メメント・モリ -西洋美術の謎と闇- | ページ 4 | ダークサイドの西洋美術にまつわる絵画をご紹介
イベント

セントレアのクリマ41に「めめんと・もり」が出店します!怪物だらけ雑貨の概要は?

宣伝失礼いたします。管理人がひっそりと経営している、怪物専門のネットショップ「「めめんと・もり -美術と神話の不思議かいぶつ雑貨-」。 2019年12月1日(日)の一日限定で、常滑のセントレア近くの国際展示場で開催される、ハンドメイドイベン...
ギリシャ神話

ポセイドン(ネプチューン)の絵画13点。三又の矛を操り大海原と大陸を司る荒々しき神

ポセイドンは海や地震、泉などを司るギリシャ神話の神です。ローマ神話ではネプチューンと呼ばれ、オリュンポス十二神の一人。クロノスとレアの子であり、ハデスの弟、主神ゼウスの兄とされています。 高い地位を持つポセイドンは海と大陸を支配し、最大の武...
展覧会

カラヴァッジョ展 in 名古屋市美術館へ行ってきました!感想や混雑状況はいかに?

2019年10月26日(土)~12月15日(日)まで、名古屋市美術館で開催されている「カラヴァッジョ展」へ行ってきました! 出展された作品は45点。いずれもイタリアのバロックの礎を築いた巨匠カラヴァッジョにゆかりのある作品となります。彼自身...
歴史

オアンネスに関する絵画12点。アダパやダゴンと繋がる、文明を伝えた半人半魚の神

オアンネスは紀元前300年頃のベロッソス著の歴史書「バビロニア誌」に言及された、半人半魚の神です。 オアンネスの起源はメソポタミア神話にあります。アッシュールなどから出土された紀元前14世紀頃の銘板の欠片に、七賢人(アプカルル)の神話が彫ら...
古典文学

ティアナのアポロニウスの絵画13点。ラミアを退散させたピタゴラス派の伝説的魔術師

小アジアのティアナ(現在のトルコのカッパドキア)出身のアポロニウスは、イエスとほぼ同時代に生きたとされる哲学者です。 哲学者は魔術に秀でていた者もいたようで、三平方の定理でおなじみのピタゴラスも前世の記憶を持ち、テレポーテーションや予言を行...
新約聖書

聖人の法悦の絵画14点。天使やキリストに遭遇する幻視をした者に生じる恍惚感

法悦(ほうえつ)は、宗教の教えを聞いたり、信仰することで心に喜びを感じることです。陶酔感や恍惚感をもたらすこともあります。 天使やイエス・キリストの幻視に遭遇した際、何名かの聖人は法悦を体験したとされています。代表的なのは聖テレジアという聖...
北欧神話

ワイルドハントの絵画11点。北欧神話のオーディンを起源とする天翔ける軍勢

ワイルドハントは、狩猟犬を連れ馬にまたがった狩猟者の集団が大挙して大空を駆けてくるという、西洋に伝わる伝承です。 ワイルドハントは秋から春にかけて嵐を引き連れて出現し、疫病や戦争を前兆しているとされていました。その姿を間近に見た者は死に、更...
新約聖書

カナの婚礼の絵画13点。婚宴の場で水を葡萄酒に変えた、イエス・キリストの初奇跡

カナの婚礼(カナの婚宴)は、ヨハネの福音書に記されているイエス・キリストの最初の奇跡の物語です。 故郷ガリラヤのカナの地で、キリスト一行は婚礼の祝宴に招かれます。結婚するのは聖母マリアの姉妹の息子。マリアは忙しく準備を行います。宴も過ぎて来...
ギリシャ神話

バッカス祭(バッカナール)の絵画13点。呑んで踊って酒神を祀り、豊穣を祝う催事

バッカス祭(バッカナール)は、酒の神バッカス(デュオニソス)を祀る豊穣を司る祝祭です。 古代ギリシアでは酒神に扮した者を中心にして、50名程の踊り手が輪舞を踊って収穫を祝っていました。豊穣を祝う祭りはギリシア全土にひろまるにつれ、滑稽劇や秘...
歴史

占い師の西洋絵画14点。手相やカードで運勢を占う、胡散臭い雰囲気をまとう者達

未来や運勢などを、道具や事象を使って判断しようとする行為である「占い」。古代ギリシャやローマでは占いは神の御告げとされ、占いで出た結果は絶対だと考えられていました。占いに逆らって行動し、その者が死んだ場合は「神の意志に反したからだ」と恐れら...
新約聖書

