• メメント・モリ -西洋美術の謎と闇-

    ダークサイドの西洋美術にまつわる絵画や展覧会、グッズ情報をご紹介。

    ネットショップ「めめんと・もり -美術と神話の不思議かいぶつ雑貨-」が名古屋のクリエーターズマーケットに初出店します!
    ブースNo.はM-183(2号館)です。2018年6月30日(土)、7月1日(日)の両日となるので、遊びに来てください^^

    神秘的で美しい聖母子像の絵画9点。母マリアと子キリストの、神聖な親子愛の姿

    II Sassoferrato - コピー

     聖母子像は、聖母マリアと幼児キリストを共に描いた図像のことを指します。
     中世から現代にかけて非常に人気のある主題ですが、時代によって表現は異なります。中世はあくまでも神の子とその母の主題として、双方とも冷淡ともとれる表情をしていますが、時代が下るにつれてより感情的、親子としての表情が豊かになってきます。キリスト教の教義を重視しているか、絵画としての母子の美しさを重視しているかで絵画が変わって来たのだと思います。
     今回は感動的で美しい聖母子像ばかり9点を集めてみました。


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    フュースリの暗黒に塗り潰された絵画10選。夢魔が悪夢に引きずり込んでくる

    Titania Awakes Surrounded by Attendant Faries - 1794 -

     ヨハン・ハインリヒ・フュースリ (ヘンリー・フュースリ) はスイス出身の、18世紀後半から19世紀前半に活躍したロマン派の画家です。
     彼はミケランジェロの作品に強く影響を受けており、ダンテの神曲、神話、シェイクスピアからテーマを得て描いていました。絵画は200点以上、スケッチは約800点が残っています。強い明暗を用い、不気味な怪物や悪魔が現れる幻想画を描いております。フュースリが絵を描き始めたのは20代半ば頃。それから頭角を現したのだから、相当の努力か才能があったと思います。フュースリは劇的なポーズ、シーンを好み、オーバーじゃないか?と感じられるポーズも描いていました。
     暗闇の中からふいに現われる悪夢のような作品、10点をご覧ください。


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    聖セバスティアヌスの絵画12点。肉体美、セクシーさが時代を経るにつれ増してゆく

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     聖セバスティアヌス(聖セバスチャン)はローマの軍人で、キリスト教に改宗して世間へ広めた功績により、聖人となりました。キリスト教徒となったセバスティアヌスはローマ皇帝に裏切者の烙印を押され、杭に縛り付けられてハリネズミのようになるまで矢を射かけられてしまいます。しかし、奇跡的に彼は助かり、聖イレーネによって介抱されます。治癒したセバスティアヌスは皇帝にキリスト教へ帰依することを勧めますが、皇帝は彼を何度も殴って殺してしまいました。
     セバスティアヌスは人気のある聖人で、古くから多くの画家に描かれてきました。ですが、時代が進むにつれて美を求める画家の気持ちが強まり、男のセクシーな肉体を描くことに力を入れ始めます。全ての画家が肉体美路線ではないものの、これってセクシーすぎない?というセバスティアヌスが大量に存在します。
     段々とセクシーランクが増していく聖セバスティアヌスの作品12点をご覧ください。


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    来る…怪物の絵画が。2017年より、ボスの流れを汲んだ異形の展覧会が始まる!

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      「ベルギー 奇想の系譜 ― ボスからマグリット、ヤン・ファーブルまで」というタイトルの展覧会が、栃木と兵庫県、東京の三つの美術館で開催されます!
     宇都宮美術館は2017年3月19日(日)-5月7日(日)まで、兵庫県立美術館は2017年5月20日(土)―7月9日(日)まで、東京のBunkamura ザ・ミュージアムは2017年7月15日(土)-9月24日(日)まで行われます。
    主にヒエロニムス・ボスやピーテル・ブリューゲルの流れを受けた、ベルギーの奇想に満ちた作品が展示されるそうです。1500年頃のボスから現代まで500年以上の月日が経っておりますが、怪物や異形を描くシュールな作品は今なお生まれ続けています。16世紀のフランドル画、19世紀の象徴派、現代美術と、500年の時代を追いながら、ボスの追随者たちを見ていくことができるのです。 
     ボスの流れを汲んだシュールな展覧会の詳細を見ていきましょう!


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    【絵画11選】 2017年は酉年! 神話や伝説上の鳥の怪物を、お正月にご紹介

    Sirin and Alkonost (1896), Viktor Vasnetsov - コピー

     今年の干支は酉年。
     年賀状では可愛いニワトリやヒヨコ、かっこいい鷹、鷲などが出回っていますが、それだけではつまらない。普段見ないような鳥のモンスターを折角なら見たい!というあなた。ちょっとここの鳥の巣を覗いてみてはいかがでしょうか。鳥に関係した、伝説上の怪物の絵画11選をご紹介したいと思います。


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    イエス・キリストの復活の絵画10点。三日後に蘇る救世主は、聖書内の最大の神秘

