挿絵 | ページ 2 | メメント・モリ -西洋美術の謎と闇-

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【絵画10点】大口で罪深き亡者を誘う、ヘルマウスの怪物。地獄の入口は悪魔の口

中世ルネサンス時代、地獄の入口は悪魔(怪物)の口の中にあるとされていました。 「Hell mouth」や「Mouth of hell」などと呼ばれているこの口は、蛇だったりドラゴンだったり、哺乳類系だったりと、作者の想像で姿が様々に変わりま...
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不気味な怪物や悪魔、死神が描かれた18世紀の魔術書の挿絵10選。召喚できる!?

通称「悪魔と魔術の大要」とされる本は、1775年頃に書かれた魔術書です。 魔術書(グリモワール)は悪魔や精霊を呼び出す術、魔方陣の描き方、魔術や悪魔学などを描いた書物のことで、古代から現代まで多くの魔術書が存在します。 この魔術書「悪魔と魔...
中世・ルネサンス

【作品15点】中世の画家が情報だけを頼りに描いた象が、とんでもなくシュールに

現代を生きる私達の中で、象を見たことがないという人は殆どいないのではないでしょうか。実際に見たことがなくとも、テレビやネット、本で象の姿は溢れています。子供でも象の姿形を容易に思い描くことができると思います。 しかし、中世時代の人々は実際に...
歴史

派手な仮装祭り!中世 ルネサンス時代のドイツのカーニバル衣装がシュール

Schembart Carnival (仮面仮装カーニバル) と呼ばれるお祭りは、1449年から1539年までドイツのニュルンベルクで行われていました。 木製のヒゲ付き仮面を被るのが通例のようですが、人々はお構いなしに様々な派手衣装に身を包...
ヒエロニムス・ボス

【画像13点】頭から足が生えた怪物、グリロス (頭足人)。不気味だけど癖になる姿

グリロスは頭足人と呼ばれ、頭と足が合体したような怪物のことを指します。 厳密に言えば頭部を色々なパーツと組み合わせて作る怪物で、頭と足でなくてもグリロスと呼ばれるものもいます。グリロスはギリシア・ローマ時代の玉石彫刻から発生したと言われてお...
挿絵

クリスマスに現る怪物クランプスの挿絵11点。悪い子は叩いて地獄へ放り込むぞ!

クランプス(Krampus)は山羊の角を持った悪魔の姿で描かれた怪物で、クリスマスシーズンになると聖ニコラウスと共に出没します。主にオーストリアなどの中央ヨーロッパや東ヨーロッパ、イタリア北部を含む地域で語り継がれてきました。聖ニコラウスが...
近世・近代

【作品23点】ルネサンス期の怪物をサルバドール・ダリが加工したら、未知との遭遇に

教科書に書かれたイラストや肖像画に落書きをした経験はおありでしょうか? 私はあります。偉人の顔や背景に色んな落書きを施したのはいい思い出です。そういった事をシュールレアリスムの大御所、サルバドール・ダリはやっちゃいました。 この作品は156...
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奇天烈な怪物32連発!画家ヒエロニムス・ボスのような怪物だらけの16世紀の画集

パンタグリュエル物語はフランスのフランソワ・ラブレーによって書かれ、1532年頃に出版されました。パンタグリュエルはガルガンチュア王の息子で、超怪力で超大食らい、行くところ騒動を巻き起こす博識の巨人です。この作品は風刺や滑稽さに満ち、卑猥や...
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ブラント作の風刺文学「阿呆船」。あらゆる愚者たちが阿呆国を目指して航海する物語

「阿呆船」は「愚者の船」とも呼ばれ、15世紀のドイツ作家セバスティアン・ブラントによって書かれた風刺文学です。あらゆる愚者たちが集結し、阿呆の国ナラゴニア目指して航海するという筋書きですが、物語形式ではなく一章ごとに異なる愚者を皮肉り、風刺...
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闇夜に暗躍する悪魔達。「地獄の事典」に掲載された、悪魔の挿絵

「地獄の事典」は19世紀のフランスの文筆家、コラン・ド・プランシーが書いた著書です。1818年に初版が発行され、悪魔学、オカルト、迷信、俗信、占いなどに関連した内容で、ヨーロッパのみならず全国の伝承などを幅広く取り扱っています。この著書は後...