聖パウロ(サウロ)の絵画13点。キリストを幻視した奇跡により改心し、殉教した聖人

聖パウロは1世紀頃に生きたキリスト教の迫害者でしたが、幻視の奇跡により改心した聖人です。ユダヤ名はサウロで、新約聖書の著者の一人とされています。 新約聖書の「使徒行伝」によると、サウロ(パウロ)はエルサレムのラビ(宗教指導者)の元で学び、熱...
中世・ルネサンス

黄金の子牛の像の絵画13点。神を象るなとモーセが怒り狂った偶像崇拝の象徴

黄金の子牛は、イスラエル民族によって作られたとされる旧約聖書に登場する像です。 「出エジプト」によると、モーセはシナイ山で神託を受ける為、40日間こもっていました。残されたイスラエルの民たちは「モーセは死んだのではないか」と思うようになり、...
ギリシャ神話

サイクロプス(キュクロプス)の絵画12点。狂暴だとしても美女に恋する一つ目の巨人

サイクロプス(キュプロクス)はギリシャ神話に登場する、一つ目の巨人の種族です。 天空神ウラノスと地母神ガイアの間よりサイクロプス族は生まれましたが、父の手で奈落タルタロスに落とされてしまいます。神々の大戦ティタノマキアの際にゼウス達によって...
中世・ルネサンス

頭足人グリロスの彩飾写本13点。頭と手足と獣が合体したシュールな怪物【第二弾】

頭と足が合体したような怪物のことを指す、グリロス(頭足人)。 頭と足でなくともグリロスと呼ばれる者もおり、厳密に言えば頭部を色々なパーツと組み合わせて作る怪物とされています。グリロスはギリシア・ローマ時代の玉石彫刻から発生したと言われており...
聖人

聖ルカの絵画14点。福音書を手掛け聖母マリアを描いたとされる画家の守護聖人

聖ルカは、新約聖書の「ルカによる福音書」と「使徒列伝」の作者とされる聖人です。 「コロサイ書」や「ルカによる福音書への反マルキオン的序文」には「職業は医者」と記述があり、彼の職業は医者と考えられてきました。その為、聖ルカは医者や薬剤師の守護...
歴史

歯医者の絵画12点。痛がる患者の歯をペンチ等で抜いて治療する、やぶめいた者達

キュイーンと鳴り響く高音。歯に当たる振動と鈍い痛み。何をされているのかが見えない恐怖。うっすらとした血の味・・・。「歯医者は嫌い!行きたくない!」という人は多いのではないでしょうか。かく言う私もできる事なら行きたくありません^^; 技術や麻...
中世・ルネサンス

凶悪な兎の彩飾写本13点。弱者の兎が人や猟犬を攻撃するシュールな逆転復讐劇

二つの長い耳がぴんと立ち、もふもふとした愛らしい姿をした兎。 古代の時代より兎は狩られる運命にある動物でした。自然世界と人間社会、いずれにおいても兎は格好の獲物とされ、肉食獣や狩猟犬、人間の武器に追われて逃げ回るばかりでした。食物連鎖の位置...
新約聖書

マルタとマリアの絵画14点。懸命なおもてなしとイエス・キリストのお話の優先順位

マルタとマリアは新約聖書に登場する姉妹で、おもてなしをせずにキリストの話を聞くマリア(聖母やマグダラのマリアとは別人)に、マルタが不満に思ってキリストに諭される物語です。 ある日、キリスト一行はとある村で姉妹がいる家に迎え入れられました。マ...
ギリシャ神話

ゼウスとエウロパの絵画13点。白い牡牛に化けた最高神にさらわれていった美女

エウロパ(エウロペ)はギリシャ神話に登場する、牡牛に変身したゼウスにさらわれてしまった美女です。 テュロスの王女であるエウロパは、ある日侍女と共にお花を摘んでいました。そこに現れたのは白い立派な牡牛。それはエウロパを狙うゼウスが変身した姿で...
歴史

決闘(一騎打ち)の絵画13点。プライドや愛を守るため、命運を賭けた二者の激闘

決闘は決められたルールのもと、二人が武器を使って命を賭けて戦い合うことです。 はじまりはゲルマン民族の伝統とされており、6世紀頃には制度となっていました。法律では解決できなかった事件や、名誉挽回の為に決闘を申し込んだのでした。時代や国により...