ギリシャ神話のパンドラの絵画13選。誘惑に負け、災厄入りの禁断の壺を開ける乙女 | メメント・モリ -西洋美術の謎と闇-

ギリシャ神話のパンドラの絵画13選。誘惑に負け、災厄入りの禁断の壺を開ける乙女

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Pandora Nach Charles Lenoir -


プロメテウスについて知りたい方はこちら










Alaux,_Jean_-_Pandora_carried_off_by_Mercury





Sir Lawrence Alma-Tadema  1881





Pandora Nach Charles Lenoir





Waterhouse





Pandora” (1908) by Thomas Benjamin Kennington





Jean Cousin the Elder 1550




School of Fontainebleau, circa 1550

「ニコラス・レニエ作  17世紀」
優し気に見えるパンドラがカメラ目線をしながら壺を開け、中から
黒い災厄が湯気のように出ています。物語の内容を表現するというより、
肖像画的な作品です。
Nicolas Régnier 17

「ニコラス・レニエ作  17世紀」
同じレニエさんが描いた作品ですが、かなりパンドラの容姿が違います。
モデルにした女性が違うのでしょうか?こちらはシチュエーション的には
同じですが、周りに描き込まれた象徴が多いです。金貨や髑髏、仮面や
王冠など、寓意画として描かれているのが分かります。
Nicolas Régnier

「Barend Graat 作   1676年」
背後の天使らしく見える子供はコウモリの黒い羽が生えているので、
災いの象徴でしょう。反対にいる緑の衣服を着た女性が、希望か予兆の
擬人化でしょうか?
Barend Graat  1676

「ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ作  1879年」
パンドラの絵画の中で、有名な作品。こちらを見据えた芯の強そう
な彼女は、少しだけ箱を開けています。漏れ出た災厄は人の顔となり、
空間に溶けていっています。人類の未来を幻視するかのような、
力強く見える目線ですね。
Dante Gabriel Rossetti  1879

「アレクサンドル・カバネル作   1873年」
近代になってくると、パンドラという女性そのものを描くというより、
パンドラに扮した女性の肖像を描くという絵画も表れてきます。
箱を持って、はいポーズと言った感じですね。
Alexandre Cabanel 1873

「ウィリアム・アドルフ・ブグロー作  1825-1905年」
こちらの作品も扮している感じですね。最後に残った希望を暗示するか
のような、意志のこもった瞳をしています。
現代でも決して触れてはいけないもの、関わってはいけないもののことを
「パンドラの箱」と表現していますね。
William-Adolphe Bouguereau (French, 1825-1905)

 この記事を書いていてふと思い出したテレビ番組(題名は忘れた)があるのですが、血液型別に幼稚園くらいの子供を分け、部屋に大きめの箱を置いて「絶対に開けてはいけないよ」と伝えて、先生は外へ出る。子供たちは先生が帰って来る間に、その箱を開けるか?という調査の内容でした。
 確か、B型、O型、AB型の子供たちのチームはいずれも箱を開け、A型の子供は箱を開けなかった、という結果だったような気がします。B型の子たちは先生が出ていったら真っ先に開けていた記憶があります。
 勿論この調査は一部的なものだと思うし、血液型だけで行動が決まるとは思いません。ただ、ギリシャも含め、ヨーロッパではA型とO型がかなり多いので、箱を開けてしまったパンドラさんはO型なのかな~と勝手な推測をしてしまったのでした。



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