狂えるオルランドの絵画14点。十二勇士(パラディン)をモデルにしたイタリア叙事詩 | メメント・モリ -西洋美術の謎と闇-

狂えるオルランドの絵画14点。十二勇士(パラディン)をモデルにしたイタリア叙事詩

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angelika-and-medor  Orlando Furioso  Ludovico Ariosto -
 

 「狂えるオルランド」は、ルドヴィーコ・アリオスト作によって1516年に発行された、フランスを舞台にしたイタリアの叙事詩です。内容はマッテーオ・マリーア・ボイアルド作の未完の叙事詩、「恋するオルランド」の続編、「ローランの歌」の前日談という形式をとっており、シャルルマーニュと十二人の勇士(パラディン)の活躍、オルランドの失恋と発狂、イタリアの有力貴族であるエステ家の起源が書かれています。
 ある日、王主催の馬上試合にアンジェリカという美人の姫がやって来て、パラディンの一人オルランド(フランス読みでローラン)は恋煩いをしてしまいます。彼女を求めて世界中を旅し、再三の帰還命令も無視して歩き回るオルランド。しかし、恋は実らずに彼は発狂してしまうのでした。

 一方、フランスの女騎士ブラダマンテはイスラムの戦士ルッジェーロと恋に落ちます。敵同士であった二人は周囲の激しい反対に合いますが、困難にめげずに愛を貫き、結ばれます。こうして二人の子孫がエステ家となったのでした。また、他にも支流の物語がたくさんあり、その中にはオルランドの理性を求めて王子が月へ行った話、ルッジェーロがアンジェリカを救う話、中国やタタール人の王との戦いの話などが散りばめられております。めちゃくちゃ長い話で、登場人物も多いので、これらのことだけで全貌を知ることはできませんが、物語を知る一存になれば幸いです。
 では、狂えるオルランドに関する絵画14点をご覧ください。








Orlando_Furioso





Jean Auguste Dominique Ingres, 1819





Arnold Böcklin, Ruggero e Angelica, 1871-74

ルドヴィコ・カラッチ作  




Orlando Delivering Olympia  Ludovico Carracci 1555–1619





Giovanni Biliverti  1625

ミケーレ・ロッカ作  



Angelica and Medoro  Michele Rocca 1720-50





Sala dell'orlando , affreschi di Giuseppe Antonio Fabbrini

Mihael Stroj 作  1803-71年」
洞窟の中、きゃっきゃうふふする二人。


angelika-and-medor  Orlando Furioso  Ludovico Ariosto





Orlando Furioso Gustave Dorè





Marphise by Eugène Delacroix, 1852





Giovanni Lanfranco, 1624





Scen ur Orlando Furioso by Pehr Hilleström





Arnold böcklin, orlando furioso, 1901



作者ルドヴィーコ・アリオストさん。家系の賛美物語を聞かせるのは
当時の娯楽であったのでしょう。長い物語なので、一体にどれだけ
かかるんだろう。

Massimiliano Lodi, 1860





ローランの歌についての絵画を見たい方はこちら
ギュスターヴ・ドレの描いた狂えるオランドの挿絵を見たい方はこちら<外部リンク>


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