メリュジーヌの絵画13点。フランス伝承で語られる半身が蛇である美女の異類婚姻譚 | メメント・モリ -西洋美術の謎と闇-

メリュジーヌの絵画13点。フランス伝承で語られる半身が蛇である美女の異類婚姻譚

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Book of the Holy Trinity Late 15th -
















Wedding of Mélusine




Roman de Mélusine  1400-50






Legend of Melusine  Antwerp 1491  Melusine and Counte Raymond






Roman de Mélusine Jean d'Arras 1450–1500




Mélusine in her bath. Book of Hours of Duc de Berry 1392-3





Le livre de Mélusine  1478





Melusine  Julius Hübner 1844






Geoffroy incendiant Maillezais Melusine insultee Raimondin 15th





Melusine Gustave Doré





Roman de Mélusine  1400-1450





Roman de Mélusine Couldrette Jean d’Arras 15th





Book of the Holy Trinity Late 15th


フリードリヒ・ユスティン・ベルトゥッヒさんの書籍「Bilderbuch für
Kinder (子供の絵本)」の挿絵。様々な神話上の生物に紛れて、
右上にメリュジーヌさんがいます。かなり奇抜な色合いですねw
Friedrich Justin Bertuch, Bilderbuch für Kinder 1806  Fabelwesen

 娘は「覗いてはいけません」と言い残し、障子の奥へと消えていく。どうしてこんなに美しい布が織れるのかと訝しんだ老夫婦は、誘惑に負けて障子を覗いてしまう。するとそこにいたのは一羽の鶴だった―・・・。
 この物語は、誰でも知っている民話「鶴の恩返し」。童話としての話は老夫婦ですが、民話によって鶴は男性と結婚し、「鶴女房」という題になっています。人間の男性や女性が、動物や異形と結婚する物語は「異類婚姻譚」とされ、全国各地で確認されているのです。

 このメリュジーヌ物語も異類婚姻譚であり、鶴女房と類似点があるのが分かりますね。日本とフランス。二つの国が直接的に邂逅を果たしたのは1615年頃とされているので、その頃にメリュジーヌなどの婚姻譚が日本に伝わっていったのでしょうか。鶴女房は中国より伝わった物語ともされているので、西洋から中国、日本へと物語が伝わっていったのでしょうか。もしくは偶然に似通ってしまったのか。いずれにせよ、似たお話が全国で語られているというのは興味深いですよね^^



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