聖書 | ページ 3 | メメント・モリ -西洋美術の謎と闇-

聖書

聖書

キリストと罪の女の絵画13点。罪が無い者が石を投げよと告げ、女性を救った物語

この物語はヨハネの福音書に見られ、キリストが姦通の罪を犯した女性を庇い「罪のない者だけが石を投げよ」と言って周囲を黙らせた物語です。 ある日、キリストが宮で話していると、律法学者やファリサイ派の人達が一人の女性を連れてきて、こう言いました。...
歴史

イグナチオ・デ・ロヨラの絵画13点。ザビエル達とイエズス会を創設した元軍人の聖人

イグナチオ・デ・ロヨラ(1491-1556)はイエズス会の創設者の一人であり、初代総長の修道士です。 バスク地方のギプスコアにある城で生まれた彼は、12兄弟の末っ子でした。15歳の時に親戚の騎士の従者のとなり、20代後半の頃には軍人として各...
聖書

ダヴィデの子アブサロムの絵画14点。父に謀反して長髪が仇となり絶命した美青年

旧約聖書の「サムエル記」に登場するアブサロムは、イスラエル王ダヴィデの三男です。彼はかなりの美貌を有しており、中でも滑らかな長髪を自慢にしていました。 ある日、異母兄であるアムノンが妹のタマルに乱暴を働き、アブサロムは激怒しました。その事を...
聖書

聖フロリアンの絵画13点。火炙りされて川に沈められた、消防を司る軍司令官の聖人

聖フロリアン(聖フロリアヌス)はローマ帝国時代の聖人です。 現在のドイツ・バイエルン地方の軍司令官であった彼は、消防団も率いていました。帝国側はキリスト教の崇拝を辞めさせる為にアキリヌスを送り出しました。アキリアヌスはローマの神々の信仰を強...
聖書

旧約聖書エステル記の絵画13点。ハマンの陰謀からユダヤ人を救ったペルシャの妃

エステル記は旧約聖書の一つで、ペルシャの妃となったユダヤ人エステルが知恵を使って民族を守る物語です。 モルデカイの養女エステルは、父の勧めによりペルシャ王アハシュエロス(クセルクセス1世)の後妻に選ばれる事になりました。王はアガグ人(古代パ...
新約聖書

マグダラのマリアの悔悛の絵画13点。己の罪を反省する聖女を描いた、人気の主題

マグダラのマリアは自らの罪を悔い改め、キリストに付き従った聖女です。 キリストが磔刑され、三日後に復活して天へと昇った後、彼女は兄のラザロと姉のマルタと一緒にフランスのマルセイユへと渡りました。そこで布教活動を行い、晩年には洞窟で隠遁生活を...
新約聖書

使徒ヨハネの絵画14点。十二使徒であり福音書記ともされる、キリストの愛弟子

使徒ヨハネは新約聖に登場するキリストの弟子です。十二使徒の一人であり、洗礼者ヨハネと区別する為に「使徒」や「福音記者」などの肩書きを付けています。 彼は兄のヤコブと一緒にガラリヤで漁師を営んでいましたが、キリストと出会って弟子となりました。...
新約聖書

マグダラのマリアの絵画13点。罪を悔悛しイエス・キリストと共に歩んだ愛深き聖女

マグダラのマリアは新約聖書に登場する、キリストに付きそう聖女です。聖母マリアと混同を避ける為、出身地を前に冠してマグダラのマリアと呼んでいます。 一説にはキリストの友であるラザロとマルタの姉妹とされています。富と美貌によって快楽に溺れ、「罪...
中世・ルネサンス

キリストの五つの傷 (聖痕) の絵画14点。救済の概念を絞りすぎてシュールな姿に

中世時代において、宗教画は「リアルであってはならない」ものでした。 現世に生きる私達が、神聖なるキリストや神、聖人達を表現できる訳がない、聖なる存在を現実的に描くのは冒涜的である、という理由からです。それ故、中世の作品は象徴性が重視され、ヘ...
聖書

キリストの十字架降下の絵画13点。救世主の死に嘆き悲しむ二人のマリアと信者達

キリストの十字架降下は、磔刑されたキリストを降ろし、悲しんでいる主題の事を指します。 アリマタヤの町にヨセフという人がいました。彼はキリストの遺体を引き取らせて欲しい、とローマ帝国の総督ピラトに頼んだのです。その他の正しい人達もキリストの為...
聖書

