ジュゼッペ・アルチンボルド(1527-1593年)は16世紀後半にウィーンとプラハのハプスブルク家の宮廷で活躍した、イタリア・ミラノ生まれの画家です。彼は花や野菜、動物を寄せ集めた珍奇な肖像画を描くことで知られており、今回約10点の作品が2017年6月20日(火)-9月24日(日)の期間中、東京の国立西洋美術館へやってきます!
「春 1563年」
アルチンボルドを中心にした本格的な展覧会は今回が初めてであり、彼の後継者の作品もたくさん来日するそう。2016年11月14日にHPができたばかりなのでまだ詳しいことは分かりません。更新され次第、新情報を書くつもりです。管理人の大好きな画家だから今後が楽しみです!絶対に行きたいと思っております。
この画家を詳しく紹介しているので、アルチンボルドについて知りたい方はこちらをご覧ください。
(以下追記) ―――――――
作品「春夏秋冬」全てが来日するそうです!また、他にどのような作品が来るのかも分かりました!
「コック/肉 1570年頃」
豚や鳥の丸焼きで作ったちょっと不気味なお顔。
作品をひっくり返してみると、あら不思議!
丸焼きがお皿に盛られているようにしか見えません。
「庭師/野菜 1590年頃」
野菜で作った顔をひっくり返してみると、
器に入った変哲のない野菜にしか見えません。
これがだまし絵の先駆者の実力!
「法律家 1566年」
顔が蛙と魚で構成されているように見えるのは私だけでしょうか。
法律家の口から出るのはそう言ったお話ばかりだと、
アルチンボルドは思っていたのかもしれません。
「ソムリエ 1574年」
ソムリエとバーテンダーのお仕事道具を組み合わせた作品。
肩からお酒が飛び出そうで、なんか強そうに見えます。
「司書 16世紀」
2014年のだまし絵の展覧会でも出品されましたが、
今回も司書さん来日してくださるそう。本の虫になりすぎたら
こんな姿に変身するのでしょうか・・・(ぇ
「グロテスクな頭部のカリカチュア」
人物を強調したりデフォルメしたりして描くことをカリカチュアと
言います。おばさまの鼻の下がとても長い・・・。
「男女の頭部のカリカチュア」
アルチンボルドもレオナルド・ダ・ヴィンチの影響を
ようで、作品はレオナルドに基づいて描かれています。
この井戸端会議で話されていることが恐そうです。
各国バラバラで保有されているお顔たちが日本に初上陸し、一か所に集まるのです!「春夏秋冬」が並んで展示されれば、きっとアルチンボルドも喜ぶのではないでしょうか。油彩画は約10点、その他に100点ほどが展覧会で出展される予定です。
今ならペア―チケット(2000円)や、スワロフスキークリスタルがあしらわれたハンドタオルが付いた前売り券(2000円)が購入できます。前売り券も好評発売中です!
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