこには様々な種類の木が置かれており、中心には命の木と知識の木の二本が植えられていました...
聖書

聖ヴェロニカの絵画13点。キリストの顔を布で拭いた聖女と、布にくっきり浮かぶ顔

聖ヴェロニカは苦しんでいるキリストにヴェール(布)を渡したとされる聖女です。 ヴェロニカはエルサレム出身の敬虔なキリスト教徒でした。キリストが十字架を背負ってゴルゴダの丘を登っている際、ヴェロニカは余りの悲惨さに自らはおっていたヴェールを取...
聖書

ヨハネの黙示録で封印が解かれた時、四騎士が現る。支配と戦争と飢饉、死を運んで

四騎士は新約聖書の「ヨハネの黙示録」に登場する、人々に災厄をもたらす神の使い的存在です。 英語では「馬に乗る四名の者(four horseman)」と言われており、騎士とは異なるのですが、日本では四騎士と呼ばれているので、それに準じさせてい...
聖書

18点の絵画で学ぶヨハネの黙示録。終末のラッパとサタンとの戦い、最後の審判へ

「ヨハネの黙示録」は新約聖書の最後に載っている物語で、人類の終末が語られています。 ある日、ヨハネはパトモス島で神の預言を受け、今から話すことすべてを書き留め、後世に残しなさいと言われます。七つの教会へメッセージを送り、神の御座で七つの封印...
聖書

ノアの方舟(箱舟)の絵画11選。家族とつがいの動物が船に乗り、大洪水を逃れる

ノアの方舟は旧約聖書の「創世記」に登場する物語です。 ノアが生きていた時代、人々は自堕落な生活を送り、不信心な者ばかりでした。神は大洪水で世界を滅ぼそうと決め、唯一の信心者であるノアに方舟の建設を命じました。ノアは木造造りで三階建ての立派な...
聖書

ユダの接吻の絵画13選。キリスト教における裏切者の親愛のキスは、背徳の合図

ユダの接吻は、新約聖書においてユダがイエス・キリストを売る為に行った行為の場面です。 最後の晩餐の翌日、キリストはゲッセマネの園にいました。三名の使徒と共にいると、なにやら足音が聞こえてきます。明かりと武器を持った、ユダヤ祭司長の兵士一団が...
聖書

13人の画家が描いた最後の晩餐。使徒達の晩餐風景やユダの姿を絵画で読み解く

最後の晩餐はイエス・キリストが処刑される前夜、弟子の十二使徒と共に夕食をとり、意味深な会話をした新約聖書の物語です。 最後の晩餐をした使徒はペトロ、アンデレ、大ヤコブ、ヨハネ、フィリポ、バルトロメオ、トマス、マタイ、シモン、小ヤコブ、タダイ...
挿絵

【絵画10点】大口で罪深き亡者を誘う、ヘルマウスの怪物。地獄の入口は悪魔の口

中世ルネサンス時代、地獄の入口は悪魔(怪物)の口の中にあるとされていました。 「Hell mouth」や「Mouth of hell」などと呼ばれているこの口は、蛇だったりドラゴンだったり、哺乳類系だったりと、作者の想像で姿が様々に変わりま...
聖書

剣がぐさり!?頭と胸に武器が突き刺さった姿で聖人となった、ヴェローナの聖ペテロ

ヴェローナの聖ペテロは13世紀に殉教した聖人です。 イタリアのヴェローナ出身の聖ペテロはペトルス、ピエトロとも呼ばれ、ドミニコ会の修道士でした。ある日、彼が仲間のドミニクと共にミラノで布教をしていると、背後から暗殺者たちが現れました。首謀者...
聖書

持物=アトリビュートで人物特定。西洋美術の図像学アトリビュートについて学ぶ

古典的な西洋絵画を見ていて「これ誰?」と思ったことはありませんか。 同じ人物を描いたとしても、画家によって様々な姿となります。物語のシーンではなく人物のみの絵では、人物の持っている物で推測するしかありません。西洋絵画では、異なる画家でもどの...
聖書

旧約聖書の英雄サムソンの絵画12点。悪女デリラに騙され、力の源である髪を失う

サムソンは旧約聖書の「士師記」に登場する怪力の英雄です。 ある日、イスラエルの民マノアの妻に神の御使いが現れ「これから貴女に特別な子が生まれるが、葡萄酒を飲まない、汚れた物を食べない、髪に剃刀を当てないという、三つの事を子に遵守させなさい」...
聖書

【絵画11点】トリニティ顔。神とキリストと聖霊が三位一体となり、頭に三つの顔を表現

三位一体。それは「神 (父)」「キリスト(子)」「聖霊」の三体を合わせると、「唯一神」となると言った考え方です。 キリスト教は唯一神の宗教です。多神教の神は悪魔とみなし、キリスト教の教える神のみが「神」と考えておりました。しかし、キリスト教...