キリストの磔刑の絵画13点。十字架に釘で磔にされ、処刑される悲痛なる救世主の姿

キリストの磔刑は、救世主イエスが磔にされて処刑されてしまう場面を表したものであり、キリスト教の中で一番重要なシーンと言えます。 イスカリオテのユダに裏切られ、ユダヤ教の司祭達に捕らえられてしまったキリスト。一方的に裁判に掛けられ、死罪判決と...
聖書

イスカリオテのユダの絵画14点。キリストを銀貨30枚で売った裏切者の悲しき人生

イスカリオテのユダはキリストを銀貨で売ったとされる、キリスト教最大の裏切者と知られている者です。他にもユダと言う名の者がいる為、出身地カリオテからとって「イスカリオテのユダ」と呼ばれています。 「マタイの福音書」によると、ユダは十二使徒の一...
新約聖書

聖カタリナの神秘の結婚の絵画13点。聖母に導かれ、イエス・キリストと結婚した聖女

アレクサンドリアの聖カタリナは(287-305年)は「十四救難聖人」に数えられ、イエス・キリストと結婚した聖女とされています。 アルメニア王の娘として生を受けた彼女は、周囲の者から結婚して欲しいと催促されても頑なに拒否していました。カタリナ...
聖書

アレキサンドリアの聖カタリナの絵画14点。車輪の拷問器具を壊した知的な聖女

アレクサンドリアの聖カタリナ(287-305年)は「十四救難聖人」に数えられる聖女です。シエナの聖カタリナという同名の聖女がいる為、アレクサンドリアと出身地を前に付けて区別しています。 アルメニア王の娘として生まれた彼女は最高の教育を受け、...
聖書

よきサマリア人の絵画13点。永遠の命や隣人愛とは何かを問う、キリスト教のたとえ

「よきサマリア人のたとえ」は新約聖書のルカの福音書に記されている、キリストが語った永遠の命や隣人愛に関するたとえ話です。 ある日の事。律法学者はキリストを試してみようと、「何をしたら永遠の命が得られるのですか?」と問い掛けました。それに対し...
中世・ルネサンス

祭壇画の開閉した全貌はこちら。ゲントやイーゼンハイム、最後の審判などの外側

中世ルネサンス時代に多く製作され、美しく教会や修道院を飾った祭壇画。 二連、三連、多翼型と色々祭壇画にも種類があります。翼状になった祭壇画は畳むことができ、ミサを行っていない時間は閉じられていたそうです。もちろん閉じられた部分にも絵が描いて...
聖書

ドラゴン(竜)の絵画13点。西洋では邪悪な怪物として、聖者や英雄に虐められる存在

東洋では古来より“神の使い”とされ、信仰の対象ともなっているドラゴン(竜)。 現代の創作物語においてもドラゴンは神聖な存在とされ、主人公の願いを叶えたり、その背中に乗せたりします。敵として出て来たとしても、ボスレベルでかなり強い設定となって...
聖書

キリストの嘲笑の絵画15点。囚われの救世主は、民衆に野次られ攻撃されてしまう

「キリストの嘲笑」は、民衆たちによって嘲笑されるキリストを描いた作品を指します。 裏切者ユダによってキリストは逮捕され、懐疑の目を向ける民衆たちの前に晒られてしまいます。大司祭に「お前が神の子ならば奇跡を起こしてみせよ」と言われ、「嘘なんだ...
聖書

ヤコブとエサウの絵画15点。旧約聖書の双子の兄弟は、長子権が原因で仲違いする

エサウとヤコブは、旧約聖書の「創世記」に登場する双子の兄弟です。 父はイサク、母はリベカで、父は狩りを得意とするエサウを可愛がり、母は羊の世話をするヤコブを可愛がっていました。本当なら兄であるエサウが長子の権利を得るはずでしたが、エサウは空...
聖書

ギデオンの絵画14点。旧約聖書の士師記に現る、神の導きでイスラエルを救った者

ギデオンは旧約聖書の「士師記」に登場する、イスラエルを救ったヘブライ人の指導者です。 イスラエルは40年間平和であったものの、人々が神をないがしろにするようになりました。すると、ミディアン人が攻めてきて征服してしまったのです。イスラエルの人...