画家 | ページ 2 | メメント・モリ -西洋美術の謎と闇-

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魂の幻視者であるウィリアム・ブレイクの作品15点と2編の詩。ロマン主義の画家詩人

ウィリアム・ブレイクは1757-1827年(満69歳)に活動した、ロマン主義の画家と詩人です。 彫刻家に弟子入りし、始めは銅版画家として生計を立てていましたが、国家扇動の罪に問われて裁判にかけられてしまいます。勝訴をしたものの、この事件はブ...
中世・ルネサンス

ピーテル・ブリューゲル(父)の絵画15点。宗教と教訓とフランドルの民衆を描いた画家

ピーテル・ブリューゲル(父)は1525頃~69年にフランドル地方で活躍した北方ルネサンスの画家です。 人気の高い画家なので、知っている方がほとんどなのではないでしょうか。宗教画と教訓、風刺画だけではなく、美しいフランドルの風景や当時のありの...
展覧会

ボスにブリューゲル、アルチンボルド!フランスの採石場跡が3Dマッピング絵画に!

フランスのプロヴァンスにある「キャリエール・ド・ルミエール(光の採掘場)」は、採石場の跡地を利用してアートショーを行っています。その方法が、全方位のプロジェクションマッピングなのです。70ヶものプロジェクターを使用し、採石場の壁や天井、床に...
中世・ルネサンス

【絵画13点】ルネサンスの画家ボッティチェリ。ヴィーナスの誕生の他も名作ばかり!

サンドロ・ボッティチェリ(1445年-1510年)は初期ルネサンス時代のイタリアの画家です。 フィレンツェ派の代表的な画家で、知らない方はほとんどいないのではないでしょうか。ボッティチェリはあだ名で、本名はアレッサンドロ・ディ・マリアーノ・...
中世・ルネサンス

ジョットの寓意画から学ぶ、7つの美徳と7つの悪徳。スクロヴェーニ礼拝堂の宗教画

ジョット・ディ・ボンドーネはイタリア出身の中世後期の画家です。 彼の最も有名な作品は1305年に描かれた、スクロヴェーニ礼拝堂の一連の宗教画ですが、その中にグリザイユ(モノクロのこと)で描かれた「美徳と悪徳」とされる14枚の寓意画があります...
中世・ルネサンス

西洋絵画の父ジョットの絵画9選。平坦を立体に変え、中世ルネサンスの架け橋となる

ジョット・ディ・ボンドーネ(1267年頃―1337年)はジオットとも呼ばれ、イタリア出身の中世後期の画家です。 中世時代、絵画は「文盲の人々にキリストの物語が伝わればいい」という名目で描かれ、美術的側面は排除されていました。リアルに描くこと...
画家

フュースリの暗黒に塗り潰された絵画10選。夢魔が悪夢に引きずり込んでくる

ヨハン・ハインリヒ・フュースリ (ヘンリー・フュースリ) はスイス出身の、18世紀後半から19世紀前半に活躍したロマン派の画家です。 彼はミケランジェロの作品に強く影響を受けており、ダンテの神曲、神話、シェイクスピアからテーマを得て描いてい...
中世・ルネサンス

ロヒール・ファン・デル・ウェイデンの絵画10点。偉大な初期フランドル三大巨匠の一人

ロヒール・ファン・デル・ウェイデンは初期フランドル派の画家で、現在のベルギーで生まれました。彼は15世紀の北方絵画において非常に影響力のあった画家で、ロベルト・カンピンを師匠(諸説あり)に、ハンス・メムリンク(メムリンクの絵画はこちら)を弟...
中世・ルネサンス

〈最新〉ブリューゲル一族 全員の作品を掲載!画家になった人は総勢8名(他に甥も)

ブリューゲル一族は16世紀-18世紀に活躍したフランドル(ネーデルラント)の画家の家系。 ピーテル・ブリューゲルやらヤン・ブリューゲルやら同名が多すぎるので、基本(父、子)(老、若)などで区別されます。最も有名なのはピーテル・ブリューゲル(...
中世・ルネサンス

ハンス・メムリンクの絵画11選。繊細な美しさと聖なる静寂を生む、フランドルの巨匠

ハンス・メムリンクは15世紀後半に活躍した、初期の北方ルネサンス(フランドル)の画家です。 ドイツで生まれ、ベルギーのブリュージュへ移り住みました。ファン・エイクの影響を受け、ロヒール・ファン・デル・ウェイデンを師としていました。北方ルネサ...
中世・ルネサンス

色彩の魔術師ディルク・ボウツの絵画9点。遠近感を初期に用いたフランドルの画家

ディルク・ボウツは15世紀前半に生まれた初期フランドル派の画家です。ヤン・ファン・エイク、ロヒール・ファン・デル・ウェイデンの影響を受けており、北方で消失点のある遠近感を用いた初期の画家でもあります。また、鮮やかな色彩を用いており、書籍では...
だまし絵

ジュゼッペ・アルチンボルドの絵画10選。野菜男に枯れ木婆さん。物を寄せ集めた肖像画家

お野菜と果物を集めて作ったおじさん。この絵画を見たことが一度はあるのではないでしょうか。 ジュゼッペ・アルチンボルド(1527-1593年)はイタリアのミラノに生まれ、初期はステンドグラスのデザインをしていたそうです。1562年にウィーンに...
中世・ルネサンス

フランドル絵画の巨匠、ファン・エイク兄弟の作品7選。油彩画の偉大なる発明者

ファン・エイク兄弟は初期ネーデルラント絵画を語る上で、最も重要な存在です。 兄フーベルトと弟ヤンは優れた画家で、特に弟の技術は「神の手を持つ」と称されたほどでした。また、二人は油彩画を発明したとして有名です。当時はテンペラ画が主流で、油絵具...
生と死

廃墟を描き続けた画家モンス・デジデリオの絵画9選。迫りくる世界崩壊を幻視した者

崩れゆく聖堂に、朽ち果てた廃墟。白く浮かび上がる彫刻群は白々しく鑑賞者を見据える。燃え上る業火はすべてを焼き払い、世界を灰塵に帰す・・・。これが、モンス・デジデリオの作品イメージです。とにかく崩壊していく建物、廃墟の作品が多く、このような幻...
中世・ルネサンス

ドイツの画家グリューネヴァルトの絵画8点。どこまでも痛々しくリアルに描く画家

マティアス・グリューネヴァルトは16世紀に活躍したドイツの画家です。代表作は表紙の作品「イーゼンハイムの祭壇画」。美術を知っている方は見たことがあると思います。中世時代のキリスト像はリアルを排し、抽象的な画風を好みました。ですが、この祭壇画...
ヒエロニムス・ボス

ヒエロニムス・ボス (ボッシュ)の絵画20点。摩訶不思議な怪物を描いた奇才の画家

ボッシュ、ボッスなどとも訳され、本名はヒエロニムス・ファン・アーケン。ネーデルラント(現オランダ)出身で、初期北方ルネサンスを代表する一人です。 ボスの作品はとにかく幻想的というか、不思議を越えて奇天烈というか・・・。はい、怪物に溢れている...