    Peter Paul Rubens The Resurrection of Christ - コピー

     あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。2017年最初の記事はおめでたい内容にしまして、キリストの復活を紹介しようと思います。

     「十字架にかけられて三日後、私は復活するだろう」という予言を残して処刑されたキリスト。祭司長はその言葉が不安になり、キリストの墓に数名の番兵を付けます。そして三日後、一人の天使が現れ、墓石を押し上げてその上に座るという事が起こりました。番兵はすっかり怖気づき、祭司長の元へ走りました。
     一方、キリストの仲間である女性たちが墓へ行ってみると、石は動かされ、もぬけの殻になっていました。思い浮かんだのはキリストの遺体が盗まれたということ。彼女らが真っ青になっていると、白い天使が出現し、「イエスは復活し、ここにはおりませんよ」と言いました。女性たちはそれを半信半疑で聞き、使徒たちに伝えました。彼等もにわかには信じがたく、盗まれたのではないのかと思っていました。
     遺体が消えてマグダラのマリアが泣いていると、背後から「どうして泣いているのだね?」と訊ねる声がありました。マリアが事情を伝えると、声は優しく彼女の名前を呼びました。その声が紛れもなくキリストのものだったので、彼女は酷く驚きました。こうしてキリストは使徒たちの前にも現われ、自らが復活したことを証明します。

     このキリストの復活は聖書のクライマックスだけあって、多くの画家が劇的に描き出そうとしています。物語を多少捻じ曲げても栄光ある救世主を描いた、数々の作品10点をご覧ください。


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    【絵画17点】終焉と再生。ラグナロクは北欧神話における神々と巨人の最終戦争

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     北欧神話はノルド人がキリスト教徒になる以前に信仰していた、宗教における神話です。一般に北欧神話と呼ばれているものはノルウェーやアイスランドに伝えられた「エッダ」や「サガ」と呼ばれる物語と、デンマークの「デーン人の事跡」の説話をもとにしています。
     神話の中で有名なものとして「ラグナロク」という神々の終焉の話があります。ラグナレク(神々の黄昏)とも呼ばれ、長い冬の後、巨人たちは炎の民と共に神々の元へ攻め込み、双方が熾烈な戦いを繰り広げます。主神オーディンやトールなどの神々はこの戦争で命を落とし、神々の世界は一度滅びます。ですが、終末からやがて命の萌芽が起き、世界は再生されるのです。
     画像17点と共に、神々の運命「ラグナロク」を見ていきましょう。


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    ヒエロニムス・ボスの怪物のペーパークラフトが、半端ないクオリティで作れます!

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     ボスファンなら既知のことかもしれませんが、ヒエロニムス・ボスの怪物のペーパークラフトを作られた方が見えます。「ぐるぐるクロニクル」というサイトを運営していた日本の方で、海外でも話題になっていました。そのクオリティは非常に高く、紙でできたとは思えないほどの出来栄えです。しかも展開図はフリー素材となっており、ペパクラビュワーというアプリをダウンロードすれば、印刷して誰でも作れちゃうんです!
     作ることができる怪物たちを紹介します。


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    【画像13点】頭から足が生えた怪物、グリロス (頭足人)。不気味だけど癖になる姿

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     グリロスは頭足人と呼ばれ、頭と足が合体したような怪物のことを指します。
     厳密に言えば頭部を色々なパーツと組み合わせて作る怪物で、頭と足でなくてもグリロスと呼ばれるものもいます。グリロスはギリシア・ローマ時代の玉石彫刻から発生したと言われており、中世時代になってヨーロッパ全土へ広がっていきました。宝石の彫刻から始まり、壁や柱、彩飾写本の余白を埋める怪物として描かれ、北方ルネサンスの画家ヒエロニムス・ボスがグリロスを芸術まで高めていきます。絵画の世界へ進出したグリロスは、様々な形態となって美術界に時々姿を現すのです。
     今回は中世の写本と、ボスの作品のグリロスを見ていきましょう。


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    ロヒール・ファン・デル・ウェイデンの絵画10点。偉大な初期フランドル三大巨匠の一人

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     ロヒール・ファン・デル・ウェイデンは初期フランドル派の画家で、現在のベルギーで生まれました。彼は15世紀の北方絵画において非常に影響力のあった画家で、ロベルト・カンピンを師匠(諸説あり)に、ハンス・メムリンク(メムリンクの絵画はこちら)を弟子にとっていました。当時から国際的な名声を得ており、イタリアやスペイン、ネーデルラントの王侯貴族を相手に制作依頼を受けていました。
     ウェイデンの作品のほとんどが宗教画と肖像画で、初期フランドル画の特徴の写実性、緻密さ、哀愁感を色濃く表しています。彼は油彩とテンペラの混合技法を用い、薄く色を塗り重ねていった為、多くの色相を表現することができました。白でさえ何段階もの色調を使用しているようです。
     静けさが漂う美麗な作品を見ていきましょう。


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    中世ルネサンスのシュールな絵画をこよなく愛する。
    師匠はヒエロニムス・ボス。
    神秘とダークな作品情報を皆様と共有していきたいと思います。

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